学生時代に習うことは教科書が基準であるために、自然科学・技術にしても結果ぐらいしか習わない。
先人の苦労はどんなものであったか、「法則」にしても一夜にして見つかるものではないことがよくわかるでしょう。
学校を卒業したばかりの人々にとっては本書の内容に驚きを感じると思います。
一方、私のようなまもなく60歳になる年代の人々にとってみれば、学者も一般の人々も職業が異なるだけで長い人生の間での苦労はみんな経験していることであって、本書の中に出てくる偉人さんだけが特別に苦労されているわけではなく、みんな苦労して成長してきたのですから、本書の内容は中高年者にとってみれば「職業・生活環境が異なるだけでみんな同じだよ」と感じると思います。
本書のカバーには、
「残念ながらわたし(著者)は明快でわくわくするような文章で書かれた教科書に一度も出会わなかった・・・科学を退屈から救い出してくれた大傑作」
とありますけれど、学生さんならそのような感動をされるでしょう。中高年者にとってみれば職業が異なるだけで本書の内容は「あたりまえ」と感じる人も多いと感じます。感想は人それぞれ・業種、年代によって人それぞれでしょう。
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人類が知っていることすべての短い歴史 単行本 – 2006/3/1
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- 本の長さ677ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104140811013
- ISBN-13978-4140811016
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 677ページ
- ISBN-10 : 4140811013
- ISBN-13 : 978-4140811016
- Amazon 売れ筋ランキング: - 482,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,827位科学読み物 (本)
- - 82,893位ノンフィクション (本)
- - 125,597位文学・評論 (本)
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2015年1月4日に日本でレビュー済み
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2017年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなりの長編ですが、読みきりました。私はおもしろいと思いましたのでお勧めします。
(おもしろくなかったとしても保証はしませんが。。。)
(おもしろくなかったとしても保証はしませんが。。。)
2006年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙の誕生から始まって、地球の成り立ち、生命の誕生と進化、人類誕生まで最新の研究の成果が解説されている。知れば知るほど知らないことの多さを教えられるのだが、それ以上に功名心に駆られた学者が研究に没頭するよりいかに他人の手柄を横取りすることに心血を注いでいたのかがよくわかる。
宇宙、地球、生命は素晴らしいのに、人類史と同様に科学史にも醜悪さが目立つのはとても残念だ。
宇宙、地球、生命は素晴らしいのに、人類史と同様に科学史にも醜悪さが目立つのはとても残念だ。
2014年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当方44歳。できれば20代の内に読んでおきたかった。
科学の楽しさを知るのは早ければ早いほどいい。
学校教育の中で、科学の楽しさを知ることは相当に困難であることを再認識させられる一冊でもあった。
「科学とは無縁」と豪語する著者だからこそ、ど素人向けの大作をものすことができたのではないかと思う。
宇宙、生命、原子、地球等を基本的なところから解き明かしていく。
単なる事実の羅列ではなく、発見に携わった人達の人間ドラマもふんだんに盛り込まれている。
ニュートン、アインシュタイン、ハレー、キャベンディシュ、ダーウィン等の奇人ぶりも、
科学を身近に感じさせるトピックとして、大いに一役買うことだろう。
所々に見られる科学と宗教の対比もなかなか興味深い。
疑問をいだかない者を愚者とみなすのが科学で、
疑問をいだく者を愚者とみなすのが宗教なのかもしれない。
科学の楽しさを知るのは早ければ早いほどいい。
学校教育の中で、科学の楽しさを知ることは相当に困難であることを再認識させられる一冊でもあった。
「科学とは無縁」と豪語する著者だからこそ、ど素人向けの大作をものすことができたのではないかと思う。
宇宙、生命、原子、地球等を基本的なところから解き明かしていく。
単なる事実の羅列ではなく、発見に携わった人達の人間ドラマもふんだんに盛り込まれている。
