章立ては以下の通り。
/*
第1章 ダブルキャリアを模索する人たち
・ダブルキャリアという新しい働き方
・予行演習型ダブルキャリア
・相乗効果型ダブルキャリア
・他流試合型ダブルキャリア
第2章 なぜ“2つのキャリア”なのか
・時代がダブルキャリアを求める
・会社内でもダブルキャリアは可能
第3章 副業の歴史と法律
・雇用者28人に1人が副業者
・操觚者の苦闘―筆は1本、箸は2本
・江戸から戦前まで、副業の歴史を振り返る
・法律と副業の関係
・公務員でも副業は可能だ
第4章 ダブルキャリアと会社の関係
・副業を認める会社、認めない会社
・副業に対する企業の姿勢
・人事の本音はどこにあるか
・副業を経営に取り込もう
第5章 ダブルキャリア実践 8つのステップ
・オンリーワンブランドを確立するために
・ダブルキャリア実践のための8ステップ
・ダブルキャリアが終わるとき
*/
この本は基本的に「本業のための副業」という立ち位置で、
「小遣い稼ぎ程度のモチベーションでやるべきではない」という、
結構「本気度」を求める内容となっています。
第1章で紹介されている人たちも、副業の本気度は高く、
我が身を振り返ると萎えてきたり、こなかったり・・・
この本で言われる「ダブルキャリア」「副業」って、
人一倍の処世術や人脈が必要とされる気がします。
既に持っていることを望まれる処世術や人脈を前提にして、
どう副業に繋げていくか、という大枠なのですが、
その土俵に上がるまでのハードルは高いかも知れませんね。
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ダブルキャリア: 新しい生き方の提案 (生活人新書 227) 単行本 – 2007/7/1
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104140882271
- ISBN-13978-4140882276
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4140882271
- ISBN-13 : 978-4140882276
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,303,136位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,877位ビジネスライフ (本)
- - 158,925位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年5月11日に日本でレビュー済み
★3.3/2022年52冊目/5月4冊目/『ダブルキャリア―新しい生き方の提案』(生活人新書/日本放送出版協会)/荻野 進介,大宮 冬洋/P.219/2007年/700円+税 #読了 #読了2022
ノウハウ的な内容ではなく、キャリアの考え方を再認識できた(基本的にはエドガーシャインのキャリアアンカーだ)。私は経験からもスペシャリストよりもゼネラリスト思考だ。一つの仕事をしていてもいいが、様々なアンテナをはり、それを本業に生かすことが重要だと考える。本書でいう「本業で経験を深め、副業で仕事の幅を広げる」(p177)「仕事を通じて能力を高めよ。受け身の学習よりも前向きな実践を」(p216)だろう。また、一橋大学を出た筆者がユニクロを一年で辞めた経験も参考になる。キャリアには向き不向きも重要だ。
ノウハウ的な内容ではなく、キャリアの考え方を再認識できた(基本的にはエドガーシャインのキャリアアンカーだ)。私は経験からもスペシャリストよりもゼネラリスト思考だ。一つの仕事をしていてもいいが、様々なアンテナをはり、それを本業に生かすことが重要だと考える。本書でいう「本業で経験を深め、副業で仕事の幅を広げる」(p177)「仕事を通じて能力を高めよ。受け身の学習よりも前向きな実践を」(p216)だろう。また、一橋大学を出た筆者がユニクロを一年で辞めた経験も参考になる。キャリアには向き不向きも重要だ。
2008年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会人生活を始めたときは、半学半Xだっとことを思い出した。
あとは、やるだけだけど、バランスの問題。
非常に参考になりました。
あとは、やるだけだけど、バランスの問題。
非常に参考になりました。
2008年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の職業に満足していない方。
今の職業を適職だと思っていない方。
ダブルキャリアを考えてみるのもいいかもしれない。
小遣い稼ぎではなく、適職ひいては天職を見つけるこ
とで職業人生を豊かにしようというのがダブルキャリア。
ダブルキャリアは、本業を決しておろそかにするわけ
ではない。
相乗効果が得られたり、景気に左右されない働きで
リスク分散という効果があったりと利点も多い。
ダブルキャリアで大事なのは、決心と行動、発信で
あるという。本書は参考書として読むのではなく、実
際に行動するための手引書として読んでほしいという。
ただ、固く考えず、今の職業にすこしでも満たされ
ない気持ちがあるのなら、ぜひ本書を手にとってほしい。
大事なのは頭であれこれ考えることよりも、実際に
行動することだから。
今の職業を適職だと思っていない方。
ダブルキャリアを考えてみるのもいいかもしれない。
小遣い稼ぎではなく、適職ひいては天職を見つけるこ
とで職業人生を豊かにしようというのがダブルキャリア。
