パンデミックに関する本は色々あるが、この本はその中でもちょっと系統が異なる。
著者自身の経験をベースに通常とは少し異なるアングルでウイルス、感染症を取り上げる。
ウイルスや感染症をある程度理解した人が読まないとちょっと難しいかと思った。
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パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る 単行本 – 2012/11/23
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ウイルスハンター界のインディー・ジョーンズが
未知のウイルスに挑む!
新型豚インフル、鳥インフル、西ナイル熱、エボラ出血熱、ハンタウイルス……。未知のウイルスが引き起こす地球規模のパンデミックにいかに立ち向かうか。ウイルスハンターとしてアフリカの奥地に踏み込み、地球規模の免疫システムを構築するために日々奔走する最前線のウイルス学者が、人類とウイルスとの壮大な進化の謎に挑む。
未知のウイルスに挑む!
新型豚インフル、鳥インフル、西ナイル熱、エボラ出血熱、ハンタウイルス……。未知のウイルスが引き起こす地球規模のパンデミックにいかに立ち向かうか。ウイルスハンターとしてアフリカの奥地に踏み込み、地球規模の免疫システムを構築するために日々奔走する最前線のウイルス学者が、人類とウイルスとの壮大な進化の謎に挑む。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2012/11/23
- ISBN-104140815825
- ISBN-13978-4140815823
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2012/11/23)
- 発売日 : 2012/11/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 312ページ
- ISBN-10 : 4140815825
- ISBN-13 : 978-4140815823
- Amazon 売れ筋ランキング: - 283,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 41位感染症
- - 479位環境・エコロジー (本)
- - 81,667位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月31日に日本でレビュー済み
感染症が世界的規模で流行することをいう「パンデミック」。本書は、パンデミックが発生する過程を明らかにし、同時に、パンデミックを予防しようという著者の試みを紹介する本である。
本書を読んでいてまず驚かされるのが、著者の多彩な経歴と、師(たとえばリチャード・ランガム)や共同研究者(たとえばジャレド・ダイアモンド)の豪華さだ。もともとアフリカでチンパンジーの野外研究をしていたところ、霊長類のかかる感染症に興味をもち、ついにはウイルス学者となった著者。師や共同研究者との出会いも「幸運」と謙遜するが、著者自身の熱意と行動力によって人が惹きつけられていることは間違いないだろう。
さて、説明も平易で、門外漢でも楽しめる内容の本書。しかし、帯にもある宣伝文句にはちょっと違和感が。
「ウイルスハンター界のインディー・ジョーンズが行く!」
「この時限爆弾を止めるべく、爆心地に乗り込む!」
探検家賞なるものも受賞している著者ではあるが、しかしこの本自体のおもしろさは、そうした探検的要素にあるのではなく、むしろきちんとした生物学的知見(とくに進化論的知見)にもとづいていることにあると思う。(当たり前であるが、この本には本当のインディー・ジョーンズも藤岡弘、も登場しない。)
結果的にいい意味で裏切られた本書。内容はたしかに楽しめるものだった。
本書を読んでいてまず驚かされるのが、著者の多彩な経歴と、師(たとえばリチャード・ランガム)や共同研究者(たとえばジャレド・ダイアモンド)の豪華さだ。もともとアフリカでチンパンジーの野外研究をしていたところ、霊長類のかかる感染症に興味をもち、ついにはウイルス学者となった著者。師や共同研究者との出会いも「幸運」と謙遜するが、著者自身の熱意と行動力によって人が惹きつけられていることは間違いないだろう。
さて、説明も平易で、門外漢でも楽しめる内容の本書。しかし、帯にもある宣伝文句にはちょっと違和感が。
「ウイルスハンター界のインディー・ジョーンズが行く!」
「この時限爆弾を止めるべく、爆心地に乗り込む!」
探検家賞なるものも受賞している著者ではあるが、しかしこの本自体のおもしろさは、そうした探検的要素にあるのではなく、むしろきちんとした生物学的知見(とくに進化論的知見)にもとづいていることにあると思う。(当たり前であるが、この本には本当のインディー・ジョーンズも藤岡弘、も登場しない。)
結果的にいい意味で裏切られた本書。内容はたしかに楽しめるものだった。
2013年1月14日に日本でレビュー済み
類人猿の行動研究学者の学生時代からの恩師や研究仲間の紹介がやたら多くて、散漫な書物。
動物と接触する際の注意事項としては参考となる。
p259で紹介されているNYタイムズの「クレージー・キャット・レディ症候群」のトキソプラズマ原因説には早くから気づいていた人も多いであろう。
ペット全盛時代、感染症に要注意であり、交通の発達とともに爆発的な感染の危険という内容に数百ページを費やしている書物。
動物と接触する際の注意事項としては参考となる。
p259で紹介されているNYタイムズの「クレージー・キャット・レディ症候群」のトキソプラズマ原因説には早くから気づいていた人も多いであろう。
ペット全盛時代、感染症に要注意であり、交通の発達とともに爆発的な感染の危険という内容に数百ページを費やしている書物。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンデミック。
ある病気が爆発的に地球規模でひろがること。
鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズetc.
