無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
赤髯王の呪い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1790) 新書 – 2006/8/15
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,210","priceAmount":1210.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,210","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"27ieE28TjM0UNdOU0kp6SkRfud57oVEmq%2BhkMHQkQcItmB5RqZE6zR4Wh91h1DoNY8Fhbk8LTvQoP6O5a%2Fd%2BnqQZeetmF7kRt76aWl7xTJd5uOla0Ody2%2BhD0jfWXnPAfy03vEhlGHsiGukpEIB10DB0pFfc2kz3sbwSzShAFPCVjwYPbs%2B7vnM0U91CHFPE","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/8/15
- ISBN-104150017905
- ISBN-13978-4150017903
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 赤髯王の呪い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1790)
¥1,210¥1,210
6月 12 - 13 日にお届け
残り1点 ご注文はお早めに
¥1,320¥1,320
最短で6月12日 水曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/8/15)
- 発売日 : 2006/8/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4150017905
- ISBN-13 : 978-4150017903
- Amazon 売れ筋ランキング: - 787,780位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,204位フランス文学研究
- - 1,220位フランス文学 (本)
- - 54,383位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
20グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カーファンであれば、絶対に面白いです。現在、アルテの翻訳は9冊ポケミスから発行されていますが、どれも標準以上の出来です。不可能犯罪好きのファンにはたまらない魅力です。カー作品より読みやすいのも長所です。翻訳者の平岡敬さんには、アルテの未訳作品の出来るだけ速い機会に完成して欲しいです。
2015年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カーに傾倒しているアルテだけあって、密室目白押しの作品。
ただし、多くはフェイクや錯覚で、問題となるのは一件のみである(ややネタバレで申し訳ありません)。
動機が戦史的で、著者の私怨さえうかがえる。
密室殺人は、ある偶然が味方したにせよ、事前に張った伏線・前後で提出する手がかりと相俟って、みごとな演出を遂げている。
推理小説お定まりの犯人であるが、わかりきったことでも面白いものは面白いのだ。
ただ、カーと比較して、文体が軽く、幻覚描写などがやや稚拙なため、オカルト風味も本家の迫力には負けている思う。
軟質のカーといったところだが、勘所をしっかりと押さえている。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
ただし、多くはフェイクや錯覚で、問題となるのは一件のみである(ややネタバレで申し訳ありません)。
動機が戦史的で、著者の私怨さえうかがえる。
密室殺人は、ある偶然が味方したにせよ、事前に張った伏線・前後で提出する手がかりと相俟って、みごとな演出を遂げている。
推理小説お定まりの犯人であるが、わかりきったことでも面白いものは面白いのだ。
ただ、カーと比較して、文体が軽く、幻覚描写などがやや稚拙なため、オカルト風味も本家の迫力には負けている思う。
軟質のカーといったところだが、勘所をしっかりと押さえている。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
2009年7月20日に日本でレビュー済み
「フランスのディクスン・カー」の称号に恥じない秀作を発表し続ける不可能犯罪ミステリーの専門家アルテの実質的な処女作と全ての短編3作を収めたファン待望の一冊です。巻頭の短めの長編「赤髯王の呪い」は著者が1985年に執筆し地元の文学賞を獲得しながら大胆にもJ・D・カーの名探偵フェル博士を探偵役に起用した為に出版が叶わず日の目を見なかったという曰くつきの作品で、探偵を犯罪学者アラン・ツイスト博士に変更して1995年に刊行されています。
1948年ロンドンで料理人として働く僕ことエチエンヌは、フランスの故郷アルザスからの兄の手紙に衝撃を受ける。ある晩、兄が物置小屋を覗いた時に、何と16年前に赤髯王ごっこをした為に呪いによって刺殺されたドイツ人少女エヴァの姿を見たと言うのだ。やがてある夜電話ボックスでエヴァの亡霊を目撃したエチエンヌは、友人から紹介された犯罪学者ツイスト博士に相談し当時の状況を説明し始める。
本作にはやはり著者が敬愛するJ・D・カー作品の影響が色濃く感じられます。フランスの赤髯王の伝説にまつわる怪奇趣味や、エチエンヌと優しい看護婦フランシスとの心温まるロマンス、これでもかと次々に出て来る不可能犯罪状況と昔からカーの世界が好きな方には堪らなくワクワクしながら読み進められるでしょう。本格推理ファンにとって一番興味深いトリックについてですが、まずカーの超有名な短編のヴァリエーションの密室トリックが素晴らしく、メインの掟破りギリギリの叙述トリックには仰天させられ、悔しいですが「うーん、成程」と肯かせる非常に巧みな手法に完全に脱帽しました。他にも時代色を感じさせる悲劇的な動機に心打たれ、何よりツイスト博士の優しさが深く心に刻まれました。併載の3つの短編も小粒ながら奇妙な手掛かりが面白い好作品揃いです。本書は著者の原点を窺い知る上で貴重な作品集ですので存分にお楽しみ下さい。
1948年ロンドンで料理人として働く僕ことエチエンヌは、フランスの故郷アルザスからの兄の手紙に衝撃を受ける。ある晩、兄が物置小屋を覗いた時に、何と16年前に赤髯王ごっこをした為に呪いによって刺殺されたドイツ人少女エヴァの姿を見たと言うのだ。やがてある夜電話ボックスでエヴァの亡霊を目撃したエチエンヌは、友人から紹介された犯罪学者ツイスト博士に相談し当時の状況を説明し始める。
本作にはやはり著者が敬愛するJ・D・カー作品の影響が色濃く感じられます。フランスの赤髯王の伝説にまつわる怪奇趣味や、エチエンヌと優しい看護婦フランシスとの心温まるロマンス、これでもかと次々に出て来る不可能犯罪状況と昔からカーの世界が好きな方には堪らなくワクワクしながら読み進められるでしょう。本格推理ファンにとって一番興味深いトリックについてですが、まずカーの超有名な短編のヴァリエーションの密室トリックが素晴らしく、メインの掟破りギリギリの叙述トリックには仰天させられ、悔しいですが「うーん、成程」と肯かせる非常に巧みな手法に完全に脱帽しました。他にも時代色を感じさせる悲劇的な動機に心打たれ、何よりツイスト博士の優しさが深く心に刻まれました。併載の3つの短編も小粒ながら奇妙な手掛かりが面白い好作品揃いです。本書は著者の原点を窺い知る上で貴重な作品集ですので存分にお楽しみ下さい。
2006年10月1日に日本でレビュー済み
短めの長編1作と現在の所発表されている短編3作を収録されたもの。
赤髭王の呪い
思春期に見せる回想、時代とその場所における出来事をうまい具合に動機に結びつけ、犯罪を成立させている。これが賞(アルザス=ロレーヌ作家協会賞)を受賞したというのも、なんか分かるような気がする。
短編も全て不可能犯罪。短いページに上手くまとめたもんだなぁ、と思う。3作の中では「コニャック殺人事件」が好みです。
赤髭王の呪い
思春期に見せる回想、時代とその場所における出来事をうまい具合に動機に結びつけ、犯罪を成立させている。これが賞(アルザス=ロレーヌ作家協会賞)を受賞したというのも、なんか分かるような気がする。
短編も全て不可能犯罪。短いページに上手くまとめたもんだなぁ、と思う。3作の中では「コニャック殺人事件」が好みです。