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バイオパンク DIY科学者たちのDNAハック! 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/21
マーカス・ウォールセン
(著),
矢野 真千子
(翻訳)
ガレージから次のイノベーションが生まれる
「21世紀のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交わる場所から生まれるだろう。ぼくが息子の年頃にデジタル時代が始まったのと同じように、新しい時代がまさに始まろうとしているんだ」(『Steve Jobs』より)――スティーブ・ジョブズが予言する次の潮流の全貌がここに。オープンソースとDIYのムーブメントが、ぼくたちの生命のソフトウェアをハッキングする。
「21世紀のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交わる場所から生まれるだろう。ぼくが息子の年頃にデジタル時代が始まったのと同じように、新しい時代がまさに始まろうとしているんだ」(『Steve Jobs』より)――スティーブ・ジョブズが予言する次の潮流の全貌がここに。オープンソースとDIYのムーブメントが、ぼくたちの生命のソフトウェアをハッキングする。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2012/2/21
- 寸法13.2 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104140815329
- ISBN-13978-4140815328
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商品の説明
出版社からのコメント
スティーブ・ジョブズが、ビル・ゲイツが注目する、21世紀のイノベーションの源泉がここにある!
パーソナルコンピュータが時代を大きく変えたように、これからはテクノロジー×オープンソース×生物学が
私たちの人生を劇的に変えるはずです。そして、それはすでにガレージで始まっているのです----
『遺伝子医療革命』『大腸菌』『迷惑な進化』(NHK出版)の翻訳を通し新聞書評で「矢野ブランド」とまで評された
翻訳家・矢野真千子が手がけるポピュラーサイエンス本の最新刊は、在野の科学者がDIYラボで生物学をハックする、
生命科学の最前線レポート!
パーソナルコンピュータが時代を大きく変えたように、これからはテクノロジー×オープンソース×生物学が
私たちの人生を劇的に変えるはずです。そして、それはすでにガレージで始まっているのです----
『遺伝子医療革命』『大腸菌』『迷惑な進化』(NHK出版)の翻訳を通し新聞書評で「矢野ブランド」とまで評された
翻訳家・矢野真千子が手がけるポピュラーサイエンス本の最新刊は、在野の科学者がDIYラボで生物学をハックする、
生命科学の最前線レポート!
著者について
マーカス・ウォールセン Marcus Wohlsen
サイエンスライター。サンフランシスコをベースにしてAP通信のレポーターを務め、
バイオテクノロジー、DIY科学、不法薬物、犯罪、環境問題などをカバーしている。
「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントンポスト」「ロサンゼルス・タイムズ」
「ガーディアン」各紙にも寄稿。本書は処女作。
ハーバード大学およびカリフォルニア大学バークレー校を卒業。
カリフォルニア州バークレー在住。
サイエンスライター。サンフランシスコをベースにしてAP通信のレポーターを務め、
バイオテクノロジー、DIY科学、不法薬物、犯罪、環境問題などをカバーしている。
「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントンポスト」「ロサンゼルス・タイムズ」
「ガーディアン」各紙にも寄稿。本書は処女作。
ハーバード大学およびカリフォルニア大学バークレー校を卒業。
カリフォルニア州バークレー在住。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2012/2/21)
- 発売日 : 2012/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4140815329
- ISBN-13 : 978-4140815328
- 寸法 : 13.2 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,663位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 162,233位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プライムビデオやhuluの麻薬などのドキュメンタリーが好きな人にオススメです。アメリカのバイオハッカーがどんなことをしているのかが垣間見れる内容になっています。専門知識を得る目的では役に立ちませんが、自分もこんなことをしてみたいなと空想して楽しめました。