近年人類が遭遇した伝染病の媒体としてのウイルス。
この本はパンデミックの消滅に挑む科学者(ウイルスハンター)渾身のルポです。
著者自らがアフリカの奥地で患者の治療に当たり、ウイルスを特定して行く。
ウイルスの伝播経路と発生場所をさぐってさらに奥地へと分け入って行く。
野生の動物を捕獲し解体することによって人間に巣くいはじめるウイルスの実体。
さらには人間がウイルス保管庫となって世界中にそれをばらまいて行く経路。
気の遠くなるような調査の中で、科学者たちはそのウイルスの根絶と病気の治癒を目的に日々現場からの情報を収集し研究を重ねて来ました。
著者は最初にこう発言します。
<嵐が近づいている。本書の目的は迫り来る嵐について理解することだ。つまり、パンデミックの性質を探求し、それらがどこからやってきて、どこへ行こうとしているのかを知ることにある。だが、ここに描かれるのは暗いだけの絵ではない。人類がウイルスを発見してから110年たつが、そのあいだに私たちはウイルスに対する理解を大いに深めてきた。困難な仕事はまだまだたくさん残っているが、もしもそれをうまくこなして、現代のさまざまな先進的テクノロジーを活用すれば、気象学者がハリケーンの進路を予測するように、パンデミックを予測できるようになるだろう。さらに進んで、パンデミックが起きる前に防げるようになるのが理想だ。これは現代の公衆衛生におけるいわば「聖杯」であり、これからのページで、探し求める聖杯が私たちの手の届くところにあることを説明していこう。(P.25)>
実際に現場の情報収集のために携帯電話が活用され、インターネットにより広域把握が可能になったことはパンデミック予防への大きな力になっているようです。
さらに著者はパンデミック予防のための力として個人個人のウイルスへの理解を促します。
理解して自らを守る事、さらには協力して地域を守る事。
私たちにできる課題は少なくありません。
そして著者はウイルス発生の場所が貧困の苦しみを背負わされている地域と重なることを強調しています。
有害なウイルスの根絶には貧困の問題の解決が不可欠であるわけです。
この本は著者のいう「公衆衛生における聖杯」のみならず、人類の存続に対する聖杯をも指し示しているような気がしてなりません。
ウイルスへの知識、さらには生物界全般のつながりを説いている本書は、まさにパンデミックを知るための教科書としておすすめできる1冊です。
ある病気が爆発的に地球規模でひろがること。
鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズetc.
