母娘問題にもがく患者を診察・治療してきた精神科医が、
この関係を論理的に分析し、解決策のヒントを挙げている。
娘の立場にある人へ:
「母親の自己犠牲や責任感すらも、しばしば支配のための論理に利用される可能性があることも理解しておくべきでしょう」
「感情のもつれをもたらす密着関係、密室関係を脱するためにも、離れて生活する可能性について検討してみること」
母の立場にある人へ:
「母親が娘に与えられる一つの素晴らしい贈り物は、できる限り自分自身の人生を生きることです。それは同様に、息子や自分自身に対する贈り物でもあるのです(ハリエット・レーナー)」
私の母は家庭に問題があるとは全く認識していない。
この本を読む事はないであろうし、どのようにしても母の考え方を変えることはできない。
何十年続いてきた支配を今さらやめさせることも不可能だ。
結局は、家を出て距離を置く事しか、自分自身が救われる方法はない。
その答えを確信づけ、後押ししてもらった大事な本。
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母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2008/5/28
斎藤 環
(著)
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呪縛の正体に迫る。
すべての母娘問題に悩む女性たちに贈る待望の1冊!
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2008/5/28
- ISBN-104140911115
- ISBN-13978-4140911112
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商品の説明
出版社からのコメント
反発から深い理解へ
娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母...。
娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?
本書では、臨床ケース・事件報道・少女漫画などを素材に、
ひきこもり、摂食障害患者らの性差の分析を通して、
女性特有の身体感覚や母性の脅迫を精神分析的に考察し、
母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに
「母殺し」が困難であることを検証する。
「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、
開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論!
著者について
斎藤 環(さいとう・たまき)
1961年生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了(医学博士)。
現在、爽風会佐々木病院精神科診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2008/5/28)
- 発売日 : 2008/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 220ページ
- ISBN-10 : 4140911115
- ISBN-13 : 978-4140911112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 286,577位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月15日に日本でレビュー済み
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2017年4月10日に日本でレビュー済み
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本の中で回避や解決については、ほとんど触れられていませんので、ハウツー本としてはあまり役に立たないかもしれません。ただ自立と支配について親子関係の構造を理解するのには役立ちます。少々難解な言い回しがありますが、すでに子育てされている方ならば、自身の経験と照らし合わせて読み進められるかと思います。
最終章で母親が自分の人生を歩んでいるのか、ということが解決策としてエッセンス程度に登場します。子供をきっかけに生き方が変わることの多い現代女性にとってはかなり手厳しい指摘ですね。自分自身の躾が支配になっていないか、考えさせられました。
最終章で母親が自分の人生を歩んでいるのか、ということが解決策としてエッセンス程度に登場します。子供をきっかけに生き方が変わることの多い現代女性にとってはかなり手厳しい指摘ですね。自分自身の躾が支配になっていないか、考えさせられました。
2017年3月2日に日本でレビュー済み
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ネットで本の一部が出ていて気になり購入しました。もっと早く読んでいれば子育てが変わったのかなと思いました。発送から到着までも早く、とても良かったです。
2015年2月25日に日本でレビュー済み
結局、解決策は無い。
他の本の一説を引用し過ぎており、著者の主張が見えにくくなっている。
他の本の一説を引用し過ぎており、著者の主張が見えにくくなっている。
2012年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ひきこもり」を専門とする精神科臨床医の著者は、母娘関係には錯綜した愛憎関係があると確信しているという。母娘関係の泥沼は、ほとんどの女性が潜在的に抱えている。
男児は3歳から5歳の間に、母親を取られまいと父親に敵意を抱く。「父殺し」とは父親を乗り越えることであり、「父殺し」は可能であるばかりか、むしろ避けることのできない男性の成長過程と考えられている。
しかし、女性における「母殺し」はおそらく不可能であると著者は説く。一見、仲のいい一卵性母娘も仲違いしていそうな母娘も、同じ病理を抱えているという。
母親は娘に対して、「あなたのためを思って」という大義面分を掲げながら、実際は自分の願望と理想をおしつけようとする。娘は母親のその願望を先取りするかのように振舞い、そうした支配に逆らえなくなっていく。献身的に支えてくれる母親への「申し訳なさ」ゆえに、母親の呪縛から逃れられない。
娘の体には母親の言葉がインストールされており、娘がどれほど母親を否定しようとしても、与えられた母親の言葉を生きるしかないという。
母娘関係の問題は母娘の両側から接近することが理想であるが、母親は娘を支配していることにしばしば無自覚であるという。
この問題に対する有効な処方箋は、見当たらないという。
本書は、母娘がかかえる病理を解き明かしてくれる好著である。
男児は3歳から5歳の間に、母親を取られまいと父親に敵意を抱く。「父殺し」とは父親を乗り越えることであり、「父殺し」は可能であるばかりか、むしろ避けることのできない男性の成長過程と考えられている。
しかし、女性における「母殺し」はおそらく不可能であると著者は説く。一見、仲のいい一卵性母娘も仲違いしていそうな母娘も、同じ病理を抱えているという。
母親は娘に対して、「あなたのためを思って」という大義面分を掲げながら、実際は自分の願望と理想をおしつけようとする。娘は母親のその願望を先取りするかのように振舞い、そうした支配に逆らえなくなっていく。献身的に支えてくれる母親への「申し訳なさ」ゆえに、母親の呪縛から逃れられない。
娘の体には母親の言葉がインストールされており、娘がどれほど母親を否定しようとしても、与えられた母親の言葉を生きるしかないという。
母娘関係の問題は母娘の両側から接近することが理想であるが、母親は娘を支配していることにしばしば無自覚であるという。
この問題に対する有効な処方箋は、見当たらないという。
本書は、母娘がかかえる病理を解き明かしてくれる好著である。
2024年4月20日に日本でレビュー済み
この本の内容とは関係ありませんが、母殺しとはすなわち母親を許すこと。母親の弱さを認めることなのだと気づきました。
2020年8月7日に日本でレビュー済み
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根拠を述べずたらたら意見を述べ続けるという内容。