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ガイア 下: 母なる地球 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-9) 文庫 – 1996/2/1
- 本の長さ642ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1996/2/1
- ISBN-104150111324
- ISBN-13978-4150111328
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1996/2/1)
- 発売日 : 1996/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 642ページ
- ISBN-10 : 4150111324
- ISBN-13 : 978-4150111328
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,011,120位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2008年2月23日に日本でレビュー済み
デイヴィッド・ブリン氏の小説ですが、同氏のロマン主義的自然保護イデオロギーに対する批判には僕も共鳴できる点があります。
ブリン氏の思想の根底にあるのは、もともと人間という生物は自然環境に対して何らかの影響を与えることを宿命づけられており、それは古代から現代に至るまで何ら変わりはないという見方です。
つまり、近代は圧倒的な技術の進歩と人口の増大によって自然に与える影響の度合いを大幅に増したが、それは量的に量れる変化であり、近代において人間と自然の関係性が質的にそれほど大きく変化したのではないというわけです。
僕はこの考え方に対して必ずしも全面賛同するわけではないのですが、そこからは牧歌的な近代批判を退け、人間と自然との関係性をもっと巨視的に見通そうというブリン氏の意志を感じ取ることができます。
ブリン氏の思想の根底にあるのは、もともと人間という生物は自然環境に対して何らかの影響を与えることを宿命づけられており、それは古代から現代に至るまで何ら変わりはないという見方です。
つまり、近代は圧倒的な技術の進歩と人口の増大によって自然に与える影響の度合いを大幅に増したが、それは量的に量れる変化であり、近代において人間と自然の関係性が質的にそれほど大きく変化したのではないというわけです。
僕はこの考え方に対して必ずしも全面賛同するわけではないのですが、そこからは牧歌的な近代批判を退け、人間と自然との関係性をもっと巨視的に見通そうというブリン氏の意志を感じ取ることができます。
2004年10月30日に日本でレビュー済み
「ガイア」は、確か90年にかかれた壮大なストーリーのSFだ。現在のネット世界を完全に幻視していた。すでにそうなりつつあるように、ごく近未来でネットが通常の生活にとりこまれている時代。それこそブログのような、「はてな」のような、Yahooのような、すべてのその時代のニュースはハイパーテクストになっていて、ひとつのニュースの背景から、セカンドオピニオンから、すべて必要な情報を個人がネットから引き出すことができるようになっている。そんな世界の中で、ごく日常的に世代間の紛争があり、暴力があるので、年寄りは若い者への報復手段として、ヘッドギアのようなものにカメラをつけて歩いている。暴力をうけたり、道徳的に疑問におもった若者の行動については、頭につけたカメラから自分のサイトでリアルタイムで流してしまう。主人公の一人は、たまたま言葉を交わし、こころをゆるしたそういう「ウォッチャー」の老人の一人がその死後に老人のサイトで自分が批判的に観察され、取り上げられていたことにいたくこころをいためる。これもまたいまのブログとリアルの間で起こりうる錯綜なのではないか?