本来アルゼンチンで他のアリと共存していたアルゼンチンアリは人類の貿易品に交じって世界中に拡がった。1つのコロニーに複数の女王アリを持つ、女王アリをどんどん更新する、こうした繁殖戦略で他のアリを駆逐し席捲する。1つの国では数百kmのスーパーコロニーを作る。海を隔てた国々にも同一集団が繁殖し、これをメガコロニーと言う。でも、メガコロニーは人類との共同作業に過ぎない。
それでもこのアリの防除をする人たちがいる。憎しみの対象ではないアリを撲滅する技術の開発。待てよ、スーパーコロニーもメガコロニーも人類そのものではないか。
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アルゼンチンアリ: 史上最強の侵略的外来種 単行本 – 2014/3/20
田付 貞洋
(編集)
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「史上最強の侵略的外来種」といわれるアルゼンチンアリ――南米を原産地とするそのアリは、なぜ急速に世界中へ拡がったのか、生態系を攪乱する特殊な生態とはなにか、さらに効果的な防除法はあるのか……最前線で研究に取り組む研究グループによる日本で初めてのアルゼンチンアリの専門書。
- 本の長さ331ページ
- 言語日本語
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2014/3/20
- ISBN-104130602241
- ISBN-13978-4130602242
商品の説明
著者について
田付貞洋:東京大学名誉教授
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2014/3/20)
- 発売日 : 2014/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 331ページ
- ISBN-10 : 4130602241
- ISBN-13 : 978-4130602242
- Amazon 売れ筋ランキング: - 708,380位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 587位昆虫学
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月12日に日本でレビュー済み
むちゃくちゃエキサイティングな本でしたわ
本来なら同種のコロニーでも別の”氏族”なら戦いになるのだが
アルゼンチンアリについてはそれがない
体表面の物質が同じでみな同じ氏族の出となっており
コロニー同士で対立せずに繁殖をしてしまうのである
そして世界に広がっているコロニーは同じ氏族で
結果として巨大な一つのコロニーに占拠されてるようなものだ
肉とかまで食べるほど悪食であるので家屋への侵入も多いが
アリはアリでアブラムシの甘露を好むのだが
その攻撃性で天敵から護ってしまいアブラムシが増えすぎる問題も
まずは数を減らして害虫から普通の虫へ、という考え方は興味深い
駆除についても色々な手法で限定的ではあるけど成功している
本来なら同種のコロニーでも別の”氏族”なら戦いになるのだが
アルゼンチンアリについてはそれがない
体表面の物質が同じでみな同じ氏族の出となっており
コロニー同士で対立せずに繁殖をしてしまうのである
そして世界に広がっているコロニーは同じ氏族で
結果として巨大な一つのコロニーに占拠されてるようなものだ
肉とかまで食べるほど悪食であるので家屋への侵入も多いが
アリはアリでアブラムシの甘露を好むのだが
その攻撃性で天敵から護ってしまいアブラムシが増えすぎる問題も
まずは数を減らして害虫から普通の虫へ、という考え方は興味深い
駆除についても色々な手法で限定的ではあるけど成功している