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国家論 日本社会をどう強化するか (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2007/12/21

3.8 5つ星のうち3.8 21個の評価

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国家とは何か? 国家とどう付き合っていくべきか?
古今東西の知をベースに、大いなるテーマに挑む、
著者渾身の書き下ろし、堂々600枚!
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商品の説明

出版社からのコメント

予見される将来、国家が消滅することはありえない。
ならば人は、国家という厄介な存在とどう付き合っていくべきか。
9・11以降に顕著になった、国家の暴走にどう対抗すればよいのか。
聖書、マルクス、宇野弘蔵、柄谷行人、スターリンの民族理論、
カール・バルトの弁証法神学......古今東西の知を援用し、
官僚の論理の本質や、国家が社会へ介入する様相を鋭く読み解く。
市場原理主義がもたらした格差社会を是正し、
社会の連帯を高めることで、国家に対峙する術を説く。
著者のインテリジェンス(特殊情報活動)の経験と、
類い稀な思索から生まれた実践的国家論!

著者について

佐藤優(さとう・まさる)●1960年東京都生まれ。起訴休職外務事務次官・作家。同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、外務省本省国際情報局分析第一課に勤務。外交官として勤務するかたわら、モスクワ国立大学哲学部客員講師(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務める。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受け、現在上告中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2007/12/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/12/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 315ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 414091100X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140911006
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 21個の評価

著者について

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佐藤 優
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
21グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島由紀夫は自刃と日本の神に連なるその思想を持って米国化する資本主義を受け入れる日本を憂いその目覚めを促そうとしたと私は認識していますが

佐藤優さんは著書とキリスト教を基本とするその思想を持って、小泉政権下の新自由主義政策により資本主義の純粋化(=1.格差がもたらす地獄絵と2.国家の暴力がもたらす地獄絵)へ突き進む日本の国民に目覚めを促しているのだと本書から感じました。

佐藤さんは以下の過去の偉大な知識人達の著書を紐解きながら、国家、社会、民族、ナショナリズムとは何か、解説を加えて読み解きます。

・カール・マルクス(資本論)
・宇野弘蔵(経済原論、)
・アーネスト・ゲルナー(民族とナショナリズム)
・刈谷行人(世界共和国へ)
・カール・バルト(ローマ書講釈)

辿り着いた結論は、「人間が究極的なもの(世界平和等)に至ることは不可能であるが、その不可能を可能にしなくてはいけない。その為には、究極以前のもの(国家・社会・家族)を通じる道しかない」という考えで、佐藤さんは以下のように本書を結びます。

小泉政権(=ボナパルティズムに象徴される愚かな国民が自ら選んだ自らを苦しめる政権)下の新自由主義政策の結果、一人ひとりがバラバラにされ、他者や外部社会に対する想像力が弱っている現状を根本的に立て直さなければならず、

この誤った国家を正すには、社会を強くする必要があり、その為には、大きな夢(=究極なもの)を実現することに満足を感じる人を増やす必要がある。

国家と社会を繋ぐ役割を担う政治家こそ大きな夢を見るべきなのに、過去の政治家や諸外国の指導的政治家と比して今の日本の政治家は究極的なものが見えていない。

だから、我々が社会の側から政治家に大きな夢を持たせるように働きかけていく(例えばマスコミはきちんと政治家の良い実績を報道する)ことが現下の閉塞状況から日本の国家と社会を脱出させる為の出発点である。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐藤勝さんの著書は、いずれも目を開かせてくれる。改めて日本を考え直す切っ掛けになった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月20日に日本でレビュー済み
一言でいうと、俗に言う「床屋政談」である。
 床屋での雑談程度ならば考えや事実の根拠を示す必要はないが、本書は読み解くテクストを除き、出典や該当箇所、根拠が殆ど示されていないからだ。
 例えば第3章で民族について論じるにあたり、スターリンの論文(100年前の!)を手掛かりにするのだが、「民族問題に関するスターリンのこの論文は、世界のほとんどの民族政策、民族理論に、いまだに強い影響を与えています。」(143頁)と書いている。
 このような事実は多くの人にとって初耳だろう(私もそう)。だとすれば根拠を示すべきだ。現在もスターリンの論文が影響を与えているという事実を指摘するなり、注でそれを指摘した論文を挙げるなりするべきである。
 しかし本書の筆者はそういうことを殆ど行わない。反証不可能とは言わないまでも、反証を困難にしたままどんどん議論を進める。出典を挙げず、本当かどうか不明な”事実”をつらつら挙げて論証めいたことをしていく。

