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自動人形の城(オートマトンの城): 人工知能の意図理解をめぐる物語 単行本 – 2017/12/18
川添 愛
(著)
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『白と黒のとびら』『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』の著者が描く
「人工知能」と「人間の言葉」をめぐる新たなストーリー
勉強ぎらいでわがままな11歳の王子。彼の浅はかな言動がきっかけで、邪悪な魔術師により城中の人間が人形に置き換えられてしまった。その絶望的な状況に王子はどう立ち向かうのか? そして、城の人たちは無事帰還することができるのか? 「人工知能」と「人間の言葉」をテーマとして、『白と黒のとびら』『精霊の箱』の著者が創作する新たな世界。
【本書「解説」より】
本作は「意図の理解」を中心に、人と機械、また人と人とのコミュニケーションにおける「意味理解の先にある課題」を主なテーマとしました。この課題を明確に描くために、本作では「人間の言葉の意味を理解し、人間の命令を実行する人形が存在する世界」を設定しています。本作の「人形」は、現実世界ではまだ実現されていないレベルの意味理解能力を持つロボットです。人形たちは、単語の意味や文の意味を理解し、さまざまな命令を聞き、さまざまな状況で動くことができます。そういった機械が存在する世界でも、「意図理解の難しさ」、中でも「言われたことを実行することの難しさ」が、解決すべき課題として存在します。本作は完全なフィクションですが、提示したそれぞれの課題は、自然言語による命令を受け、それを実行する機械を実現しようとするならば、多かれ少なかれ、避けては通れない問題です。
【主要目次】
主な登場人物
第1章 絶望と呪い
第2章 人形と猫
第3章 炎と涙
第4章 戦闘と料理
第5章 作戦と作法
第6章 逡巡と決断
第7章 敵と客人
第8章 献身と意志
第9章 贖罪と喜び
解説
1 人間の言語能力
2 言葉による意図理解
3 「言われたとおりに行動する」こと
4 その他の話題
あとがき
【著者好評既刊】
●『白と黒のとびら――オートマトンと形式言語をめぐる冒険』(東京大学出版会、2013年)
●『精霊の箱(上・下)――チューリングマシンをめぐる冒険』(東京大学出版会、2016年)
●『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット――人工知能から考える「人と言葉」』(朝日出版社、2017年)
「人工知能」と「人間の言葉」をめぐる新たなストーリー
勉強ぎらいでわがままな11歳の王子。彼の浅はかな言動がきっかけで、邪悪な魔術師により城中の人間が人形に置き換えられてしまった。その絶望的な状況に王子はどう立ち向かうのか? そして、城の人たちは無事帰還することができるのか? 「人工知能」と「人間の言葉」をテーマとして、『白と黒のとびら』『精霊の箱』の著者が創作する新たな世界。
【本書「解説」より】
本作は「意図の理解」を中心に、人と機械、また人と人とのコミュニケーションにおける「意味理解の先にある課題」を主なテーマとしました。この課題を明確に描くために、本作では「人間の言葉の意味を理解し、人間の命令を実行する人形が存在する世界」を設定しています。本作の「人形」は、現実世界ではまだ実現されていないレベルの意味理解能力を持つロボットです。人形たちは、単語の意味や文の意味を理解し、さまざまな命令を聞き、さまざまな状況で動くことができます。そういった機械が存在する世界でも、「意図理解の難しさ」、中でも「言われたことを実行することの難しさ」が、解決すべき課題として存在します。本作は完全なフィクションですが、提示したそれぞれの課題は、自然言語による命令を受け、それを実行する機械を実現しようとするならば、多かれ少なかれ、避けては通れない問題です。
【主要目次】
主な登場人物
第1章 絶望と呪い
第2章 人形と猫
第3章 炎と涙
第4章 戦闘と料理
第5章 作戦と作法
第6章 逡巡と決断
第7章 敵と客人
第8章 献身と意志
第9章 贖罪と喜び
解説
1 人間の言語能力
2 言葉による意図理解
3 「言われたとおりに行動する」こと
4 その他の話題
あとがき
【著者好評既刊】
●『白と黒のとびら――オートマトンと形式言語をめぐる冒険』(東京大学出版会、2013年)
●『精霊の箱(上・下)――チューリングマシンをめぐる冒険』(東京大学出版会、2016年)
●『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット――人工知能から考える「人と言葉」』(朝日出版社、2017年)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2017/12/18
- 寸法14.9 x 1.8 x 21 cm
- ISBN-104130633686
- ISBN-13978-4130633680
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
