イジメられる人にも、それなりの理由がある。よくそのように言う人がいる。
そんな無神経な発言を出来る人は、何も分かっていない。
何をしてもだめだと言われ、自分が本当にダメ人間になったような気持ちになる。自分の中にある確信が揺らぐ。
それがいじめをする側の人の作戦なのだ。
問題は、そうしたひどい状態が、周りの人に伝わりにくいことにある。
何をイライラしているのか分からないので我慢が足りない、怒ってばかり、
主張してばかりの人のように見えてしまい、訴えれば訴えるほど、人から嫌がられる。
そうして、孤立すればするほど、周囲と自分への疑心暗鬼は募る。
もし、戦うことに決めたなら、本当に苦しいとき、辛いとき味方になってくれるもの、支えてくれるものは
「友」と「家族」と「ビジョン」（信念）である。
本書はイジメられている人には、救いの手となり、
イジメのある職場の管理者には、処方箋となり、
イジメを行う人には脅威となる本である。
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