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青花の道: 中国陶磁器が語る東西交流 (NHKブックス 1104) 単行本 – 2008/2/1
弓場 紀知
(著)
青花の新たなルートが浮かび上がってくる!
- ISBN-104140911042
- ISBN-13978-4140911044
- 出版社NHK出版
- 発売日2008/2/1
- 言語日本語
- 本の長さ262ページ
商品の説明
出版社からのコメント
白磁胎に、コバルト顔料で絵付をした彩画磁器、青花。
元代、中国の景徳鎮で完成したといわれ、
日本では「染付」と呼ばれている。
なぜ、この時代、突然出現したのか、今もって謎である。
元、明、清代、中国の特産品として、
日本、アジア、イスラーム中東、さらにヨーロッパへと運ばれた。
青花の伝世品や陶磁片を各地へ訪ね、
全く新たな視点から、誕生をめぐる問題や謎をとらえ直し、
「新陶磁の道」を提起する意欲作。
元代、中国の景徳鎮で完成したといわれ、
日本では「染付」と呼ばれている。
なぜ、この時代、突然出現したのか、今もって謎である。
元、明、清代、中国の特産品として、
日本、アジア、イスラーム中東、さらにヨーロッパへと運ばれた。
青花の伝世品や陶磁片を各地へ訪ね、
全く新たな視点から、誕生をめぐる問題や謎をとらえ直し、
「新陶磁の道」を提起する意欲作。
著者について
弓場紀知(ゆば・ただのり)●1947年奈良県生まれ。奈良教育大学教育学部卒業。九州大学大学院文学研究科修士課程終了。1973~2003年、出光美術館に勤務。現在、京都橘大学文学部教授。兵庫陶芸美術館副館長。専攻は考古学、陶磁器の東西交渉史。1998~2001年、フスタート遺跡出土の中国陶磁器の調査。2004~2006年、内モンゴル陶磁器の調査。2000年小山富士夫記念基金褒章受賞。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 4140911042
- ISBN-13 : 978-4140911044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 542,785位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人類の財産である青花白磁を最初に接したのは、パリの高校時代に授業でギメ国立東洋美術館で洗練された 美しいporcelaine chinoise blanc et bleu(直訳:中国白青磁器)を目にした時である。その後ビジネスマンとして、大英博物館(ロンドン)、国立中央博物館(ソウル)、故宮博物院(北京・台北)、トプカプ宮殿(イスタンブール)、東京国立博物館、大阪市立東洋陶磁美術館(韓国の青磁・白磁が素晴らしい)などで陳列されている青花の傑作を見る機会が多かった。このように青花は中国の特産品として、近隣アジア諸国、イスラーム世界、ヨーロッパ、日本、朝鮮、琉球へと運ばれたが、著者は青花の伝製品やかけらを求め展示先を訪ね、その始まりや伝播を調べ、東西交流と言う新しい視点から見ている。この著書の各章は世界のどの地域にどのように広がったか、資料を整理し良くまとめられており非常に刺激的である。しかし、序文や後書きで東西交流について著者独自の見解やコメントや野心的詩論など、総合的または包括的な展望の記述が当然あるものと思っていたが、序文はポルトガルの自分が訪問した美術館についてだらだらと触れてるだけであり、後書きもこの研究に入った理由のようなものを意味なく述べているだけである。故に、後は読者が楽しみとして、読者自身が各章を貫く横糸で包括的な展望を構築することをお勧めする。今後著者が青花の東西交流の全体像をまとめてくれるなら、★★★★★でも足りないと言っても過言ではないであろう。