いつも私が子どもたちに言ってることばだ。
「はやくしなさい!」
「もっとゆっくりていねいに」
言われた方だって迷うよね。
考えるためには時間が必要で、しかも何もすることがないときにしかできない。
貧乏性で、何かしていないと損した気分になってしまう私だが、
たまにはぼ‾っとする時間も必要なんだよね。
予定表に「夢見る時間」や「何もしない時間」を入れてみようかな。
その方が人生を楽しめそう。
このシリーズ、装丁もきれい。
ほんと、「読んでおいしい」よ。
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ゆっくりとはやく (哲学のおやつ) 単行本 – 2004/4/25
- 本の長さ93ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2004/4/25
- ISBN-104140808691
- ISBN-13978-4140808696
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商品の説明
出版社からのコメント
「子どもの仕事は遊ぶこと」なんていうのはむかしの話。いまではおとなばかりか、子どもだってとても忙しい。塾や習い事で、ゆっくり想像力をはたらかせながら、将来のことをぼんやり夢見る時間なんてない。ストレスいっぱいの現代社会のなかで、おとなも子どもも疲れはててしまっているのではないだろうか? あくせくしないで笑顔のたえない生活を送りたい、そんな願いをかなえるには、まず考える力を蓄えることが必要だ。
本書に入っているのは「ゆっくりとはやく」と「笑うと泣く」。人間にとって「時間」とは何か、「感情」とは何か、そういう本質的な問題が子どもの日常生活によくありそうなエピソードの中でとりあげられ、わかりやすい文章で解きほぐされていく。子ども向けの哲学入門書というよりも、おとなでも子どもでも自分の頭で考えて、生活のなかでぶつかる問題に、対処していくことができるように導く本。
フランスでも大評判で、すでに15タイトルが出版されている。
哲学のおやつシリーズ
シリーズ紹介:〈哲学のおやつ〉シリーズでは、「ゆっくりとはやく」「泣くと笑う」「生きると死ぬ」「知ってると知らない」「うそとホント」「しあわせとふしあわせ」といった、正反対の言葉の組み合わせをテーマとして取り上げています。
それぞれ、
「ゆっくりとはやく」=時間について
「泣くと笑う」=感情について
「生きると死ぬ」=生命について
「知ってると知らない」=知識について
「うそとホント」=道徳について
「しあわせとふしあわせ」=生活の価値観について
と、言い換えることもできます。どれも人間が生きていくうえで、形を変えて私たちにつきまとう問題です。これらを無視して生きることはできません。だれもが、子どものころから、自分やおとなにくりかえしぶつけてきた問題にちがいないはずです。
どうしていつも時間に追われているのか? だれかが失敗すると、うれしく感じちゃうときがあるのはなぜ? どうして蚊を殺してもだれもなんとも言わないのに、犬を殺しちゃいけないのか? なぜ勉強しなければならないのか? ほんとうにうそはついてはいけないのか? しあわせになるってどういうこと?
子どもが読めば、おとなにきいても答えてくれない疑問を自分で考え、頭の中で整理することができるようになるでしょう。おとなが読んでも、納得のいく考え方のヒントがたっぷり。教師や親は必読。小学校3年生以上で習う漢字にはルビがついています。味のあるイラストも独特です。
本書に入っているのは「ゆっくりとはやく」と「笑うと泣く」。人間にとって「時間」とは何か、「感情」とは何か、そういう本質的な問題が子どもの日常生活によくありそうなエピソードの中でとりあげられ、わかりやすい文章で解きほぐされていく。子ども向けの哲学入門書というよりも、おとなでも子どもでも自分の頭で考えて、生活のなかでぶつかる問題に、対処していくことができるように導く本。
フランスでも大評判で、すでに15タイトルが出版されている。
哲学のおやつシリーズ
シリーズ紹介:〈哲学のおやつ〉シリーズでは、「ゆっくりとはやく」「泣くと笑う」「生きると死ぬ」「知ってると知らない」「うそとホント」「しあわせとふしあわせ」といった、正反対の言葉の組み合わせをテーマとして取り上げています。
それぞれ、
「ゆっくりとはやく」=時間について
「泣くと笑う」=感情について
「生きると死ぬ」=生命について
「知ってると知らない」=知識について
「うそとホント」=道徳について
「しあわせとふしあわせ」=生活の価値観について
と、言い換えることもできます。どれも人間が生きていくうえで、形を変えて私たちにつきまとう問題です。これらを無視して生きることはできません。だれもが、子どものころから、自分やおとなにくりかえしぶつけてきた問題にちがいないはずです。
どうしていつも時間に追われているのか? だれかが失敗すると、うれしく感じちゃうときがあるのはなぜ? どうして蚊を殺してもだれもなんとも言わないのに、犬を殺しちゃいけないのか? なぜ勉強しなければならないのか? ほんとうにうそはついてはいけないのか? しあわせになるってどういうこと?