「真理がどこにあるかということに関して、カント以前の世界とカント以降の世界では、ものの考え方はまったく違っています。」(72頁)
「救貧施設というのは、刑務所より恐ろしいところとして、『資本論』に何度も出てきます。」(134頁)
「アメリカのクリスチャン・コアリション、すなわち宗教右派の連中は、実際はほとんど聖書を読んでいない、神学書も読んでいない、テキスト・クリティークもしていない、その程度の『聖書理解』です」(272頁)
 私はこれらが事実かどうか知らないが、本書の筆者は何の出典も挙げず、また説明もせずに書いている。俎上に上げているテクスト以外は、こんなのばかりである。他のアマゾンのレビューに、「眉唾」との指摘が有るが、的を射ている。
 高校生や入学したての大学生ならいざ知らず、ゼミなどで学術書や論文を読んだり、卒論を書いた経験がある人ならば、このようなテキトーな書き方に我慢できないのではないか。
 (例えば最近に読んだ小泉悠著『ウクライナ戦争』(ちくま新書)は、周知でない事実には逐一出典を挙げ、筆者の見解には必ずそのように明記している。分野は異なれど、これが本を書く基本中の基本である。)

 明らかに誤っている箇所も複数ある。
「かつてはコミンテルン(第三インターナショナル)や国際共産主義運動がありました。これに対して治安維持法で弾圧しても、逆に抵抗運動がどんどん出てきて、完全に抑えることはできなかった。」(49頁。実際は1935年の袴田里見の逮捕で共産党は壊滅。治安維持法の廃止まで再建できなかった。)
「ヘーゲルにおいても、(略)哲学の最終的な到達点は美学、芸術学になるわけです。」(211頁。ならない。『エンチクロペディー』の哲学体系は、「芸術」の後に「宗教」を経て、「哲学」で終わる。)
「(フランシス・フクヤマ著)『歴史の終わり』は、ヘーゲルの『法の哲学』の反復です。」(214頁。反復ではない。『法の哲学』の何をどう反復すれば『歴史の終わり』になるかは、例の如く全く説明が無い。嘘をつくにしても、せめて『歴史哲学講義』か『精神現象学』を挙げるべきだろう。)
 私ですら明確に間違いを複数指摘できるのだから、本書中の誤りは相当数に上ると推測される。

 但し「宇野弘蔵は大変な動物好き」という話(111頁)は面白かった。例によって出典が示されていないが。
2023年10月12日に日本でレビュー済み
第1章 社会―『資本論』で読み解く「日本社会の構造」(マルクスの二つの魂;価値形態論と国家論;国家登場―原理論から段階論へ)
第2章 社会への介入―「宇野経済学」で読み解く「社会のスキマ」(日本資本主義論争;貨幣が鋳貨に変わるとき;国家介入の四つの契機)
第3章 国家―「民族」で読み解く「ナショナリズムの本質」(スターリンの民族定義;暴力独占機関としての国家;ナショナリズムとは何か;国家と社会の起源はどこにあるのか;ファシズムとボナパルティズム)
第4章 国家と神―『聖書』で読み解く「国家との付き合いかた」(国家とは距離を置け!―バルトの革命観;国家という偶像;歴史は複数の真実をもつ)
終章 社会を強化する―「不可能の可能性」に挑め!(良心は心の外にある;結語―「究極以前のもの」を通して「究極的なもの」に至る)
2019年6月6日に日本でレビュー済み
再掲
図書館本
いったい佐藤さんはどれだけの本を読み、どれだけの外交上のVIPに会いこの様な現状分析が出来てしまうのだろうか。47歳。その内の一年以上は拘置所の中に居た(もちろん拘置所内での読書量の凄さは既に書籍に書かれているわけであるが)。
今回の本は何回に分けて行われた講義(研究会?)での内容だということですが、一度読んだだけで小生に理解出来る様な内容ではない。もちろん資本論を読んだ事もなければ聖書も読んだ事がないのだからあたり前なのだろうが。しかし、現代の日本のおかれている外交上あるいは地政学上の立場が小市民的にも危機感を持って理解できる。小泉以降の新自由主義と言われるアメリカ的資本主義の問題点も実にクリアーに文面に表れている。
そして、佐藤さんの目指す日本と言う「国家」は実は非常に解りやすいのである。それは地球愛なのである。ドンキホーテでも良いのである。貧困を無くしたいとか、戦争をなくしたいとか言う「夢」を持つ人間育成なのだ。
備忘録的にキーワードをメモっておきたい。
資本論、原初主義と道具主義、暴力装置として国家と官僚、宇野三段階論、労働と貨幣、アーネスト・ゲルナー、ナショナリズムの本質、再分配と互酬的交換、マルチチュードの限界、国家と神(バルト神学、歴史の複数真実性)、講座派と労農派 etc
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レポート
2008年3月14日に日本でレビュー済み
「自らが実際に確認したこと以外にも、何か抽象的・超越的なものを創り上げ、それを信頼する」と「当面の悩みは全部なくなる」。
"国家" への盲目的信頼(or 思考停止)は、「原罪をもつ人間が作り出した」国家に「人間が支配される契機」・・・。
「提示された問題は必ず解決できる」という「肯定神学(秩序)」の契機である。

