密室トリックはやけに器械的なもので新奇さはない。
しかしグロテスクな死体発見現場の演出、不可解な
死亡推定時刻の謎など、幕開けとしてはじゅうぶんに
興味をそそられるものとなっている。
真犯人・動機を導く伏線を過剰に張り巡らせながらも
巧みな誤誘導により二転三転させる終盤の展開は
並の技量では為し得ないだろう。
これだけ平明な文体なのに論理構造は決して安直では
なく、しかも一点の曇りも破綻も見受けられない。
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死が招く―ツイスト博士シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1732 ツイスト博士シリーズ) 新書 – 2003/6/17
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- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2003/6/17
- ISBN-104150017328
- ISBN-13978-4150017323
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
密室で、ミステリ作家が鍋に顔と両手を突っ込み死んでいた。傍らの料理は湯気が立っているのに、何故か遺体は死後24時間以上が経過していた…。犯罪学者アラン・ツイスト博士が、快刀乱麻を断つ! シリーズ第2弾。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2003/6/17)
- 発売日 : 2003/6/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 197ページ
- ISBN-10 : 4150017328
- ISBN-13 : 978-4150017323
- Amazon 売れ筋ランキング: - 660,823位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 975位フランス文学研究
- - 1,011位フランス文学 (本)
- - 1,082位ハヤカワ・ミステリ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2004年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巷ではなかなか評価の高いアルテだが、私には、不満な点の多く残るずるい作家としか思えない。不可能犯罪の見せ方、魅力的な謎の提示に傑出した力を持っていることは認める。余計な要素をすべて削ぎ落とした禁欲的な筋立て、文体にも好感が持てる。しかし、謎を複雑にしすぎたため、もしくは、謎を複雑にするためにトリックが消化不良・卑怯なものになっているように思えるのだ。トリック過多とでも言おうか。もっと解決を引き立てるようなトリックの使い方が出来ないのだろうか。
シリーズが進むにつれて解消されていくと嬉しいのだが、どうなのだろう?
シリーズが進むにつれて解消されていくと嬉しいのだが、どうなのだろう?
2005年12月22日に日本でレビュー済み
最近のお気に入りの作家。
が、この作品、単独で読めば面白いし、謎も湯気の出る料理に体を倒して死んでいる、死後24時間たった死体、という風に興味深いものなのに、なぜか物足りなかった。「第四の扉」、「赤い霧」の読後感が良すぎたせいだろう。
密室をメインに読者を楽しませようという心意気に星はそれでも4つ。
が、この作品、単独で読めば面白いし、謎も湯気の出る料理に体を倒して死んでいる、死後24時間たった死体、という風に興味深いものなのに、なぜか物足りなかった。「第四の扉」、「赤い霧」の読後感が良すぎたせいだろう。
密室をメインに読者を楽しませようという心意気に星はそれでも4つ。
2008年10月20日に日本でレビュー済み
有栖川氏のオビに惑わされたわけではないが、
ポール・アルテと氏の推薦ときたら読まずにはいられない。
二度読むと更にわかりやすいのだが、
細部にわたって散りばめられているヒントが、
『ああ、そういうことだったのか!!』
と納得できるのである。
カーの再来、クローンと呼ばれて久しいが、
なかなかどうしてカーをも越えてしまっているといっても過言ではない。
いや、これはカーの訳文の下手さや難解さもあるのだが、
論理的、理知的、システマティックに展開するプロットに、
パズルを解いているかのような錯覚に陥るのである。
一読の価値はある。
ポール・アルテと氏の推薦ときたら読まずにはいられない。
二度読むと更にわかりやすいのだが、
細部にわたって散りばめられているヒントが、
『ああ、そういうことだったのか!!』
と納得できるのである。
カーの再来、クローンと呼ばれて久しいが、
なかなかどうしてカーをも越えてしまっているといっても過言ではない。
いや、これはカーの訳文の下手さや難解さもあるのだが、
論理的、理知的、システマティックに展開するプロットに、
パズルを解いているかのような錯覚に陥るのである。
一読の価値はある。
2003年7月6日に日本でレビュー済み
『フランスのカー』と評されるアルテの邦訳第二弾
前作はメタミステリを思わせる内容で曲球といった趣でしたが
今回は、密室の中で調理された死体、行方不明の双子、犯罪に造詣の深い奇術師、甦る死体
繰り返される死体出現のシーンや複数のサブプロットの有機的結合
と本格ファンが喜ぶ趣向満載のがちがちの直球
カーの後継者たるゆえんを楽しんでください
前作はメタミステリを思わせる内容で曲球といった趣でしたが
今回は、密室の中で調理された死体、行方不明の双子、犯罪に造詣の深い奇術師、甦る死体
繰り返される死体出現のシーンや複数のサブプロットの有機的結合
と本格ファンが喜ぶ趣向満載のがちがちの直球
カーの後継者たるゆえんを楽しんでください
2004年10月2日に日本でレビュー済み
前半はちょっとかったるくて、前作の方がいいかなぁと思ったけど、どんどんどんでん返しがあって、面白かった。
ちょこちょこ出てくる謎に満ちたアイテムたちが良い。
妙に「ああ、なるほどね」と納得させられてしまう感じ。
ちょこちょこ出てくる謎に満ちたアイテムたちが良い。
妙に「ああ、なるほどね」と納得させられてしまう感じ。
2003年7月11日に日本でレビュー済み
読了後の第一印象は『見事!』の一言。読み返してまた『見事!』の一言。あら捜しに走った三度目は多少の無理があるものの、やはり『見事!』の一言。
ストーリー展開や情景描写、心理描写をここで語るのは不毛と言うもの。浮かび上がる犯人像や、解決に至るまでの見事な構成を是非ご堪能あれ。
カーのように文章が凝ってなく、読み易いので、ページを捲る手も速くなりがちだけれども、じっくりと一字一句吟味して欲しい。いろいろなヒントが隠されていて、不可能犯罪を非常にフェアーなかたちで露出させている。
TDLのように何度触れても魅力のある作品。ポール・アルテは侮れない。
ストーリー展開や情景描写、心理描写をここで語るのは不毛と言うもの。浮かび上がる犯人像や、解決に至るまでの見事な構成を是非ご堪能あれ。
カーのように文章が凝ってなく、読み易いので、ページを捲る手も速くなりがちだけれども、じっくりと一字一句吟味して欲しい。いろいろなヒントが隠されていて、不可能犯罪を非常にフェアーなかたちで露出させている。
TDLのように何度触れても魅力のある作品。ポール・アルテは侮れない。
2004年1月20日に日本でレビュー済み
今回はミステリファンが喜ぶ要素を満載した
直球ミステリ
怪しい状況の中怪しい人物揃いの中
この不可能状況をなしえたのは誰でしょうか?
直球ミステリ
怪しい状況の中怪しい人物揃いの中
この不可能状況をなしえたのは誰でしょうか?