子どもが読めば、おとなにきいても答えてくれない疑問を自分で考え、頭の中で整理することができるようになるでしょう。おとなが読んでも、納得のいく考え方のヒントがたっぷり。教師や親は必読。小学校3年生以上で習う漢字にはルビがついています。味のあるイラストも独特です。
内容(「MARC」データベースより)
「はやく!はやく!」ってみんな言うけど、それってそんなにだいじなことなの? 「ゆっくりとはやく」「笑うと泣く」の2つのテーマをおさめ、人間にとって時間、感情とは何かという問題をわかりやすい文章でときほぐす。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2004/4/25)
- 発売日 : 2004/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 93ページ
- ISBN-10 : 4140808691
- ISBN-13 : 978-4140808696
- Amazon 売れ筋ランキング: - 812,711位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 561位自然哲学・宇宙論・時間論
- - 5,014位哲学 (本)
- - 6,081位思想
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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itgaki
Amazonで購入
最初題名を見たときに子供の躾の本なのかと思いました。
読んでみると時間の概念について、色々な例を上げながら
判り易く述べられています。
時間は人間を支配している存在であり、有意義に過ごすためには
時間を大切にしなければならない。それだけだと説教じみた本に
感じますが、退屈な時間を持つことや夢を持つことが
大切であることも併せて語られており、
こういうところで哲学的な臭いを感じます。
子供には「はやく!」というだけではなく、
何故早くしなければならないか、時間がどうして大切かを
伝えなければと思いました。
同時収録の「笑うと泣く」も、理屈だけではなく
ある側面では感情が身体を支配していることと、その一つの表現として
ばか笑いすることが心に大切であることが述べられています。
どちらで述べられていることも、子供には表面的に言うだけではなく、
意味を伝えることが大切であることを感じさせてくれ、
とても良い本だと思いました。
読んでみると時間の概念について、色々な例を上げながら
判り易く述べられています。
時間は人間を支配している存在であり、有意義に過ごすためには
時間を大切にしなければならない。それだけだと説教じみた本に
感じますが、退屈な時間を持つことや夢を持つことが
大切であることも併せて語られており、
こういうところで哲学的な臭いを感じます。
子供には「はやく!」というだけではなく、
何故早くしなければならないか、時間がどうして大切かを
伝えなければと思いました。
同時収録の「笑うと泣く」も、理屈だけではなく
ある側面では感情が身体を支配していることと、その一つの表現として
ばか笑いすることが心に大切であることが述べられています。
どちらで述べられていることも、子供には表面的に言うだけではなく、
意味を伝えることが大切であることを感じさせてくれ、
とても良い本だと思いました。
Sin
<ゆっくりとはやく>
・時間とは変化すること
・人は変化を怖がる。今の自分のどこが残るか不安だから
・生きているということは時間をうまく使っていくこと
・夢を見ることは自分の人生にガソリンをいれること。あとは一歩踏み出すこと。
・時間とは変化すること
・人は変化を怖がる。今の自分のどこが残るか不安だから
・生きているということは時間をうまく使っていくこと
・夢を見ることは自分の人生にガソリンをいれること。あとは一歩踏み出すこと。
1968i
Amazonで購入
2歳になる息子がいますが、大きくなったら是非読んでほしいと思い、購入しました。「あくせくしないで、いつも笑顔の絶えない生活を送りたい。」これは大人の願いでもあり、子供の願いでもあります。大人も子供も忙しい今、生きるということの原点を見つめ直させてくれる本です。