映画を友人と見ました・・。特に映画のSFXが話題になっているという部分から鑑賞に及んだのですが、映画を見た後に「果たしてこの監督・原作者の言いたかったことは?」ということに思いを巡らせると、「起こった出来事は決して変えることは出来ないけれど、未来なら努力次第でいくらでも変えることができる!」というメッセージが私自身に伝わってきました。ふだん映画をみて原作を読むということは全くしない人間なのですが、今回は前向きに「生きる」という観点~(ちょっと硬いですけれど)から考えて、原作を読んでみたいという、欲求にかられました。タイムマシンを含め、他の中・短編も併録しているので、ちょっと文学的なスリルを味あうにはオススメの一冊です。
それにしても19世紀に現在のSFの原型を生み出したHGウェルズはすごいと思います。スタートレック・スターウォーズ等が好きな人なら、尊敬の意味もこめて読んでみては・・・・。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
タイム・マシン (ハヤカワ文庫 SF 274) 文庫 – 1978/1/1
- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1978/1/1
- ISBN-104150102740
- ISBN-13978-4150102746
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1978/1/1)
- 発売日 : 1978/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 309ページ
- ISBN-10 : 4150102740
- ISBN-13 : 978-4150102746
- Amazon 売れ筋ランキング: - 773,198位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
6グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2002年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年10月15日に日本でレビュー済み
H.G.ウェルズの短編集。表題以外の作品も面白いので、各作品について感想を書く。
◎塀にある扉
どこかで読んだことがありそうな話。塀の向こうに何があるのか気になるのは子供も大人も同じ。ましてや、塀に扉があったら開けてみたくなるのが人情だ。パンドラの箱しかり、鶴の恩返ししかり。人の本能に訴える作品。
◎陸の甲鉄艦
甲鉄艦とは戦車のこと。戦車が実戦に投入されたのは、第一次世界対戦。この小説が発表される前だ。筆者が戦車の情報を入手していたと思われるが、戦い方について臨場感溢れる描写をした筆者はすごい。
◎魔法の店
不思議な不思議なお話。魔法グッズを販売している魔法の店。手品グッズではなく本当に魔法を使えるグッズが売られている。小さな子供とその父親が偶然見かけて入る(実際は入ることを許されたのだが)。子供は無邪気にはしゃいでいるが、父親はその店の異様さにだんだん冷静になっていく。同じ店にいるのに、大人と子供で行動が変わるのが面白い。短編ではなく後日談など長編で読みたい。あるのかな?
◎盗まれたバチルス
バチルスとは細菌のこと。死をもたらすコレラ菌だ。自分にはこの作品がもっとも分からなかった。最後がよく分からない。どうすれば分かるの? 当時の政治的背景が分かってないとダメなのかなあ。
◎故エルヴシャム氏の話
人間入れ替わりの話。今となってはよくあるアイデアだが、本書が発行された当時であれば、それなりに驚きをもって読まれたと想像する。読者を巻き込む語りにもどことなく古くささを感じてしまうが、それでも楽しく読めてしまう。人格が入れ替わる前に渡された円筒型の物の正体は何だったのだろうか。これは解決していないよね? 読者が想像しろということだろうか。
◎タイム・マシン
表題の話。タイムトラベル物の先駆け。驚いたのは、執筆から100年たっても色褪せないストーリーだということ。筆者が想像する未来の物語は突拍子もなく聞こえるが、それでいて少し現実味もあり、そしてタイムトラベラーの未来での冒険、ロマンスもあり、ページを繰る指が止まらない。夢中になって読んだ。100年以上前の読者はどれくらい驚きをもって読んだのだろうか。その様子をタイムマシンに乗って見に行きたい。
◎塀にある扉
どこかで読んだことがありそうな話。塀の向こうに何があるのか気になるのは子供も大人も同じ。ましてや、塀に扉があったら開けてみたくなるのが人情だ。パンドラの箱しかり、鶴の恩返ししかり。人の本能に訴える作品。
◎陸の甲鉄艦
甲鉄艦とは戦車のこと。戦車が実戦に投入されたのは、第一次世界対戦。この小説が発表される前だ。筆者が戦車の情報を入手していたと思われるが、戦い方について臨場感溢れる描写をした筆者はすごい。
◎魔法の店
不思議な不思議なお話。魔法グッズを販売している魔法の店。手品グッズではなく本当に魔法を使えるグッズが売られている。小さな子供とその父親が偶然見かけて入る(実際は入ることを許されたのだが)。子供は無邪気にはしゃいでいるが、父親はその店の異様さにだんだん冷静になっていく。同じ店にいるのに、大人と子供で行動が変わるのが面白い。短編ではなく後日談など長編で読みたい。あるのかな?
