無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) 新書 – 2002/7/10
脳波データの解析で、その恐ろしさがあきらかに。
テレビゲームは、子どもの心や体をだめにするのでは?と心配しているお母さん、お父さん。そう、あなたの心配は的中です。このまま放っておいては大変なことになります!
脳神経科学者の著者が、目に見えるデータとして、テレビゲーム中の脳の状態をとらえました。テレビゲームをしているときには、驚くほど、脳--前頭前野の機能が落ち、恐ろしいことに、やがてゲームをしていないときにも、働きが悪くなっていきます。
「ゲーム脳人間」になってしまうのです。前頭前野は、創造力や理性、激情の抑制などを司っていて、人間を人間らしくしているところです。そこが働かないとなると……。
すぐに手をうたなくてはなりません。ヒントはこの本に書いてあります。今日からぜひ始めてください。テレビゲームの電源を切って。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社日本放送出版協会
- 発売日2002/7/10
- ISBN-104140880368
- ISBN-13978-4140880364
この著者の人気タイトル
商品の説明
商品説明
脳の前頭前野とは、意欲や判断力、情動抑制など、人間らしさを保つために重要な働きをしている部分。この部分が活性化したときに現れるのが、β波と呼ばれる脳波である。脳神経学者の著者は簡易型の脳波計を開発し、テレビゲームをしているときの脳波の動きを記録することに成功した。それによると、ゲームを始めてすぐにβ波が激減していく様子がよくわかる。β波が減っている状態というのは、痴呆者の脳波とそっくりな状態だそうだ。つまり、テレビゲームに熱中している人の脳は、痴呆者の脳と同じく、まったく活性化していないということになる。
著者は被験者を、幼いころからテレビゲームに親しんでいる「ゲーム脳」型人間から、まったくテレビゲームをしたことがない「ノーマル脳」型人間、そしてそれぞれの中間タイプの4つに分けてその脳波を調査しているが、「ゲーム脳」は、ゲームをしていないときでも働きが鈍くなっていることが一目瞭然である。ゲームにはまっている子どもでも、この脳波データを見たら、怖がってゲームをやめようとすると著者は言う。
子どもとテレビゲームとの関係に悩んでいる親はもちろん、子ども自身もこのデータから「ゲーム脳の恐怖」を実感してほしいものだ。(朝倉真弓)
出版社からのコメント
ゲームに熱中する子どもをお持ちのお父さん、お母さん!子どもたちを心から納得させて、自分でやめるようにさせることが、大切です。そのための、子どもでも理解できるゲーム中の脳波のデータを掲載しています。いっしょにこの本を読んでください。そして、自然の中で体や感性を鍛えること、親子・友人との触れ合いとコミュニケーションが、成長途上の子どもの脳にとってどんなに大切なことか、話し合ってください。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 日本放送出版協会 (2002/7/10)
- 発売日 : 2002/7/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 200ページ
- ISBN-10 : 4140880368
- ISBN-13 : 978-4140880364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 397,802位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位生活人新書
- - 553位医学
- - 19,960位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
内容は第7章だけで十分。
ゲーム好きな人たちがタイトルに痛いところをつかれ、過剰反応を起こしてヒステリックに批判しているが、
そういうゲーマーの自己弁護的批判が罵詈雑言となっている時点で“ゲーム脳の恐怖”を感じざるを得ない。
ようするに、この本はタイトルだけがキャッチィで重要であり、タイトルだけで考えさせられるものだ。
中身は付録のようなもの。
オンラインゲームなど画面を通してしか、他人とコミュニケーションをとれない人間の脳が危険なのは確かだろう。
繰り返す。
この本の重要性は中身にあるのではない。
キャッチィなタイトルにあるのだ!