近年人類が遭遇した伝染病の媒体としてのウイルス。
この本はパンデミックの消滅に挑む科学者(ウイルスハンター)渾身のルポです。
著者自らがアフリカの奥地で患者の治療に当たり、ウイルスを特定して行く。
ウイルスの伝播経路と発生場所をさぐってさらに奥地へと分け入って行く。
野生の動物を捕獲し解体することによって人間に巣くいはじめるウイルスの実体。
さらには人間がウイルス保管庫となって世界中にそれをばらまいて行く経路。
気の遠くなるような調査の中で、科学者たちはそのウイルスの根絶と病気の治癒を目的に日々現場からの情報を収集し研究を重ねて来ました。
著者は最初にこう発言します。
<嵐が近づいている。本書の目的は迫り来る嵐について理解することだ。つまり、パンデミックの性質を探求し、それらがどこからやってきて、どこへ行こうとしているのかを知ることにある。だが、ここに描かれるのは暗いだけの絵ではない。人類がウイルスを発見してから110年たつが、そのあいだに私たちはウイルスに対する理解を大いに深めてきた。困難な仕事はまだまだたくさん残っているが、もしもそれをうまくこなして、現代のさまざまな先進的テクノロジーを活用すれば、気象学者がハリケーンの進路を予測するように、パンデミックを予測できるようになるだろう。さらに進んで、パンデミックが起きる前に防げるようになるのが理想だ。これは現代の公衆衛生におけるいわば「聖杯」であり、これからのページで、探し求める聖杯が私たちの手の届くところにあることを説明していこう。(P.25)>
実際に現場の情報収集のために携帯電話が活用され、インターネットにより広域把握が可能になったことはパンデミック予防への大きな力になっているようです。
さらに著者はパンデミック予防のための力として個人個人のウイルスへの理解を促します。
理解して自らを守る事、さらには協力して地域を守る事。
私たちにできる課題は少なくありません。
そして著者はウイルス発生の場所が貧困の苦しみを背負わされている地域と重なることを強調しています。
有害なウイルスの根絶には貧困の問題の解決が不可欠であるわけです。
この本は著者のいう「公衆衛生における聖杯」のみならず、人類の存続に対する聖杯をも指し示しているような気がしてなりません。
ウイルスへの知識、さらには生物界全般のつながりを説いている本書は、まさにパンデミックを知るための教科書としておすすめできる1冊です。
2013年3月3日に日本でレビュー済み
本書は、表題のとおり最新のウイルス研究を通じて、近未来に起こり得るパンデミックの脅威と、対策を述べたものである。
ただ、その内容はウイルスの発見の歴史と、動物とウイルスとのかかわりを歴史的に明らかにしたもので、非常に興味深い。
ジャレド・ダイアモンドの名著の続編ともいうべき内容にもなっている。
ウイルスにかかわる新たな知識も豊富に出てくる。
・人類の遺伝子の解析によると、過去に大きな人口減少が起き、ボトルネック効果によって人類に寄生する微生物が大きく減少した。
また、火を使うことや、野生生物を接種しなくなったこともその一つである。
・人間を除くすべての霊長類が感染するSFウイルスだが、アフリカのハンターの中には、キャリアがいる。
・人間をすみかとするウイルスで私たちが知るものはごくわずかである。 たとえば日本で最初の感染者がでたTTウイルスやGBウイルスなど一般的なウイルスだが有害とは断定されていない。
・野生のサルに多く感染するヘルペスBウイルスは、人間に感染すると必ず死をもたらす。
・世界では、バイオテロやバイオエラーのリスクが高まっている。
人が広域に移動するようになり、また輸血なども未知のウイルスが爆発的に広まる懸念が高まっている。
その一方で、ウイルスを使ったウイルス療法(なんとがんを標的にするウイルスもある)や、人類に有益な微生物たちも数多い。
ウイルスをめぐる様々な話題がぎっしり詰まっていて、とても興味深く読めた。
それにしても、まだわれわれはウイルスのことをほとんどわかっていないという事実に衝撃を受けるとともに、教授職をなげうって、世界ウイルス予測という研究機関を立ち上げるなど著者のような活動は支援していきたい。
ただ、その内容はウイルスの発見の歴史と、動物とウイルスとのかかわりを歴史的に明らかにしたもので、非常に興味深い。
ジャレド・ダイアモンドの名著の続編ともいうべき内容にもなっている。
ウイルスにかかわる新たな知識も豊富に出てくる。
・人類の遺伝子の解析によると、過去に大きな人口減少が起き、ボトルネック効果によって人類に寄生する微生物が大きく減少した。
また、火を使うことや、野生生物を接種しなくなったこともその一つである。
・人間を除くすべての霊長類が感染するSFウイルスだが、アフリカのハンターの中には、キャリアがいる。
・人間をすみかとするウイルスで私たちが知るものはごくわずかである。 たとえば日本で最初の感染者がでたTTウイルスやGBウイルスなど一般的なウイルスだが有害とは断定されていない。
・野生のサルに多く感染するヘルペスBウイルスは、人間に感染すると必ず死をもたらす。
・世界では、バイオテロやバイオエラーのリスクが高まっている。
人が広域に移動するようになり、また輸血なども未知のウイルスが爆発的に広まる懸念が高まっている。
その一方で、ウイルスを使ったウイルス療法(なんとがんを標的にするウイルスもある)や、人類に有益な微生物たちも数多い。
ウイルスをめぐる様々な話題がぎっしり詰まっていて、とても興味深く読めた。
それにしても、まだわれわれはウイルスのことをほとんどわかっていないという事実に衝撃を受けるとともに、教授職をなげうって、世界ウイルス予測という研究機関を立ち上げるなど著者のような活動は支援していきたい。