勉強ぎらいでわがままな11歳の王子。彼の浅はかな言動がきっかけで、邪悪な魔術師により城中の人間が人形に置き換えられてしまった。その絶望的な状況に王子はどう立ち向かうのか。「人工知能」と「人間の言葉」をめぐる新たなストーリー。
著者について
川添 愛: 作家/元国立情報学研究所特任准教授
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川添/愛
1996年九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。2002‐2008年国立情報学研究所研究員。2008‐2011年津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授。2012‐2016年国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。作家。専門は言語学、自然言語処理。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1996年九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。2002‐2008年国立情報学研究所研究員。2008‐2011年津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授。2012‐2016年国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。作家。専門は言語学、自然言語処理。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2017/12/18)
- 発売日 : 2017/12/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4130633686
- ISBN-13 : 978-4130633680
- 寸法 : 14.9 x 1.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 385,947位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,075位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月6日に日本でレビュー済み
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普段わたしたちがなにげなくしているコミュニケーション。実は本当に難解なことをしているんだなぁと再認識します。またストーリー自体も平易にも関わらず惹きつけられます。オススメです。
2019年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たとえば、日常会話が成立していることの奥深さを知った。
発言文節、それを支える前提、さらにフィードバック、さらなる返答、そういったフレームそれぞれがおりなす文脈で理解できていること、また、理解できていないこと、そして理解出来ている理由と出来ていない理由。
さらに、物語というメタファーを通じて得られることは、前段への意識付けだけでなく、深い理解、洞察を導く、そんな気づきである。
AIだけを切り貼りした議論に疑問を持ち、しかし、それがなぜ無意味感を与えるのかがわからなかった読者に、やはり一筋縄ではいかない、IT技術だけではなく、人間をとりまく全ての科学、いまだ解明されていない自然哲学すべを網羅する難題があることを示し、何がわからなかったのがを理解認識させてくれた。
これより深く見てみたい、という欲求を萎えさせてくれるくらい、広いフィールドを実現できるか、というのが今後のAI進化だとしたら、個人的には、不可能と考える。
なぜなら、造り手は人間であり。
これまでの技術、それこそバベルの塔のような道具としてではなく、自らを代替することのできる存在を生み出すこと、その分母を超える存在を作り出せる、と考えること自体、認識対象にはなり得ない、と考えるのは論理の飛躍だろうか?
発言文節、それを支える前提、さらにフィードバック、さらなる返答、そういったフレームそれぞれがおりなす文脈で理解できていること、また、理解できていないこと、そして理解出来ている理由と出来ていない理由。
さらに、物語というメタファーを通じて得られることは、前段への意識付けだけでなく、深い理解、洞察を導く、そんな気づきである。
AIだけを切り貼りした議論に疑問を持ち、しかし、それがなぜ無意味感を与えるのかがわからなかった読者に、やはり一筋縄ではいかない、IT技術だけではなく、人間をとりまく全ての科学、いまだ解明されていない自然哲学すべを網羅する難題があることを示し、何がわからなかったのがを理解認識させてくれた。
これより深く見てみたい、という欲求を萎えさせてくれるくらい、広いフィールドを実現できるか、というのが今後のAI進化だとしたら、個人的には、不可能と考える。
なぜなら、造り手は人間であり。
これまでの技術、それこそバベルの塔のような道具としてではなく、自らを代替することのできる存在を生み出すこと、その分母を超える存在を作り出せる、と考えること自体、認識対象にはなり得ない、と考えるのは論理の飛躍だろうか?
