P・D・ジェイムズといえば、アダム・ダルグリッシュ警視シリーズが有名
緻密で細かく、うんざりとするような文章が続き、惑わせに惑わせ、「結局、犯人は誰ー?」と叫びたくなる作風が持ち味(褒めています)
その持ち味が本作でもいかんなく発揮されており、かつ、同時に見事にあの時代を再現した続編に仕上がっています。
ミステリーとして読むと確かに犯人が予測できるかもしれませんが、エリザベスとダーシーのその後を知る、という意味では楽しめました…!
また、恋愛時代は苦くもありつつ甘さ抜群だったのに比べ、結婚後を描いた本作では「結婚生活」という現実の苦さ感が際立っているのもいいですね。
総じて楽しめました。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,980¥1,980 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,980¥1,980 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥110¥110 税込
配送料 ¥300 6月12日-14日にお届け
発送元: コジマ書房 販売者: コジマ書房
¥110¥110 税込
配送料 ¥300 6月12日-14日にお届け
発送元: コジマ書房
販売者: コジマ書房
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕 (ハヤカワ・ミステリ 1865) ハードカバー – 2012/11/9
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,980","priceAmount":1980.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,980","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"CacDVGrVL2jrgfRDKldYJsZQMSnUqin%2F8aRpgNsLK%2BX5xDguJWhtcL37VZVe5bK%2BSdGD8TJHZJtpNB%2BZYQGnmSt%2BSbn7PxMcoiu22dc2Zop50g9XF4FTP35w82NRMPdEnQ3Q2cU%2BqSc%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥110","priceAmount":110.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"110","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"CacDVGrVL2jrgfRDKldYJsZQMSnUqin%2Fwpimd8BGIMI2%2BDcduKDd197ie%2BjN%2FLCOhUJTd0oYdSqqPxMWPsvueCQAINicjPBzfTPJS4oGvPBRAYOlxAP7k%2FXuFkFIEHZZtQ4TQSo18E7wqli5HXhthZ69BB2gDZmIda7R6o4DT7dFrx%2FNhTe4GQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
【ロマンス小説の古典『高慢と偏見』の続篇に、ミステリの巨匠P・D・ジェイムズが挑む! 】 紆余曲折の末にエリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人が住むペンバリー館では平和な日々が続いていた。だが嵐の夜、一台の馬車が森から屋敷へ向けて暴走してきた。馬車に乗っていたエリザベスの妹リディアは、半狂乱で助けを求める。家人が森へ駆けつけるとそこには無惨な死体と、そのかたわらで放心状態のリディアの夫ウィッカムが……殺人容疑で逮捕されるウィッカム。そして、事件は一族の人々を巻き込んで法廷へ!
- ISBN-104150018650
- ISBN-13978-4150018658
- 出版社早川書房
- 発売日2012/11/9
- 言語英語, 日本語
- 寸法10.92 x 1.78 x 18.29 cm
- 本の長さ348ページ
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕 (ハヤカワ・ミステリ 1865)
¥1,980¥1,980
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
¥1,980¥1,980
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥1,980¥1,980
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
サマセット・モームが『世界の十大小説』に選び、夏目漱石も『文学論』で絶賛した名作『高慢と偏見』の続篇で、また同時にスリリングな歴史ミステリでもあります。
著者について
1920年オクスフォード生まれ。1962年に作家デビュー。英国推理作家協会(CWA)のシルヴァー・ダガー賞を三度獲得したほか、1987年にはダイヤモンド・ダガー賞も受賞。さらには、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)の巨匠賞も獲得している。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2012/11/9)
- 発売日 : 2012/11/9
- 言語 : 英語, 日本語
- ハードカバー : 348ページ
- ISBN-10 : 4150018650
- ISBN-13 : 978-4150018658
- 寸法 : 10.92 x 1.78 x 18.29 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,173位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 307位ハヤカワ・ミステリ
- - 558位詩集
- - 1,308位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
33グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジェーン オースティンの「高慢と偏見」の続編という体で、登場人物のその後が描かれています。しかもミステリ仕立てです。
リディアは原作でも憎たらしい子でしたが、この小説ではパワーアップしていて、出てくる度にイライラさせられました。ウィカムの厚かましさも健在で、どうかこの夫婦に罰が当たりますように!!と願わずにはいられませんでした。
ミステリと言っても読者が謎解きをできる展開ではないので、人物描写を楽しむ本だと思います。途中で話が中だるみするので飽きてしまいました。
エリザベスとダーシーが幸せな夫婦になっていたのは良かったです。和みました。
