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人生の歩き方 2008年8-9月 (NHK知るを楽しむ/水) ムック – 2008/7/1
澤地久枝/声なき声を聞く・岩澤信夫/生きものの豊かな田んぼ
- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104141895024
- ISBN-13978-4141895022
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 163ページ
- ISBN-10 : 4141895024
- ISBN-13 : 978-4141895022
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,542,740位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月14日に日本でレビュー済み
類似した澤地の自伝本は何度か読んでいるが、また感動してしまう。 それは、女で、心臓が悪く、いつまで生きられるかわからない体でありながら、一家の家長としての責任を負わされた澤地が、懸命に生きてきたといういきづかいを感じさせるからだろう。 28歳で心臓の手術をした。手術で死ぬかもしれない。なしえたことは何もないようにおもうけど、その時その時一生懸命生きてきたという実感があり、心は平穏だった。 死にたくないという気持ちよりは、一家を支えていかなければならないという責任があるから、ここで死ぬわけにはいかないと思ったp48 父が死ぬ時、私はあとのことは、やりますと無言で硬い約束を交わした。絶対に母よりも私が先に死ぬわけにはいかない、生き延び続けなければならないと思った。 64歳のときの3度目の手術のときは、責任は免れていた。 きけ わだつみの声をみて、おどろいた。昭和26年から私の戦後は始まったp13 黙して耐えている者の痛み 妻たちの226事件p17 母親は餓死を覚悟で子供たちに食事を分け与え続け、衰弱して、ガス室に送られた。 アパートはその後20年私たちの生活を支えた。干したければどうぞといえたp41 目に見えない断層 本やレコードのある家庭とそうでない家庭。中野孝次の同志的感覚 3度目の手術の後に、アメリカで講義を聞いた 月1度は病院に通い検査を受け、医師の指示をうける。すでに何十年もしている 証言や行動をすべて抜き出し、それぞれの時間と場所に位置づける。時系列に並べなおす 食い違いのあるところは、比較して検討するp56 小さな人間が動いて初めて政治は変わる。小さな人間の小さな勇気と行動こそが力になる。 自分はいやだとはっきり拒絶する志を持つ市民がいて成立する。信じることをいう勇気。