2022年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語を通して人間はいろんな前提をおいてコミュニケーションしているんだなぁという雰囲気がわかりました。物語のストーリーとしては普通くらいです。
2018年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後半の息を呑むストーリー展開に、私にはやや退屈だった前半も必要なことに気づきました。意図を伝えること、読みとることの難しさ。これからの時代を生きる、私たちが考えるべきことが示されています。
2019年7月2日に日本でレビュー済み
人工知能(あるいはコンピュータ)と人間の関係性をファンタジーで例えた物語です。
ある日、過ちで城の人間を人形に変えてしまった王子と同じく猫の姿に変えられた魔法使いの家臣が主人公として、人形に城の仕事をさせようと奮闘する姿が書かれています。
「パンを焼け」という命令の解釈一つとっても、人間なら焼き上がりのパンをイメージしてパンを焼くところを、人形は文字通り「パンを焼いて」、炭になるまで焼き続けたりします。
基本的に人形は融通がきかず、命令をただその字面どおりに受け取ることしかできず、おかしな結果を生んでしまいます。
現実の人工知能がかかえる問題をうまくファンタジーに昇華させていて、面白かったです。
またわがままだった王子が人形や自分が魔法で変えてしまった猫との関係を通じて、罪悪感を乗り越え、人間として成長していく姿が物語としても、楽しめます。
ある日、過ちで城の人間を人形に変えてしまった王子と同じく猫の姿に変えられた魔法使いの家臣が主人公として、人形に城の仕事をさせようと奮闘する姿が書かれています。
「パンを焼け」という命令の解釈一つとっても、人間なら焼き上がりのパンをイメージしてパンを焼くところを、人形は文字通り「パンを焼いて」、炭になるまで焼き続けたりします。
基本的に人形は融通がきかず、命令をただその字面どおりに受け取ることしかできず、おかしな結果を生んでしまいます。
現実の人工知能がかかえる問題をうまくファンタジーに昇華させていて、面白かったです。
またわがままだった王子が人形や自分が魔法で変えてしまった猫との関係を通じて、罪悪感を乗り越え、人間として成長していく姿が物語としても、楽しめます。
2017年12月17日に日本でレビュー済み
『白と黒のとびら』『精霊の箱』(東京大学出版会)、そして『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』(朝日出版社)と、立て続けにヒット作を生んでいる川添愛。その最新作が早くも登場だ。
『白と黒のとびら』と『精霊の箱』は、「魔法使いに弟子入りした少年が苦難を乗り越えながら成長していく物語」をとおして、オートマトンと形式言語、そしてチューリングマシンについて学ぶという内容であった。それに対して『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』は、動物たちが繰り広げるドタバタ劇をとおして、人工知能のテクニックと自然言語処理に伴う困難を解説している。そして、今回の本『自動人形の城』である。今回の舞台は、魔術や不思議な人形が存在する幻想的な世界。また、扱っているテーマは「人工知能の意図理解」で、『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』の延長線上にあるものだ。この舞台設定とテーマだけで、これまでの著作のファンにとってはよだれが出てしまうところだろう。
そして、今作もまた期待を裏切らない出来となっている。ストーリーについてここで詳しくは語らないが、とりわけ終盤の展開は圧巻の一言だ。話者の視点がテンポよく変わり、それぞれの視点から照らすことで話の筋がより鮮明に浮かび上がってくる。また、中盤までの何気ないやりとりやエピソードが、ここぞというところできれいに回収されていく。冗談ではなく、わたしは最後の3章を読んでいて、その痛快さと構成の巧みさに全身に鳥肌が立ってしまったほどだ。
この1年2か月の間で3つの作品を上梓している著者。それでいながら、それぞれの作品のクオリティはまったく落ちていない。一読者として、その尽きない才能にただただ驚嘆するばかりである。そして毎度のことながら、一読者として次の作品を楽しみに待ちたい。
『白と黒のとびら』と『精霊の箱』は、「魔法使いに弟子入りした少年が苦難を乗り越えながら成長していく物語」をとおして、オートマトンと形式言語、そしてチューリングマシンについて学ぶという内容であった。それに対して『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』は、動物たちが繰り広げるドタバタ劇をとおして、人工知能のテクニックと自然言語処理に伴う困難を解説している。そして、今回の本『自動人形の城』である。今回の舞台は、魔術や不思議な人形が存在する幻想的な世界。また、扱っているテーマは「人工知能の意図理解」で、『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』の延長線上にあるものだ。この舞台設定とテーマだけで、これまでの著作のファンにとってはよだれが出てしまうところだろう。
そして、今作もまた期待を裏切らない出来となっている。ストーリーについてここで詳しくは語らないが、とりわけ終盤の展開は圧巻の一言だ。話者の視点がテンポよく変わり、それぞれの視点から照らすことで話の筋がより鮮明に浮かび上がってくる。また、中盤までの何気ないやりとりやエピソードが、ここぞというところできれいに回収されていく。冗談ではなく、わたしは最後の3章を読んでいて、その痛快さと構成の巧みさに全身に鳥肌が立ってしまったほどだ。
この1年2か月の間で3つの作品を上梓している著者。それでいながら、それぞれの作品のクオリティはまったく落ちていない。一読者として、その尽きない才能にただただ驚嘆するばかりである。そして毎度のことながら、一読者として次の作品を楽しみに待ちたい。