ニュートン、アインシュタイン、ハレー、キャベンディシュ、ダーウィン等の奇人ぶりも、
科学を身近に感じさせるトピックとして、大いに一役買うことだろう。
所々に見られる科学と宗教の対比もなかなか興味深い。
疑問をいだかない者を愚者とみなすのが科学で、
疑問をいだく者を愚者とみなすのが宗教なのかもしれない。
2018年1月14日に日本でレビュー済み
ビル・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史」を読みました。
いやはや大変な本です。宇宙・地球・人類の科全史です。
タイトルにいうような「短い歴史」ではありません。700ページのボリュームです。しかし小説を読むようにサクサク読める楽しい本です。
科学と呼べる広範な学術分野の最新(2003年)の学説・知見を、豊富なトピックスを混じえて快速でパーステクティブしています。
極小の素粒子から極大の宇宙まで、物理学、化学、生物学、医学、天文学、宇宙科学、地質学、考古学など広範な学術分野が対象です。
ニュートン、ダーウィン、アインシュタイン、ドーキンス、ワークマン、ファインマンなどの科学史上の貢献者の意味付けのコメントも手短く要領よくまとめられています。
最新の全般的な科学知識を得るには、コンパクトにまとめられた教科書のようで重宝しそうです。
ブライソンは、本職は、旅行作家です。科学の専門家ではありません。それがかえって良かったのでしょう。一般向けに面白くわかりやすく書かれています。
ブライソンは、目にする科学史の本が、退屈で面白くなく、それでは一般向けに自分が書いてやろう、という動機で3年かけて書いたのが本書です。
ガムシャラに過去の科学書、最新科学の本・学術論文をよみ、疑問を感じたら、各分野の第一人者に会ってインタビューするため世界中を駆け巡っています。
エネルギッシュな行動力で、短期間に科学の各分野の第一線の専門家と渡り合える知識をゲットています。
このインタビューに登場する科学界の第一人者の中には日本人は一人もいません。チョット残念です。
137億年前の宇宙の誕生と歴史、46億年前の地球の歴史、そして地球上での生命誕生、人類が生まれるまでの歴史を描き、各分野の誕生から発展期、そして現在に至るまでの出来事と、それらを切り開いた先人の苦闘の歴史を、科学者たちの資質・人格や背景にまで踏み込んで研究成果を解説しています。
科学研究が進めば進むほど、新たな未知の事象が現れる現状がよく分かりました。
神秘論やオカルトに逃げることなく、科学の最前線についてを知る楽しみを教えてくれます。
ドキッとする個所もあります。
1.東京は、3つのプレートの上に存在する地盤が不安定な都市で、遠くない将来に大地震で大被害が起こるのは自明で、地震学者の間では「死を待つ街」として認識されています。
2.核分裂は、中性子を原子核に打ち込むことで大きなエネルギーを生みます。広島、長崎でその理論が、実証されました。
今、素粒子は発見されているだけで150個、理論的に100個存在するとされています。
科学者達は、日々、素粒子研究、実験に明け暮れています。小柴 昌俊さんは、素粒子の一つのニューートリノの観測に成功してーベル物理学賞を受賞しました。
これらの素粒子の役割り、実態は殆ど解明されていません。一番怖いのは実験中に「ストレンジクォーク」を偶発的に作ってしまうことです。制御不可能な増殖で地球と人類は破滅的な結果を生じます。
あなたが、この文章を生きて読んでおられるのは「ストレンジクォーク」がまだ発生していないということです。
3.恐竜を絶滅させた隕石激突は、いつ起きても不思議ではありません。巨大隕石が近づいても、気づく可能性はなく、気づいても激突する数秒前です。激突後、人類は、一日で15億人が死滅します。
4.地球で誕生した生物の99.99%は既に死滅しています。人類も滅亡するは間違いありません。
人類の誕生は、地球の歴史を、1日24時間に直すと、午後11時59分50秒に誕生したことになります。地球生物の新参者もいいとこです。
地球に人類が誕生したのは、数多の偶然と奇跡としか言いようがありません。
この奇跡によって与えられた生を充実させましょう、という暗く、そして明るいブライソンのご宣託です。
やれやれ・・・・
いやはや大変な本です。宇宙・地球・人類の科全史です。
タイトルにいうような「短い歴史」ではありません。700ページのボリュームです。しかし小説を読むようにサクサク読める楽しい本です。
科学と呼べる広範な学術分野の最新(2003年)の学説・知見を、豊富なトピックスを混じえて快速でパーステクティブしています。
極小の素粒子から極大の宇宙まで、物理学、化学、生物学、医学、天文学、宇宙科学、地質学、考古学など広範な学術分野が対象です。
ニュートン、ダーウィン、アインシュタイン、ドーキンス、ワークマン、ファインマンなどの科学史上の貢献者の意味付けのコメントも手短く要領よくまとめられています。
最新の全般的な科学知識を得るには、コンパクトにまとめられた教科書のようで重宝しそうです。
