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連戦連敗 単行本 – 2001/9/3
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あの名講義が帰ってきた! 東京大学大学院で行われた稀代の建築家による最新講義を集成。世界を相手にコンペ(設計競技)を闘い、そのなかで学び、考えてきたこと。安藤作品が生まれる瞬間を、みずからがヴィヴィドに語る。あの『建築を語る』(99年刊)に続く比類なき建築論。図版多数。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2001/9/3
- ISBN-104130638041
- ISBN-13978-4130638043
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商品の説明
出版社からのコメント
東京大学大学院で行われた稀代の建築家による最新講義を集成.
〈主要目次〉
序 創造は,逆境の中でこそ見出される
第1講 建築は闘いである
第2講 新旧を衝突させる――都市・建築を保存と再生
第3講 産廃の島から未来へ――環境と建築
第4講 昨日を超えて,なお
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2001/9/3)
- 発売日 : 2001/9/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 232ページ
- ISBN-10 : 4130638041
- ISBN-13 : 978-4130638043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,049位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1941年大阪生まれ。建築家。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。1979年、「住吉の長屋」で日本建築学会賞受賞。イエール大学、コロンビア大学、ハーバード大学の客員教授を務める。1997年から東京大学教授、2003年から同大学名誉教授。日本芸術院賞(1993年)、プリツカー賞(1995年)、国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル(2005年)など受賞多数。2010年、文化勲章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『TADAO ANDO Insight Guide 安藤忠雄とその記憶(ISBN-10: 406218298X)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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少し踏み込んで、都市論、建築と言う観点で見ると
パリの文化戦略
は、特に学ぶところが多くありました。
・ナポレオン3世の第二帝政の時代
・アンドレ・マルロー(文化大臣)によるマルロー法(歴史的街区の保存明文化)
・ポンピドゥセンターとミッテラン大統領が結実させたグラン・プロジェ(ルーヴル美術館)
これらは、特にフランスの文化力と国力を物語る戦略です。その延長線上に、安藤氏によるブルス・ドゥ・コメルス(現代美術館)が2021年、パリに完成したことを思うと、まさに連敗の中、それを糧とし勝利した氏の「魂」を感じるところです。美術館の中心部は、作品を陳列することなく、鑑賞者本人が自己と対峙する場所とした、つまり、問いかけである今世紀の藝術の本質と言えるものだと思います。
日曜美術館(2022/11/20)で、安藤忠雄さんを紹介していました。負けても立ち上がり光のもとに懸命に生き、魂として生きるべく努める氏の姿が映し出されていました。
切り開いていく勇気と持続力
暴走族で行け、そして自決する
それで良いじゃないですか。
そう言う人がたまには必要です。
と番組では語られていました。
連戦連敗ながら、自らが挑戦し実現していく、氏の言葉は、勇気を与えてくれるものです。
少しでも良い社会を後世に残していこう。
建築を通じて人を育てる、街を通じて社会が育まれる。そのためには強い魂を持たねばならない。負けても立ち上がる力を養わねばならない。安藤氏の通底したメッセージを感じ得ることができる書籍だと思います。
ぜひ、手に取ることをおすすめします。
たたき上げの人はやっぱり本物で違うなと思えた本です。
建築本には、
・建築家の伝記
・建築論
・建築集
があるかと思いますが、「建築を語る」が自作を中心に建築家の生き方を解説したものであったのに対し、本書はタイトルにもある通り、「コンペに出ても連敗を続けながらも挑戦する姿」とともに、そのコンペにこめた著者の思いが描かれていますので、建築論の面が強いかと思います
で、個人的には、安藤忠雄氏は、「建築家としての天才」以上に「生き方の天才」の側面が強いと思いますので、2冊を比べると、「建築を語る」の方が面白かったです
また、本書の刊行当時、「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞を取られた後だっただけに、タイトルから「あのANDOでも、コンペで負けるの」と思ったのも今となっては懐かしい思い出です
ーといっても、コンペで争ったメンツを見ると、負けることもあるなあという錚々たるメンバーが揃っていますが
というわけで、今となっては貴重になった安藤氏の東大教授時代、学生に語った貴重な語録が読める本です
この本は落選したコンペを主に振り返るという、普通ではない内容だが、負けても負けてもまた本気で次のコンペを闘うという姿勢に心を打たれる。
安藤忠雄の作品を最初に体験したのは中学生の頃、京都のタイムズビルだった。その立体的な導線と、街の中にまた街があるような不思議な空間に感動した。また、他の作品もだが、その敷地の範囲を超越した空間的、時間的広がりを包含しているのも安藤忠雄の作品の魅力だと思う。
この本ではそういう安藤忠雄の建築に対する哲学、他の建築家の作品や歴史的建築に対する安藤さんの視点を見ることができる。
あとがきにある、
「どれだけ力を尽くしたところで、大抵の場合は報われない。だが、挑戦は決して無駄ではなかったと思っている。(中略)モノをつくる、新たな価値を構築するという行為の大前提が、この戦い、挑戦し続ける精神にあるように思う。」
「大抵の人間は、この苦難のときを耐え切れずに終わってしまう。しかし、ル・コルビュジエもカーンも、決して諦めなかった。妥協して生きるのではなく、戦って自らの思想を世に問うていく道を選んだ。与えられるのを待つのではなく、自ら仕事を作り出していこうとする、その勇気と行動力こそ、彼等が巨匠といわれる所以なのである。」
Exactly!