2024年4月11日に日本でレビュー済み
とにかくボリュームがあるので、どこかしら刺さる部分があり参考になる印象です。
自分も、最初のあたりは高学歴勝ち組エリートの道楽話みたいなのが続いた(※個人の感想です)ので、星2をつけてやろうとイラつきながら読んでいたのですが、中盤あたりが興味深く、最終的に星4に落ち着きました。
ただ、作中でも議論があるように、やはり自作装置での診断は精度(偽陰性)が気になりますね。
自分も、最初のあたりは高学歴勝ち組エリートの道楽話みたいなのが続いた(※個人の感想です)ので、星2をつけてやろうとイラつきながら読んでいたのですが、中盤あたりが興味深く、最終的に星4に落ち着きました。
ただ、作中でも議論があるように、やはり自作装置での診断は精度(偽陰性)が気になりますね。
2021年8月10日に日本でレビュー済み
遺伝子編集というと、良い意味でも悪い意味でも
「ITの次に来る技術・分野はバイオだ!」といった
ノリを感じてしまいます。
そういったバイオに関連するアマチュアプレーヤーについての
現状などが描かれているのですが、予想した以上に
その精神性に触れててとても楽しく読めました。
DIYバイオというと、優秀な人間が独学でバイオを研究するというイメージだが
バイオパンクというと、体制側に反旗を翻し自由のために戦う、という印象がある。
まさにそうした人たちを描いていた。
バイオに関して社会の違和感を感じた、個人的な体験としては
「23andMe」の検査キットを購入したときのことだ。
購入時はゲノム結果を知らせてもらえるはずだったが、
検査キットが届いたときには法律の規制で”大まかなことだけ分かる”
検査結果に制限されてしまったことだ。
なぜ、自分の情報なのに制限されるんだ?と
"専門家ではない一般人だと誤解する恐れがあるから・・”というような
理由もあるのだが、それなら知るためには専門家という職業にならないと
いけないということなのか?どうも変だ。
民主主義の中だと、
「努力して勉強すれば、なりたい状態に近づける」
という大前提があるものの、一方ではある種の生きづらさを感じる。
学問の分野で、バイオに関わりたければ大学を出て
関連のない学問を修めないといけなかったり、研究者になって
レポートを出したり、出資を募ってそれらへの約束を果たさなければならなかったり。
これでは局所的に興味がある、情熱がある人材は育たない。
そうした中、技術の進歩と情報の共有・機材の値下がりなども伴って
DIYでバイオを探求できるようになった。
そうした自由を手に入れられた反面、
「バイオテロを起こすんじゃないか?」とか
「現在の法律を犯しているのでは?」といった社会からの不審も買うことも
考えないといけない。
本書のDIY精神として
ソローの「森の生活」が引用されていたところなどはとても興味深かった。
また、初期のバイオの偉人
メンデルやエドワード・ジェンナー、そして牛痘を予防するために
リスクを負った貴族女性などDIY精神に溢れていたことを知ると元気が出ました。
「ITの次に来る技術・分野はバイオだ!」といった
ノリを感じてしまいます。
そういったバイオに関連するアマチュアプレーヤーについての
現状などが描かれているのですが、予想した以上に
その精神性に触れててとても楽しく読めました。
DIYバイオというと、優秀な人間が独学でバイオを研究するというイメージだが
バイオパンクというと、体制側に反旗を翻し自由のために戦う、という印象がある。
まさにそうした人たちを描いていた。
バイオに関して社会の違和感を感じた、個人的な体験としては
「23andMe」の検査キットを購入したときのことだ。
購入時はゲノム結果を知らせてもらえるはずだったが、
検査キットが届いたときには法律の規制で”大まかなことだけ分かる”
検査結果に制限されてしまったことだ。
なぜ、自分の情報なのに制限されるんだ?と
"専門家ではない一般人だと誤解する恐れがあるから・・”というような
理由もあるのだが、それなら知るためには専門家という職業にならないと
いけないということなのか?どうも変だ。
民主主義の中だと、
「努力して勉強すれば、なりたい状態に近づける」
という大前提があるものの、一方ではある種の生きづらさを感じる。
学問の分野で、バイオに関わりたければ大学を出て
関連のない学問を修めないといけなかったり、研究者になって
レポートを出したり、出資を募ってそれらへの約束を果たさなければならなかったり。
これでは局所的に興味がある、情熱がある人材は育たない。
そうした中、技術の進歩と情報の共有・機材の値下がりなども伴って
DIYでバイオを探求できるようになった。
そうした自由を手に入れられた反面、
「バイオテロを起こすんじゃないか?」とか
「現在の法律を犯しているのでは?」といった社会からの不審も買うことも
考えないといけない。
本書のDIY精神として
