宝石を盗む様に頼まれた主人公が殺人に遭遇し・・・というお話。
また、普通に面白い小説でした。今回は匠がキーワードの様で、歯科技工士や彫刻士が登場し、最後のネタ(書けませんが)に至るプロットもよく出来ている様に思いました。
泥棒が反社会的ですが、この主人公には何故か感情移入できるのも、著者の筆力が伺えると思います。ソフトな作風に合わせて、訳も一人称が俺ではなく私にしているのもポイントだと思います(若干違和感を覚えますが・・・)。
これからの展開も気になる第二作。機会があったら是非。
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泥棒はクロゼットのなか (ハヤカワ・ミステリ 1354) ペーパーバック – 1980/7/1
ローレンス ブロック
(著),
田口 俊樹
(翻訳)
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1980/7/1
- ISBN-104150013543
- ISBN-13978-4150013547
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1980/7/1)
- 発売日 : 1980/7/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 196ページ
- ISBN-10 : 4150013543
- ISBN-13 : 978-4150013547
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,509,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月3日に日本でレビュー済み
Lawrence Blockの『The Burglar in the Closet』(1978年)の翻訳。
「泥棒バーニイ」シリーズの第2弾。
盗みに入った家で殺人に巻きこまれ、なんとか容疑を晴らそうと真犯人を探していくストーリーだ。
真っ当なフーダニットであり、本格ミステリとして楽しむことができた。一方で、泥棒ものとしての色合いが薄いのには、ちょっと不満。
ニューヨークのスタイリッシュかつ怪しげなひとびと/生活が活写されているのが印象的。
「泥棒バーニイ」シリーズの第2弾。
盗みに入った家で殺人に巻きこまれ、なんとか容疑を晴らそうと真犯人を探していくストーリーだ。
真っ当なフーダニットであり、本格ミステリとして楽しむことができた。一方で、泥棒ものとしての色合いが薄いのには、ちょっと不満。
ニューヨークのスタイリッシュかつ怪しげなひとびと/生活が活写されているのが印象的。
2003年1月18日に日本でレビュー済み
小粋な泥棒探偵バーニイの活躍するシリーズの、第二作。盗みに入った先で死体と出くわしたり、何だかんだで面倒に巻き込まれては探偵の才を発揮するバーニイ。この作品では、盗みに入ったはいいが予定より早く住人が帰ってきた!?バーニイがクロゼットに隠れていると、何やら争う物音が・・・静かになったところで外へ出てみると、やっぱり死体が。
このシリーズでは、古典的な探偵もののように、バーニイが最後に関係者一同をあつめて「さて」と全貌を明かすのも楽しい。
このシリーズでは、古典的な探偵もののように、バーニイが最後に関係者一同をあつめて「さて」と全貌を明かすのも楽しい。