映像の原理から始まり信号の構成、電波から映像音声を抽出する仕組みが回路の動作とともに説明されています。
白黒テレビ用の映像信号と互換性を保ちつつカラー対応させた発想には感動すら覚えました。
デジタル化、液晶化がほぼ飽和している昨今、残念ながら本書で扱われるアナログテレビの映像再構成技術は直接的にはあまり必要とされる情報ではなくなっています。(下巻は受信技術と点検修理技術に重点を置かれていますのでなおさら...)
そんな今、デジタル時代にこの本をおすすめするならば、マイコンやDSPに頼らず基本的な電子部品の動き方を活かした回路でアナログ信号の生成や操作をしてみたい人ですね。
たとえブラウン管が無くても、信号制御の考え方はこれからも必要となる知識ですから。
アナログテレビの誕生から終焉までおよそまるまる1世紀の間に培われた技術がまとまった本ですので、興味があれば一読の価値はあると思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
NHKテレビ技術教科書 上 単行本 – 1989/4/1
日本放送協会
(編集)
- 本の長さ329ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日1989/4/1
- ISBN-104140720395
- ISBN-13978-4140720394
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (1989/4/1)
- 発売日 : 1989/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 329ページ
- ISBN-10 : 4140720395
- ISBN-13 : 978-4140720394
- Amazon 売れ筋ランキング: - 795,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。