◎盗まれたバチルス
バチルスとは細菌のこと。死をもたらすコレラ菌だ。自分にはこの作品がもっとも分からなかった。最後がよく分からない。どうすれば分かるの? 当時の政治的背景が分かってないとダメなのかなあ。
◎故エルヴシャム氏の話
人間入れ替わりの話。今となってはよくあるアイデアだが、本書が発行された当時であれば、それなりに驚きをもって読まれたと想像する。読者を巻き込む語りにもどことなく古くささを感じてしまうが、それでも楽しく読めてしまう。人格が入れ替わる前に渡された円筒型の物の正体は何だったのだろうか。これは解決していないよね? 読者が想像しろということだろうか。
◎タイム・マシン
表題の話。タイムトラベル物の先駆け。驚いたのは、執筆から100年たっても色褪せないストーリーだということ。筆者が想像する未来の物語は突拍子もなく聞こえるが、それでいて少し現実味もあり、そしてタイムトラベラーの未来での冒険、ロマンスもあり、ページを繰る指が止まらない。夢中になって読んだ。100年以上前の読者はどれくらい驚きをもって読んだのだろうか。その様子をタイムマシンに乗って見に行きたい。
2007年8月5日に日本でレビュー済み
タイムマシンを中核にした短編集で、収録作品は
・塀にある扉
ある男の人生の節目に出現する異世界へのつながる扉を巡る幻想譚
・陸の甲鉄艦
後の新兵器出現を予言?した戦記仕立てのSF
・魔法の店
街角にある奇術道具の販売店。でも中に入ってみると・・・?
・盗まれたバチルス
細菌学者の家に訪れたその男は、コレラ菌の入った試験管を熱心に見つめていた・・・
・故エルブシャム氏の話
健康で明るい未来を前にした青年を尋ねた老人の奇妙な申し出とは?
・タイム・マシン
タイムマシン以外の作品は、歴史的な価値はともかく、今読むと使い古されたネタが多く、評価は低めになってしまいます。
しかし、タイムマシンで描かれた未来世界の描写は、今読んでも幻想的で素晴らしいと思います。世界の終わり、時の果てに何があるのだろうというSFならではの主題が素直に楽しめる作品だと思います・
・塀にある扉
ある男の人生の節目に出現する異世界へのつながる扉を巡る幻想譚
・陸の甲鉄艦
後の新兵器出現を予言?した戦記仕立てのSF
・魔法の店
街角にある奇術道具の販売店。でも中に入ってみると・・・?
・盗まれたバチルス
細菌学者の家に訪れたその男は、コレラ菌の入った試験管を熱心に見つめていた・・・
・故エルブシャム氏の話
健康で明るい未来を前にした青年を尋ねた老人の奇妙な申し出とは?
・タイム・マシン
タイムマシン以外の作品は、歴史的な価値はともかく、今読むと使い古されたネタが多く、評価は低めになってしまいます。
しかし、タイムマシンで描かれた未来世界の描写は、今読んでも幻想的で素晴らしいと思います。世界の終わり、時の果てに何があるのだろうというSFならではの主題が素直に楽しめる作品だと思います・