ブライソンは、本職は、旅行作家です。科学の専門家ではありません。それがかえって良かったのでしょう。一般向けに面白くわかりやすく書かれています。
ブライソンは、目にする科学史の本が、退屈で面白くなく、それでは一般向けに自分が書いてやろう、という動機で3年かけて書いたのが本書です。
ガムシャラに過去の科学書、最新科学の本・学術論文をよみ、疑問を感じたら、各分野の第一人者に会ってインタビューするため世界中を駆け巡っています。
エネルギッシュな行動力で、短期間に科学の各分野の第一線の専門家と渡り合える知識をゲットています。
このインタビューに登場する科学界の第一人者の中には日本人は一人もいません。チョット残念です。
137億年前の宇宙の誕生と歴史、46億年前の地球の歴史、そして地球上での生命誕生、人類が生まれるまでの歴史を描き、各分野の誕生から発展期、そして現在に至るまでの出来事と、それらを切り開いた先人の苦闘の歴史を、科学者たちの資質・人格や背景にまで踏み込んで研究成果を解説しています。
科学研究が進めば進むほど、新たな未知の事象が現れる現状がよく分かりました。
神秘論やオカルトに逃げることなく、科学の最前線についてを知る楽しみを教えてくれます。
ドキッとする個所もあります。
1.東京は、3つのプレートの上に存在する地盤が不安定な都市で、遠くない将来に大地震で大被害が起こるのは自明で、地震学者の間では「死を待つ街」として認識されています。
2.核分裂は、中性子を原子核に打ち込むことで大きなエネルギーを生みます。広島、長崎でその理論が、実証されました。
今、素粒子は発見されているだけで150個、理論的に100個存在するとされています。
科学者達は、日々、素粒子研究、実験に明け暮れています。小柴 昌俊さんは、素粒子の一つのニューートリノの観測に成功してーベル物理学賞を受賞しました。
これらの素粒子の役割り、実態は殆ど解明されていません。一番怖いのは実験中に「ストレンジクォーク」を偶発的に作ってしまうことです。制御不可能な増殖で地球と人類は破滅的な結果を生じます。
あなたが、この文章を生きて読んでおられるのは「ストレンジクォーク」がまだ発生していないということです。
3.恐竜を絶滅させた隕石激突は、いつ起きても不思議ではありません。巨大隕石が近づいても、気づく可能性はなく、気づいても激突する数秒前です。激突後、人類は、一日で15億人が死滅します。
4.地球で誕生した生物の99.99%は既に死滅しています。人類も滅亡するは間違いありません。
人類の誕生は、地球の歴史を、1日24時間に直すと、午後11時59分50秒に誕生したことになります。地球生物の新参者もいいとこです。
地球に人類が誕生したのは、数多の偶然と奇跡としか言いようがありません。
この奇跡によって与えられた生を充実させましょう、という暗く、そして明るいブライソンのご宣託です。
やれやれ・・・・
2009年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関連のなさそうな〜科学的発見や研究問題がうまく連続した話の中に納まって、まるで、小説を読んでいるような感覚の作品です。詳しく知る事よりも、まさに広く浅く物事を知るには最適な読み物でした。
2019年1月10日に日本でレビュー済み
こんな名著を世に知らせる努力を、一口コメントでもほしい。僕も協力します。
2020年1月29日に日本でレビュー済み
ページ数がかなりありましたが割と読みやすく、最後まで楽しく読めました。この本を読むことで科学について詳しく知ることができるというより、科学がどういった変遷を遂げてきたかがわかる「科学史」を面白おかしく語れる小ネタをたくさん仕入れることができたように思います。
学校で習った科学の背景に、科学者の功績だけでなく、人間らしい力関係などで定説が定まったりひっくり返されたりしてきたこと、科学者が功績の裏でやっていたことやその末路などをいろいろ知ることで、「科学的発見の偉人」というだけでなく、妙に人間らしいというか際立った変人といった側面があったことを知って面白かったです。
科学者は重大な発見を見つけることだけではダメで、それをうまく説明したり、うまく文章化したり、うまく公表したり、うまくプレゼンしたりすることができなければ全く見向きもされないのだということは、ある意味ビジネスよりも厳しい世界なのかもしれないなと思いました。
学校で習った科学の背景に、科学者の功績だけでなく、人間らしい力関係などで定説が定まったりひっくり返されたりしてきたこと、科学者が功績の裏でやっていたことやその末路などをいろいろ知ることで、「科学的発見の偉人」というだけでなく、妙に人間らしいというか際立った変人といった側面があったことを知って面白かったです。
科学者は重大な発見を見つけることだけではダメで、それをうまく説明したり、うまく文章化したり、うまく公表したり、うまくプレゼンしたりすることができなければ全く見向きもされないのだということは、ある意味ビジネスよりも厳しい世界なのかもしれないなと思いました。