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東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2007/1/27
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- 本の長さ297ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2007/1/27
- ISBN-104140910747
- ISBN-13978-4140910740
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2007/1/27)
- 発売日 : 2007/1/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 297ページ
- ISBN-10 : 4140910747
- ISBN-13 : 978-4140910740
- Amazon 売れ筋ランキング: - 465,423位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,432位社会一般関連書籍
- - 46,555位ビジネス・経済 (本)
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著者について
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)ほか多数。
【自己紹介】1971年神奈川県生まれ。東京大学情報学環教授(社会学、メディア史)。博士(社会情報学)。東京大学文学部社会学科、同大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、博士課程退学。東京大学社会情報研究所助手、筑波大学社会学系講師、東京大学社会情報研究所助教授、同大学情報学環准教授を経て現職。現在は、アメリカ社会調査史を中心に、調査という社会的行為の歴史をたどり返している。ドイツの戦時期にも手を付けないとといけないとびびっています。最新刊は『社会制作の方法』勁草書房。なんとか春までには有斐閣から社会学の教科書(というか講義録)を出したいと思っています。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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都市、市街地ができた経緯、歴史に関する言及が少ないので深みもない
まとめの5章は「東京」から離れて議論するのだがこれがひどい
耳慣れない社会学用語だらけで全く意味がわからない
他のレビュアーの「両者の印象論を手持ちの思想用語で粉飾する態の、この自堕落な内容」ってのは言い得て妙だ
レビューへの反響(2017年11月3日現在)・・・参考になった3票 参考にならない5票
結構大切な事は、この本が「都市論」という文脈より「現代思想系」の本であると言う事だと思います。
個人的には、1から4章までは非常に楽しく読む事が出来ました。それは、東氏と北田氏が知っている街の姿の「思い出」と「対談当時(2007)」と「現在(2012)」を比較しながら、大きな文脈で感じ取れたからだと思います。
1章で語られる「渋谷」は自分の遊び場であり、2章の「青葉台」は自分の生活空間であり、足立区と池袋はフィールドワークでの体験と、自分の中でそれぞれに何かしらの思いをフィードバックしながら読めたのは非常に良かったと思いました。
ただ、5章は完全に思想を都市にぶち込んで話しているので、かなり難解に思えました。所々、わからない点が出てくる一方で、東氏の著作や対談を数冊読んでいたので、なんとか理解が追いつかせましたが・・・少々難解でした。
東京の最近の再開発というか区画整理事業に於ける土地所有者の「動物的なもの」をもう少し分析したほうが良いと思う。結局、そこが野放しで規制が無いので同じような街が生まれがちなのでは。
バリアフリーや多様性の要請が結果として画一的な街を生みやすい点も指摘としては面白いが、国交省の補助金交付の基準に問題があるだけなのかもしれない。
おそらく欧米の都市には質屋のような庶民がブランド品を換金するようなお店は街なかにはあまり無いと思われ、東京の質屋の変遷やそのような形態のお店が成立する消費都市としての東京をもっと詳しく分析しても良かったと思う。
なお、「ジャスコ化」というがショッピングセンターのクオリティーも店舗によりけりだと思う(個人的には、イオンモール幕張新都心店が一番好きだが、たまに他のイオンに行くとテナントのつまらなさにびっくりする)。コンパクトシティーというか歴史ある街として有名なウイーン郊外にはDonau Zentrumのようなカッコいいショッピングセンターもあったりする。
ま、東は対談を通じ、「人間は主体である前に動物であり、そしてその動物性がいまや、都市デザインを含め、社会システムの根幹を直接に決めはじめている」ことを指摘したかったと述べてはいる(p263)。だが、ともに東京近郊で生まれ育ったことのみを支えにした企てとしては、無謀と言うしかないだろう(北田には『広告都市・東京』という著作があるが、多分自覚しているように(p42)、これは都市論と言うより都市に関する表象分析)。「毎回実際に街をひと歩きし、自身の直観と経験と記憶にもとづかせながら」(p286)論じ合うという、人を舐めたお手軽な姿勢の帰結が、両者の印象論を手持ちの思想用語で粉飾する態の、この自堕落な内容だ。
東が「いまや脱構築不可能な、生物学的身体としての人間だけがナマでごろんと転がっている」(p263)、「必要なのは工学的な事実性を制御する知恵、スキル」(p278)と主張し、北田が「社会を動かすのは『人間工学の共同幻想』だから、その脱構築は完全に不可能ではない」(p289)と応酬する構図に興味を抱く読者もあろうが、所詮は立場表明に終わっている。しかもこの構図は、2人が言及するローティvsロールズはともかく、福田和也が『イデオロギーズ』で描いたハイデガーvsカッシーラーの対立を変奏しているようにも思う。大切な問題であることは認めるが…