無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
医療経済学 単行本 – 1998/10/1
漆 博雄
(編集)
- ISBN-104130421050
- ISBN-13978-4130421058
- 出版社東京大学出版会
- 発売日1998/10/1
- 言語日本語
- 本の長さ288ページ
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
医療経済学を専門とする経済学者たちが、経済学のロジックを用いて医療問題を解説した本格的なテキスト。日本の医療保険制度と国民医療費、医師誘発需要、医療サービスの経済的評価などについて考察する。
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (1998/10/1)
- 発売日 : 1998/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4130421050
- ISBN-13 : 978-4130421058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 906,753位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,366位医学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
修士論文(MBA課程)を書く前に、参考にさせていただきました。医療特有の仕組みや構造を経済学の視点からわかりやすく解説されているので、その知識習得がきっちりとできました。また、医療に対する問題点・課題をなんとか探し出してみようと意識しながら読み進めていくと、論文のテーマが浮かんできました。何回も読み返すことができる数少ない本だと思います。線を引いたり、付箋を貼ったり、いつも持ち歩いているので、ボロボロになってきました。
2009年3月31日に日本でレビュー済み
既に発刊より10年以上たっていますが、今も医療経済学の代表的な
テキストであると思います。内容は標準的で過不足がないと思います。
テキストであると思います。内容は標準的で過不足がないと思います。
2007年1月30日に日本でレビュー済み
医療をめぐる様々な問題について、その資源配分の問題を中心に、経済学の理論を使ってアプローチする書物である。その扱う内容は、医師誘発需要、医療保険、介護保険、医療技術の進歩の影響、病院の市場行動、参入規制についての評価、医療スタッフの労働市場、医療サービスの経済的評価など、多岐にわたっている。医療はもちろん金銭的にのみ評価しうるものではないが、近年医療費の伸びの抑制が政策上の課題になっていることや、資源が限られていること等を考えると、その効率性について考えないわけにはいくまい。本書によって、医療に非効率が存在しているか、存在しているとすればどこにそれが存在するかについての「考え方」を我々は得ることができる。
本書は、経済学を専門にしていない人をも対象にしているため、数式はあまり多用されず、説明において図やグラフが多用されており、直感的理解を助けてくれる。また、前提となる経済学の考え方や用語についての簡単な説明もあり、大変親切であると感じた。高度な内容だが、このように初学者でも理解できるような配慮がなされている。ただし、そうはいっても、特にミクロ経済学について、知識が全くのゼロの状態から本書に挑んでも、おそらく理解は困難だろう。
本書が出版されたのは1998年だが、それから日本の医療政策はかなり変化している。その変化を踏まえた改訂がなされることを、本書が良書であるためになおいっそう強く望むが、編者を含む執筆者数人が故人となってしまっているために難しいかもしれない。しかし、であるからといって、それは本書の価値をいささかも減じさせるようなものではない。本書のような経済学者たちが執筆した本格的かつ高度な医療経済学の教科書は我が国には他にほとんどなく、医療の問題について冷静に語ろうとするのであれば、本書に書かれた内容について理解していることは必須であると思われる。
本書は、経済学を専門にしていない人をも対象にしているため、数式はあまり多用されず、説明において図やグラフが多用されており、直感的理解を助けてくれる。また、前提となる経済学の考え方や用語についての簡単な説明もあり、大変親切であると感じた。高度な内容だが、このように初学者でも理解できるような配慮がなされている。ただし、そうはいっても、特にミクロ経済学について、知識が全くのゼロの状態から本書に挑んでも、おそらく理解は困難だろう。
本書が出版されたのは1998年だが、それから日本の医療政策はかなり変化している。その変化を踏まえた改訂がなされることを、本書が良書であるためになおいっそう強く望むが、編者を含む執筆者数人が故人となってしまっているために難しいかもしれない。しかし、であるからといって、それは本書の価値をいささかも減じさせるようなものではない。本書のような経済学者たちが執筆した本格的かつ高度な医療経済学の教科書は我が国には他にほとんどなく、医療の問題について冷静に語ろうとするのであれば、本書に書かれた内容について理解していることは必須であると思われる。