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三番手の男: 山内一豊とその妻 単行本 – 2005/10/1

4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2005/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 258ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4140054867
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140054864
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 4個の評価

著者について

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童門 冬二
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童門冬二(どうもん・ふゆじ)

作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。

第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。

在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。

著書に『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂(※)本竜馬「自分」を大きくする法』(以上三笠書房刊、※印《知的生きかた文庫》)、『小説上杉鷹山』ほか多数ある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年1月31日に日本でレビュー済み
『功名が辻』という題名は説明がないと、含蓄がありすぎて主題が不分明であるが、本書タイトルは説明不要で、そっけないけれどよく分かる。本文209ページに次のような一節がある。

 主人の羽柴秀吉や明智光秀たちが信長が設定した長距離マラソンのトップグループにいるのなら、織田家の宿将や今ここにいる蜂須賀・生駒などの秀吉の“黄母衣衆”たちは二番手を走っているかもしれない。

「しかしおれは二番手でもない。はるかに後方から行く三番手だ」

 一豊はそう自覚した。

(それでいい。おれはおれの道を行くまでだ)

とはっきり心を決めた。

 ここで言う「おれはおれの道」については、本書末尾に次のように鮮やかに、分かり易く述べられていて、読者は満足するだろう。

 土佐藩の果たした役割は「思想面」であり、それも、「平和を愛する人間の平等性」を骨格にしていた。これら藩祖山内一豊とその妻千代の「平和志向」の精神が、そのまま土佐藩のバックグラウンドして脈々として流れ続けたといっていいかもしれない。たとえ三番手に徹することを旨として生きたにしても、一豊・千代夫婦の精神は、平和志向という一点においてはホンモノであった。それがあるからこそかれらは、「三番手でも決して悲観したり、いじけたり、ひねくれたりはしない。目前の目標に向かって全力を尽くす」という生き方を貫いたのである(雅)
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