アイルランド好きにとっては最上の本の一つだろうと思う。
アイルランド人によくあるstory tellingそのままに、著者のアイルランドでの体験をパブで居合わせた友人に語るような文章。
アイルランドに留学するとこのようなアイルランド人の語り口を学べるとなると、全てのコミュ障日本人はアイルランドに留学したほうが良い。
アイルランド文化の機微を説明するところは興味のない人にとっては読むのがつらいかもしれない。
けれど、結構しっかり書かれている。
個々に興味を持てるか(持ってるか)どうかでこの本の評価は大きく分かれるだろう。
音楽文化について重点的に描かれた本ではあるが、アイルランド伝統音楽に於いて音楽は人間から離れたものではなくて、各人の生き様と同義である。
ということで、伝統音楽界隈に生きている人を筆写しようと思うと、どうしても文章では伝えづらい音楽の説明をせざるを得ない。
アイルランドでの社交様式の一端まで学べる数少ない本のひとつ。
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アイルランドのパブから (NHKブックス 834) ペーパーバック – 2003/4/24
栩木 伸明
(著)
その他
- 本の長さ297ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2003/4/24
- ISBN-104140018348
- ISBN-13978-4140018347
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
演劇、詩、絵画、写真、音楽、映像、伝承、うわさ。アイルランドのさまざまな声の文化の現在を生け捕りにし、言語、伝統音楽などその現代的意義と肉声の持つ身体性について考える。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2003/4/24)
- 発売日 : 2003/4/24
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 297ページ
- ISBN-10 : 4140018348
- ISBN-13 : 978-4140018347
- Amazon 売れ筋ランキング: - 619,918位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 275位ヨーロッパの地理・地域研究
- - 1,081位ワールドミュージック
- - 1,161位ワールド楽譜・スコア・音楽書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月12日に日本でレビュー済み
2011年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
栩木氏の文章を他の場所で読み、「読みやすいのに、旅情を誘ういい文章だな」と思い、比較的安価で、旅情を満喫できそうな本書を手にとりましたが。。。。
すみません、どこも面白くなかったです。友人のブログを読んでいるようで。。。お金を出してまで読むほどの文章に思えませんでした。
僕自身がアルコールを呑まない、タバコもやらない、楽器も引けない人間だからでしょうか??
アシルランド文化を理解するには僕の知識と経験は浅すぎたようです。
ということで★二つです。
すみません、どこも面白くなかったです。友人のブログを読んでいるようで。。。お金を出してまで読むほどの文章に思えませんでした。
僕自身がアルコールを呑まない、タバコもやらない、楽器も引けない人間だからでしょうか??
アシルランド文化を理解するには僕の知識と経験は浅すぎたようです。
ということで★二つです。
2002年2月16日に日本でレビュー済み
本当に読み易い本です。親しみ易い文体で書いてあるので本当に楽しめるのです。アイルランドのパブについて臨場感たっぷりに書かれていて、自分も著者とともにパブでグラスを傾けながらパブを味わえる、そんな本です。
「声の文化の現在」という一見難解そうな副題を、分かり易く親しみ深く、且つ「声の文化」について体験を通して深く綴っていて、エッセイというには日記臭く、日記というには中身が濃く・・・・・とにかく面白いです!!
思わず「ワン・パイント・オブ・ギネス、プリーズ!!!」とカウンターに乗り出したくなりますよ。
「声の文化の現在」という一見難解そうな副題を、分かり易く親しみ深く、且つ「声の文化」について体験を通して深く綴っていて、エッセイというには日記臭く、日記というには中身が濃く・・・・・とにかく面白いです!!
思わず「ワン・パイント・オブ・ギネス、プリーズ!!!」とカウンターに乗り出したくなりますよ。