依存症の元になる、酒、たばこ、薬物、セックス、ギャンブルはもちろんのこと、
運動、読書、恋愛、テレビなどの日常的な営みでさえ、やりすぎれば馬鹿になるのである。
過ぎたるは及ばざるがごとしだ。
ゲームに弊害があるとしたら、真っ先に挙げられそうなのは依存症であろう。
しかし、そのあたりの考察は、本書ではほとんどなされていない。
普通に考えるとゲームクリアの快感は、ギャンブル的な報酬に非常に似ていると思うがどうであろう。
著者の脳波の研究結果については、様々に批判が浴びせられている。殊に斎藤環(精神科医)氏の批判はかなり詳細かつ辛辣である。
http://www.gameman-dicesta.jp/column/clbr05/
α波とβ波の測定によって脳の異常度を判定する手法は、シンプルなだけに素人としては食いつきたくなるが、
斎藤氏の指摘に対する再反論が公開されない限りは、軽々に信じるわけにもいくまい。
なんとなくゲームは悪かろうとしたい向きには、すんなりと腑に落ちる論旨なだけに、若干残念だ。
しかし、「信じたいことほど疑ってかかれ」という警句として、
無学者にはよい教訓になるかもしれない。
しかし、電子ゲームは大勢の方々が一生懸命に製作された非常に文化的な存在であり、日本には無くてはならない財産となっています。
絶対悪であると断じるのではなく、「運動や勉強もしっかり行う」「ゲームは一日~時間まで」「一カ月に課金するお金は○○円まで」など、適度な距離で付き合っていくのが正しいのではないでしょうか?
いろんな方に読んでほしいと思います。
「子供は外で遊ぶ。」という世界から
脱却できていない人が書いた本じゃないですか。
どこから金を貰ったんでしょう?
テレビゲームだからテレビ局ですか?
ゲームに視聴の時間を奪われたんじゃ、
叶わないですよね?
遊びの種類が増えたことは、喜ぶべきだと思いますけどね。
孤独についての記述には、疑問しかありませんでした。
イエスもムハンマドも釈迦も達磨大師も、
孤独の中で悟りを開きました。
特に達磨大師は、洞窟の中で壁に向かって座禅して、
「手足が腐り落ちているんじゃないか。」とも
言われたそうです。
私は孤独に対する著者の考え方には、
賛同できません。
ここまで自己流の手段を使ってまで、ゲームを批判するのも、「ゲームによって子供たちの成長の機会が奪われる。」
という著者の恐怖からでしょう。
ですが、ゲームは受像機械を使うものであれば、
テレビの視聴時間がゲームのプレイ時間に使われるの
ですから、ゲームの敵はまずテレビ局ということでしょう。
次に映画業界でしょうか?
映画を観る時は上映時間の長さを調整したり、
映画のストーリー展開を観ている人は
コントロールできませんからねえ?
そもそも上映してから終わるまでの時間も観ている人は
設定できませんし。
大方、森先生は映画業界とテレビ局から
お金をもらって書いたんでしょうね。
「ゲームは指先しか動かさない。」と主張なさるなら、
同じことをパチンコやアーケードゲーム開発者に
主張してみてはどうでしょう?
F355チャレンジというセガのアーケード「ゲーム」は、全身を使いますし、R360というセガのアーケード「ゲーム」も全身を使いますよ。特に三半規管をね。
森先生もやってみたらどうでしょう?
オンラインゲームとかソーシャルゲームとか、シミュレーションゲームとか、「ゲーム」と呼ばれるものは日本語に限らずたくさんあるんですけどね。
自分の主張の正当化に使えるゲームだけ抽出して、
「ゲーム脳の恐怖」を主張していましたね。
だから、この本は
「子供は外で遊ぶもの。」という世界から
脱却できていない「老○」の本です。
それをマスコミがこぞって持ち上げ、世の親御さんがそれを盲信し自分の子どもに暴力を上げるほどの洗脳を施したものだ。
だが、マスコミは今や訂正と証してその証拠を消してきた。
これに繋がる話として
今の若者は自分を「オタク」と自称することに苦痛を感じないようだが、かつては犯罪者予備軍の隠喩であった。勿論マスコミの虚偽報道が始まりだ
印象が改善したのは、「マスコミお抱えのアイドル」を応援する「ドルオタ」なるものを流行らせ、マスコミがその恩恵を享受できるようになったからだろう....今ではジャンプ漫画のタイトルを知っているだけでオタクを名乗る者が現れる始末である。
ただ、本のレベル(構造的)としては悪いので、読みにくいことこのうえなしです。
専門用語が多く、文章量のわりに中身が少ない。
本部と図のページが離れていて、読みにくい、理解しにくい。
とくに、本文と図の関係においては構造的には致命的欠陥です。
読みにくい本ですが、テレビゲームにはまるお子様を持っておられる親御さんには、ぜひ読んでもらいたい1冊です。