ダブルキャリアは、本業を決しておろそかにするわけ
ではない。
相乗効果が得られたり、景気に左右されない働きで
リスク分散という効果があったりと利点も多い。
ダブルキャリアで大事なのは、決心と行動、発信で
あるという。本書は参考書として読むのではなく、実
際に行動するための手引書として読んでほしいという。
ただ、固く考えず、今の職業にすこしでも満たされ
ない気持ちがあるのなら、ぜひ本書を手にとってほしい。
大事なのは頭であれこれ考えることよりも、実際に
行動することだから。
2007年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の経歴が面白い。一橋大学法学部卒業後、飛ぶ鳥を落とす勢いだったファーストリテイリングに就職し、見事に適正に会わず逃げるように辞めたと語っている。これは、若かったからできること。家族を持つと簡単に辞められないかもしれない。そういうときに、本業とは別の収入源があったら、どんなに精神的にももちろん経済的にも救われるかわからない。
もちろん、こういう場合以外に本書では起業や転職の「予行演習型」、本業と副業のよい循環を狙う「相乗効果型」、専門能力を複数の場所で生かす「他流試合型」と、副業を3つに分類している。
会社を一番のお得意先と考え、それ以外の仕事もするというのは自立した働き方といえるかもしれない。その会社にずっとい続けられるかなんてわからないのだから。
もちろん、こういう場合以外に本書では起業や転職の「予行演習型」、本業と副業のよい循環を狙う「相乗効果型」、専門能力を複数の場所で生かす「他流試合型」と、副業を3つに分類している。
会社を一番のお得意先と考え、それ以外の仕事もするというのは自立した働き方といえるかもしれない。その会社にずっとい続けられるかなんてわからないのだから。
2007年8月21日に日本でレビュー済み
心底やりたいことではないけれど、やってみたいことなら幾つも挙げられる。
でも、そんな消極的な「やる気」のために、今の収入を捨てる気はない。
こんなモヤモヤを、この本が解消してくれました。
こういう選択肢もあるんだ、と、目からウロコがポロポロ。
普通に働いていれば、やらされ感を持つってこと、ありますよね。
これって、自分の中の「やってみたい感」を満足させてないからだと思う。
安定収入の仕事をこなしながら、一方で「やってみたい」ことにチャレンジする。
新たな挑戦をすることによって、もう一方にも張りが出て、
案外、そこで生きていくことが自分の道になるかもしれない。
「ダブルキャリア」は、幾つかの事例を挙げながら、
「こうあるべき」などと強く諭すことなく、
「こんな生き方、働き方もあるんですよ」と、優しく私たちの背中を押してくれる一冊です。
でも、そんな消極的な「やる気」のために、今の収入を捨てる気はない。
こんなモヤモヤを、この本が解消してくれました。
こういう選択肢もあるんだ、と、目からウロコがポロポロ。
普通に働いていれば、やらされ感を持つってこと、ありますよね。
これって、自分の中の「やってみたい感」を満足させてないからだと思う。
安定収入の仕事をこなしながら、一方で「やってみたい」ことにチャレンジする。
新たな挑戦をすることによって、もう一方にも張りが出て、
案外、そこで生きていくことが自分の道になるかもしれない。
「ダブルキャリア」は、幾つかの事例を挙げながら、
「こうあるべき」などと強く諭すことなく、
「こんな生き方、働き方もあるんですよ」と、優しく私たちの背中を押してくれる一冊です。
2018年8月27日に日本でレビュー済み
現状の仕事とは異なる分野でのキャリア形成を考える中で、こちらの本に出会いました。
内容はダブルキャリア(副業)についての意義や、歴史、実例などを多角的に論じたものとなっています。
個人的に特筆すべきは実例を3種に大別し、具体的にエピーソードを載せている点です。成功例だけではない、副業を模索しつつも悩むインタビューはとても参考になりました。
内容はダブルキャリア(副業)についての意義や、歴史、実例などを多角的に論じたものとなっています。
個人的に特筆すべきは実例を3種に大別し、具体的にエピーソードを載せている点です。成功例だけではない、副業を模索しつつも悩むインタビューはとても参考になりました。
2008年1月17日に日本でレビュー済み
ダブルキャリアとは、「主に会社に雇用されている人が、これからのキャリアを
充実させるため、今、取り組んでいる仕事のほかに、もうひとつ別の仕事をもつこ
と」だという。
投資の際のポートフォリオのように、会社がどうなるかわからない今の時代のリ
スクヘッジでもあるという。しかし、1番の目的はなんといっても自分の天職を見つ
けるため。副業だからこそ、めちゃくちゃ稼げなくてもいい。でも楽しい。
そんな自己実現を目指している人たちの例を紹介しながら、「こんな人生もありま
すよ」というのが本書の内容。
そういえば「白洲次郎 占領を背負った男」を書いた北康利さんもダブルキャリア
だったんだなあ。
充実させるため、今、取り組んでいる仕事のほかに、もうひとつ別の仕事をもつこ
と」だという。
投資の際のポートフォリオのように、会社がどうなるかわからない今の時代のリ
スクヘッジでもあるという。しかし、1番の目的はなんといっても自分の天職を見つ
けるため。副業だからこそ、めちゃくちゃ稼げなくてもいい。でも楽しい。
そんな自己実現を目指している人たちの例を紹介しながら、「こんな人生もありま
すよ」というのが本書の内容。
そういえば「白洲次郎 占領を背負った男」を書いた北康利さんもダブルキャリア
だったんだなあ。