学生の頃2巻を読み、二十余年を経て1巻を購入。
歴史に残る名作だと思いますが、こういう本が淘汰されてしまうのはいかにも残念です。
比類ない才能だと思います。
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モンキー・ハウスへようこそ 1 (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-9) 文庫 – 1989/3/1
カート ヴォネガット ジュニア
(著),
伊藤 典夫
(翻訳)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1989/3/1
- ISBN-104150108129
- ISBN-13978-4150108120
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1989/3/1)
- 発売日 : 1989/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 273ページ
- ISBN-10 : 4150108129
- ISBN-13 : 978-4150108120
- Amazon 売れ筋ランキング: - 463,450位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月26日に日本でレビュー済み
書庫整理のため再読.
▼
お勧めは「こんどはだれに?」(p.41-67)
当方好みの,やや奇妙な味のする一編.
ストーリーが読者の思わぬ方向に転がっていき,オチも上手い.
▼
「ほら話,トム・エジソン」も,これまた当方好みの奇想だが,残念ながらオチが弱し.
「ハリスン・バージロン」は,このようなアンチ・リベラルなものをこの著者が書いていたとは意外だったが,これも残念ながら,当方にとっては容易に予想できる結末.
▼
それ以外のものについては,どう見てもSFではないどころか,そもそも短編小説ではないコラムのようなものが複数あり.
何がSFで何がSFではないのかなどという例の不毛な論争にここで立ち入る気はない.
だが,SFかどうか以前に短編小説でさえないものに,「SF」というパッケージを被せて商売している姿勢はいかがなものか.
例えば,他方で「○○○などSFではない」という排他的な姿勢を,SF関係者が見せていたことも過去に見聞きしている.
それがここでは,このようなことになっている.
どうにもご都合主義でSFであったりSFでなかったりしているようにしか見えないのは当方だけだろうか?
▼
異物混入が気にならないなら.
【関心率9.890%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
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お勧めは「こんどはだれに?」(p.41-67)
当方好みの,やや奇妙な味のする一編.
ストーリーが読者の思わぬ方向に転がっていき,オチも上手い.
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「ほら話,トム・エジソン」も,これまた当方好みの奇想だが,残念ながらオチが弱し.
「ハリスン・バージロン」は,このようなアンチ・リベラルなものをこの著者が書いていたとは意外だったが,これも残念ながら,当方にとっては容易に予想できる結末.
▼
それ以外のものについては,どう見てもSFではないどころか,そもそも短編小説ではないコラムのようなものが複数あり.
何がSFで何がSFではないのかなどという例の不毛な論争にここで立ち入る気はない.
だが,SFかどうか以前に短編小説でさえないものに,「SF」というパッケージを被せて商売している姿勢はいかがなものか.
例えば,他方で「○○○などSFではない」という排他的な姿勢を,SF関係者が見せていたことも過去に見聞きしている.
それがここでは,このようなことになっている.
どうにもご都合主義でSFであったりSFでなかったりしているようにしか見えないのは当方だけだろうか?
▼
異物混入が気にならないなら.
【関心率9.890%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
2018年6月28日に日本でレビュー済み
この本がキリスト教圏で生まれたことについて考えると、宗教の縛りが緩やかな日本人では想像もつかないインパクトがあったと想像する。著者はほとんどの作品をコメディタッチで描くが、そう書かざるをえないほどテーマが重いのだと思う。短編ではあるが、本書タイトル作は受け止める人の倫理観と洞察の深さ、広がりをを試しているようだ。
2011年6月11日に日本でレビュー済み
まえがきと、
本当は金持ちなのに、家族にはそのことをかくして働きつづけ、週末に自分の存在意義を確かめる男の話「フォスター家の財産目録」、
奥さんとの青春秘話「永遠への長い道」
が面白かった。
というかそれだけ読み終えた。
途中からオチ待ちみたいになるところがちょっと構造的だけど、なんせ読み通すこと自体めずらしいことなんで、かなりの達成である。
笑いがあるのはもちろんうれしいし、作者の観察力がすばらしくて満足しました
本当は金持ちなのに、家族にはそのことをかくして働きつづけ、週末に自分の存在意義を確かめる男の話「フォスター家の財産目録」、
奥さんとの青春秘話「永遠への長い道」
が面白かった。
というかそれだけ読み終えた。
途中からオチ待ちみたいになるところがちょっと構造的だけど、なんせ読み通すこと自体めずらしいことなんで、かなりの達成である。
笑いがあるのはもちろんうれしいし、作者の観察力がすばらしくて満足しました
2005年7月28日に日本でレビュー済み
ヴォネガットの短編集の、二分割されたうちの前半。残念ながら、(1)にはたいして面白い話はなかった。だが、後半部を収録した(2)はかなりおすすめなので、この(1)は後回しにして(2)を読んでほしい。まあ、しいていえば、ヴォネガットが妻にプロポーズしたときの実話をもとにしたという「永遠への長い道」がちょっとは面白かっただろうか。
2011年11月12日に日本でレビュー済み
ヴォネガットの短篇集。読みやすくSFらしい話がいくつもあり入門としてもいいと思える。
お気に入りは「ハリスン・バージロン」行き過ぎた平等主義社会というディストピアをコミカルに描いている傑作
お気に入りは「ハリスン・バージロン」行き過ぎた平等主義社会というディストピアをコミカルに描いている傑作