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旧字力、旧仮名力 (生活人新書 147) 新書 – 2005/6/1
青木 逸平
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2005/6/1
- ISBN-10414088147X
- ISBN-13978-4140881477
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 414088147X
- ISBN-13 : 978-4140881477
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,405位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字典などに載っている旧字体はどれも非常に小さく本当の形がわからずいろいろ探していて本書を買って見ました。10mmx10mm位の大きさで書かれている文字もあり、内容も読み進め易く工夫されており、しかも簡潔でありながら結構濃い。このような貴重な本がこのような値段で手に入るのはとてもありがたいことだと思う。
2013年10月26日に日本でレビュー済み
漢字については、萩野先生の『舊漢字』よりも基礎的な知識をえるに非常に便利な気がしました。が、いわゆる読み物形式ではない部分が多いので、必要に応じて参照するには便利ですが、通読という意味ではちょっとつらい部分もなきにしもあらずといった感じでしょうか。とはいえそのことはこの本の価値を減ずるというものでは有りません。他の方も言われていますが、活字が大きいのも便利です。人名漢字改訂をめぐるお役所の思惑なども面白く読みました。
仮名遣いの部分は「書けますか」の部分に、答えが出ているのが残念で、ここは現代仮名遣いを載せて、答えは本文にしてほしかったかなと思います。ま、書けなくてもいいのですが…。
それから仮名遣いの本で比較的敬遠されがちな、字音仮名遣いに30頁近く割いているのがこの本の最大の価値ではないでしょうか。ただ説明は5頁程度、あとは練習問題と題された事例列挙なのでもう少し工夫があるともっとよかったかと思います。
仮名遣いの部分は「書けますか」の部分に、答えが出ているのが残念で、ここは現代仮名遣いを載せて、答えは本文にしてほしかったかなと思います。ま、書けなくてもいいのですが…。
それから仮名遣いの本で比較的敬遠されがちな、字音仮名遣いに30頁近く割いているのがこの本の最大の価値ではないでしょうか。ただ説明は5頁程度、あとは練習問題と題された事例列挙なのでもう少し工夫があるともっとよかったかと思います。
2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「旧字」については根本的に問題なのではないかと思うところがある。著者は、手書きと活字は別だということも述べてはいるものの、この漢字は手書ではこう書く、という話はほとんどなく、むしろ活字のとおりに書くべきだと思わせるところが多い。「曾」は手書では昔から「曽」書くのが普通だったが、これをわざわざ俗字とするのはどうだろうか。「言」の一画目が横線か縦線か、などは単に活字のデザインの問題でしかなく、手書きでは点でもよいものだ。しんにょうの点の数などもそうだが、そもそも活字と手書とでは違う形なのだが、そういう意識はあまりないようである。
拡張新字体については、活字としては確かにかつてなかった形であり、正式に省庁から発表された形でもないが、むしろそのほとんどは昔から手書きされていた字形を活字にしたものである。これを「ウソ字の氾濫」と決めつけるのもどうかと思う。筆者は単に旧「活字」だけが漢字の正しい形だと決めてかかっているように思われる。それを手書きする様に勧めているが、デザイン化された旧活字をそのまま手書きしてできる字形のいくつかは、間違いとまでは言えないにしても、手書きとしてはかつてはめったにお目にかかることのなかった字形である。これは拡張新字体よりも不自然な気がする。そもそも手書きが先であったのだから。
そういう訳で、まるで活字と手書きの字体がそもそも同じであり、旧活字だけが漢字の正しい形であるような印象を与えてしまうことから、低めの評価をさせていただきました。
拡張新字体については、活字としては確かにかつてなかった形であり、正式に省庁から発表された形でもないが、むしろそのほとんどは昔から手書きされていた字形を活字にしたものである。これを「ウソ字の氾濫」と決めつけるのもどうかと思う。筆者は単に旧「活字」だけが漢字の正しい形だと決めてかかっているように思われる。それを手書きする様に勧めているが、デザイン化された旧活字をそのまま手書きしてできる字形のいくつかは、間違いとまでは言えないにしても、手書きとしてはかつてはめったにお目にかかることのなかった字形である。これは拡張新字体よりも不自然な気がする。そもそも手書きが先であったのだから。
そういう訳で、まるで活字と手書きの字体がそもそも同じであり、旧活字だけが漢字の正しい形であるような印象を与えてしまうことから、低めの評価をさせていただきました。
2013年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旧かな礼讃。短歌を始めて、必要に迫られて買いましたが、なかなか奥が深い。ゆっくり勉強して身につけたいと思います。
2012年5月26日に日本でレビュー済み
戦前に書かれた日本語には旧字が出てくるので、まとめて勉強したいと思っていました。数百円という安価な媒体で、大きな活字で書かれており手軽に勉強できるのがよいと思います。
2005年9月21日に日本でレビュー済み
舊漢字・舊假名に就いての書物の中で最も平易にとかれた一冊であらう。其點でまづ意味がある。多くの人が最早舊漢字・舊假名に觸るる機會すら持たず、漱石でも鷗外でも龍之介でも良くて新字舊假名、下手をすると新字新假名等といふ形でしか讀めぬ現在、斯様に舊漢字・舊假名を鏤めた本は貴重だ。併し亦其は其で深奧を究めるやうな程度は望む可くもないといふことでもある。字體の問題、すなはち康煕辭典體にも難しい點が山積してゐることや舊假名遣そのものに統一がなされてをらぬこと、横書きの左右の問題等をも少し體系的に順序だてて追ひ掛けて欲しかつたのが本音である。それはまた別の書物の役割かも知れぬが。
今や舊漢字・舊假名は、古代文字の如く捨て去られる様相を呈してゐるが、それゆゑに守らねばならぬ文化でもあらう。父の遺した「のらくろ」に幼時から親しんで育つた者として、切に思ふ。
今や舊漢字・舊假名は、古代文字の如く捨て去られる様相を呈してゐるが、それゆゑに守らねばならぬ文化でもあらう。父の遺した「のらくろ」に幼時から親しんで育つた者として、切に思ふ。