リディアは原作でも憎たらしい子でしたが、この小説ではパワーアップしていて、出てくる度にイライラさせられました。ウィカムの厚かましさも健在で、どうかこの夫婦に罰が当たりますように!!と願わずにはいられませんでした。
ミステリと言っても読者が謎解きをできる展開ではないので、人物描写を楽しむ本だと思います。途中で話が中だるみするので飽きてしまいました。
エリザベスとダーシーが幸せな夫婦になっていたのは良かったです。和みました。
2014年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしくてもうないかなと思っていたものが安く手に入り満足です。
2020年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダルグリッシュが出先で「エマ」だったか「マンスフィードパーク」だったかを読んでいる描写や、一節が引用されているのを見つけ、この方はオースティンをとても敬愛しているのだなと思っていた。そこへこのオマージュ的な作品。そしてジェイムズ最後の作品。
英国ものによく出て来てくる「検視審問」の様子も描かれており、ろくな科学捜査も出来ない時代の犯罪捜査の様子が見てとれる。
ジェイムズの死去でもうダルグリッシュシリーズの新作ともお目にかかる事は無いのだなあ、そう思うたび感慨深く、何度もオリジナルとこの作品とを繰り返し読み返している。
英国ものによく出て来てくる「検視審問」の様子も描かれており、ろくな科学捜査も出来ない時代の犯罪捜査の様子が見てとれる。
ジェイムズの死去でもうダルグリッシュシリーズの新作ともお目にかかる事は無いのだなあ、そう思うたび感慨深く、何度もオリジナルとこの作品とを繰り返し読み返している。
2013年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はオースティンの『高慢と偏見』のどこに惹かれたかによって評価が別れると思います。
大英帝国時代の風俗に惹かれた方には楽しめると思います。現代の作家さんが書かれたとは思えない程緻密で、かつ押し付けがましくなく、当時の環境が目に浮かぶように描写されています。
一方で、私の様に登場人物のキャラクタに惹かれた方にはイマイチかもしれません。ダーシーもエリザベスも高慢と偏見の愚かしさを知った後の物語といえ、オースティンの作品にある生き生きとした人間性がくすんでしまっています。
そして、推理小説としては、こちらも残念ながら推理小説好きの人間には早々に先の展開が読める内容になっています。
大英帝国時代の風俗に惹かれた方には楽しめると思います。現代の作家さんが書かれたとは思えない程緻密で、かつ押し付けがましくなく、当時の環境が目に浮かぶように描写されています。
一方で、私の様に登場人物のキャラクタに惹かれた方にはイマイチかもしれません。ダーシーもエリザベスも高慢と偏見の愚かしさを知った後の物語といえ、オースティンの作品にある生き生きとした人間性がくすんでしまっています。
そして、推理小説としては、こちらも残念ながら推理小説好きの人間には早々に先の展開が読める内容になっています。
2018年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白く読みました。原作を損なうような表現もないし、思わずニンマリしてしまうような箇所もたくさんありました。さりげなく「エマ」や「説得」が出てきたのはうれしいサプライズでした。
2015年11月2日に日本でレビュー済み
ミステリーの形をとりながら、高慢と偏見の登場人物達の6年後を書いたのが本作。
一応ほとんどの登場人物について、言及している。
変わらないな、と思う人々もいれば、身分や地位が変わったせいで、或は結婚相手の影響を受けたせいか、変わったなと思う人々もいる。
また、エリザベスやダーシーが結婚前を振り返るシーンもある。
自分が婚約した時シャーロットはこう思ったのではないかしら、とかダーシーが手紙を書いた時の心情とか。
それらP.D.ジェイムズが考える人物像と私の感じている人物像の違いを面白く読んだ。
もっとも人物像は、特に会話文の訳しかたによってもずいぶん変わってくる。
ダーシーとフィッツジェラルドの会話では、ダーシーの方に遠慮が感じられるような言葉遣いに違和感があった。
ちょっと意味の分からない翻訳文があったのも残念。
ところでちょっとねたばれになりますが、
”高慢と偏見”好きの読者としては、この続編の一番の成果は、ずっと悩みの種になりそうだったウィッカムとリディアの問題を解決したことかも。
一応ほとんどの登場人物について、言及している。
変わらないな、と思う人々もいれば、身分や地位が変わったせいで、或は結婚相手の影響を受けたせいか、変わったなと思う人々もいる。
また、エリザベスやダーシーが結婚前を振り返るシーンもある。
自分が婚約した時シャーロットはこう思ったのではないかしら、とかダーシーが手紙を書いた時の心情とか。
それらP.D.ジェイムズが考える人物像と私の感じている人物像の違いを面白く読んだ。
もっとも人物像は、特に会話文の訳しかたによってもずいぶん変わってくる。
ダーシーとフィッツジェラルドの会話では、ダーシーの方に遠慮が感じられるような言葉遣いに違和感があった。
ちょっと意味の分からない翻訳文があったのも残念。
ところでちょっとねたばれになりますが、
”高慢と偏見”好きの読者としては、この続編の一番の成果は、ずっと悩みの種になりそうだったウィッカムとリディアの問題を解決したことかも。
2013年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「高慢と偏見」のファンだけでなく、「エマ」や「説得(説き伏せられて)」が好きな人も必見。何気にあの方々も関わってきますよ!
ところで全然本筋ではないけど、J.A.ファンとしては、プロローグが一番秀悦でした。「高慢と偏見」のエリザベスの行動が、彼女の結婚を妬んだ人達に故意に意地悪く分析されているのが面白い!また、メアリー良かったですね。
話が進むに連れて、J.A.節から徐々にP.D.James節になっていきますが、ウィッカムやリディアのどうしようもない行動パターンや、ジェーンやエリザベスの「らしい」言動が生かされていて、思ったほど違和感ありませんでした。推理小説というジャンルではなく、純粋にJ.A.作品の続編として扱った方が、読者を選ばないのでは?少なくとも普通に続編として売っている「ペンバリー館」という本よりも、よっぽど登場人物の性格もしっかり再現されていて良かったです。
ところで全然本筋ではないけど、J.A.ファンとしては、プロローグが一番秀悦でした。「高慢と偏見」のエリザベスの行動が、彼女の結婚を妬んだ人達に故意に意地悪く分析されているのが面白い!また、メアリー良かったですね。
話が進むに連れて、J.A.節から徐々にP.D.James節になっていきますが、ウィッカムやリディアのどうしようもない行動パターンや、ジェーンやエリザベスの「らしい」言動が生かされていて、思ったほど違和感ありませんでした。推理小説というジャンルではなく、純粋にJ.A.作品の続編として扱った方が、読者を選ばないのでは?少なくとも普通に続編として売っている「ペンバリー館」という本よりも、よっぽど登場人物の性格もしっかり再現されていて良かったです。