ソローの「森の生活」が引用されていたところなどはとても興味深かった。
また、初期のバイオの偉人
メンデルやエドワード・ジェンナー、そして牛痘を予防するために
リスクを負った貴族女性などDIY精神に溢れていたことを知ると元気が出ました。
2015年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バイオ系にうとい私としては、今、バイオの世界ではこういうことが起こっているのか!というのが新鮮で楽しく読めました。
本書は教科書でも専門書でもありません。
バイオという専門分野(ウェットもドライも含めて)で起こっている「物語」の本です。
専門書を期待するのはやめましょう。読み物として考えましょう。
読み物として考えると、こういうポジションの本は、色々なジャンルで存在します。
たとえばコンピュータ系だと、ハッカーに関する物語の本は色々ありますよね?そういう感じです。
そういう前提にたって読むと、バイオハックという分野に対して、どういう視点で物を見ればいいのかが分かる良書だと思います。
本書は教科書でも専門書でもありません。
バイオという専門分野(ウェットもドライも含めて)で起こっている「物語」の本です。
専門書を期待するのはやめましょう。読み物として考えましょう。
読み物として考えると、こういうポジションの本は、色々なジャンルで存在します。
たとえばコンピュータ系だと、ハッカーに関する物語の本は色々ありますよね?そういう感じです。
そういう前提にたって読むと、バイオハックという分野に対して、どういう視点で物を見ればいいのかが分かる良書だと思います。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
kindleで読みました。
夢を見る市井の人々は、どこまでもアマチュアなんだなぁと実感させられます。
紹介される人々のプロジェクトはどれひとつ実現できていない。
文中紹介されているDNAサービスは2013年末のFDAの強硬策により営業停止に追い込まれました。
世界のエッジを進むということはそういうことなのでしょうね。
大学や研究機関ではない世界の生物科学がどんなことになっているか知るにはとてもよい本で、
よくまとまっているので一気に読めてしまいます。
いい本です。
夢を見る市井の人々は、どこまでもアマチュアなんだなぁと実感させられます。
紹介される人々のプロジェクトはどれひとつ実現できていない。
文中紹介されているDNAサービスは2013年末のFDAの強硬策により営業停止に追い込まれました。
世界のエッジを進むということはそういうことなのでしょうね。
大学や研究機関ではない世界の生物科学がどんなことになっているか知るにはとてもよい本で、
よくまとまっているので一気に読めてしまいます。
いい本です。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は遺伝子工学についての本です。
『遺伝子工学』。
この言葉を聞くと、とても専門的で素人には縁がないような印象を持ちがちです。
しかし、この本で紹介されているのは、そんな遺伝子工学をキッチンで楽しめるようにしようという『ハッカー』たちです。
彼らの遺伝子工学の世界を覆う状況を変えようと、熱意とアイディア。
それらを生き生きと描いており、読んでいてとても楽しかったです。
『革新』や『イノベーション』といった言葉が好きな人にはおすすめです。
『遺伝子工学』。
この言葉を聞くと、とても専門的で素人には縁がないような印象を持ちがちです。
しかし、この本で紹介されているのは、そんな遺伝子工学をキッチンで楽しめるようにしようという『ハッカー』たちです。
彼らの遺伝子工学の世界を覆う状況を変えようと、熱意とアイディア。
それらを生き生きと描いており、読んでいてとても楽しかったです。
『革新』や『イノベーション』といった言葉が好きな人にはおすすめです。
2014年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的に,自由と挑戦を楽しむ姿勢が心地いい.
ただ,研究機関が行っているような,遺伝子組換えの実験などを危険度に応じてクラス分けし,環境中に出ないように設備を整えて行うという行為は,地球や人類を守るためにやっているわけなので,プログラムを組むのと同じ認識でガレージで行うのに手放しでは賛成できない.
既存の枠組みから外れつつチャレンジ精神を満たしたいなら,むしろ FabLab 的な方向を推奨して欲しかった.
中身もあるし刺激も受けるが,多感な世代にそのまま真似して欲しくないので星3つ.
ただ,研究機関が行っているような,遺伝子組換えの実験などを危険度に応じてクラス分けし,環境中に出ないように設備を整えて行うという行為は,地球や人類を守るためにやっているわけなので,プログラムを組むのと同じ認識でガレージで行うのに手放しでは賛成できない.
既存の枠組みから外れつつチャレンジ精神を満たしたいなら,むしろ FabLab 的な方向を推奨して欲しかった.
中身もあるし刺激も受けるが,多感な世代にそのまま真似して欲しくないので星3つ.