「完全に自己の中で充足・完結した世界」を謳ったところで、充足できれば・・・完結できれば・・の話である。
「提示されるだけで、決して解決されない問題」ばかりであることに否応なく気づかされてしまう。

「"国家" の限界と危険性を意識している指導者がいる "国家" だけが、消極的な意味合い」・・・
「悪の程度がより少ない」という "消極的な価値" をもつのだ、という視点に立つには、
勢い余った早熟(「肯定神学(秩序)」)の強みと弱みを吟味できるだけの試行錯誤を経た成熟を待つ他ない。
ただひたすら、"不可能性としてのみ理解されるべき" 神の座に、"国家" を置いてはならないのだと・・・。

「国家というものが偶像になる危険性が高い以上、その一点において常に国家に対して懐疑的でなければならない」。

"国家" には、"科学" はもちろん、人為すべからく入れ替え可能。
故に、個別の問題について具体的にどういう行動をとろうとも、
否定神学(啓示)的アプローチを始め、あらゆる人為(為す/為さぬ)には、原罪が付きまとうのである。

「快楽はなぜあるかという問いからこそ、残虐をも含めた全体性へと開かれるのだ(宮台真司ほか著『幸福論』)」。

「貧困がまったく存在しない社会、絶対に戦争がない世界、これが私のいう大きな夢、すなわち「究極的なもの」」と謳う佐藤氏が、
「絶対に実現できないことを分かっている」という物言いで、"原罪" に自覚的であることに、自覚的でありたいものです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月31日に日本でレビュー済み
 年末から読み出し 元旦の初日の出とほぼ同時に読み終えた。因みに今は元旦の朝6時54分である。

 「国家」に無意識に住んでいる一人として 本書のように「国家」を相対化する本は 読んでいて 目からうろこが落ちるような思いを受けた。僕らが 日々の生活の前提としている制度は 普遍的なものではなく 特殊なものであるという点に驚いたからだ。

 「国家論」というと 確かに大上段に構えたむきもある。しかし 本当は僕らの日々の生活の中で僕らが考えていること、やっていることという「細部」に 国家論があることを感じた。「神は細部に宿る」というが 国家も細部に宿っているということなのだと思う。

 佐藤の博覧強記にはため息が出る。実際 この「国家論」で論じられている思想家に関して十分な知識を持った人が どれだけいるのだろうか?特にNHKブックスといった 普通の読者を想定したシリーズを手に取る人が どれだけマルクスやバルトの本を手に取るというのだろうか?
 そういう「普通の読者」の一人である僕として この本は実に手ごわい。

 但し 佐藤の本の良いところは 実践的で具体的で時代性がある点にある。実際 聖書と小泉政治を同時に語ってくれることで 僕らの理解は幾分たやすくなる。
 本書の「本としての生命」として考えると 最近の日本の政治状況を例としてあげることは得策ではないと思う。50年後に本書を手に取る人は 小泉という人の話を読んでも ぴんとこないに違いないし それゆえ本書の格が下がる可能性があるからだ。
 しかし 佐藤自身はそれは意にかえさないと思う。佐藤は 学者ではなく 活動家であることを志している以上 徹底的に同時代的であるべきだし 自身の著作も 研究書として生き長らえるよりは 寿命は短くても時代にアジテーションを行うことを好むと思うのだ。

 元旦に きちんと自分と国家を考えたい。そう思ったところだ。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート