アヘン・ハイペリオン。
4部作のうちの3部目。
ハイペリオンの舞台から300年後の世界。
まったく忠実に追いつ追われつの逃走劇だが、最後に、おそらく予想したような展開で終末を迎える。
あの華麗にして壮麗な群像劇は影を潜め、今度は主人公たちの敵からの逃走を、本当に念入りに描き切っている。
ハイペリオン1部と2部の違いが、視点の違いだとすれば、今度は行動の違いを主眼にして私たちを引き込んでいく。
読まなければ、中毒になるというハイペリオン病は、相変わらずだが、作者は全二作にとらわれずに自由に自分の趣味と自分のやりたいことを誰に遠慮もせず自由奔放に小説の中でやっているように思う。
読者はエンディミオンとアイネイアーとともにいろいろな惑星に旅をする。宇宙を旅する筏、というドラえもん的な発想で、命を奪われそうになり凍えて死にそうになり灼熱の砂漠で干上がる体験をする。
ハイペリオン4部作は、ある意味で奇跡のように出来上がった作品のように思える。
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エンディミオン (上) (ハヤカワ文庫 SF シ 12-5) 文庫 – 2002/2/28
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- 本の長さ511ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2002/2/28
- ISBN-104150113890
- ISBN-13978-4150113896
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2002/2/28)
- 発売日 : 2002/2/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 511ページ
- ISBN-10 : 4150113890
- ISBN-13 : 978-4150113896
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2018年10月12日に日本でレビュー済み
期待してなかったが、とても面白い。読んでるうちに、ほんとにこの世界の中にいる感じがする。
2016年8月19日に日本でレビュー済み
若きエンディミオンとアイネイアーの冒険活劇です。
初々しい二人の関係は少々モヤモヤした感じが否めません。
そしてハイペリオンでは見られなかった会話が非常に多く、展開が
まどろっこしく感じてしまう。さらに時代設定や様々な星への移動が絡み合い
何を目的に冒険しているのか焦点がぼやけてしまう。
追走する宗教軍団の記述もっまどろっこしい。
お気に入りの天下無双のシュライクがあんまりでてこない(-_-;)
ということでハイペリオンに較べると不満な点が多々あるのですが、
独特な世界観は一級品の輝きを失ってはいません。
続編の「エンディミオンの覚醒」に大きな期待を寄せたいですね。
初々しい二人の関係は少々モヤモヤした感じが否めません。
そしてハイペリオンでは見られなかった会話が非常に多く、展開が
まどろっこしく感じてしまう。さらに時代設定や様々な星への移動が絡み合い
何を目的に冒険しているのか焦点がぼやけてしまう。
追走する宗教軍団の記述もっまどろっこしい。
お気に入りの天下無双のシュライクがあんまりでてこない(-_-;)
ということでハイペリオンに較べると不満な点が多々あるのですが、
独特な世界観は一級品の輝きを失ってはいません。
続編の「エンディミオンの覚醒」に大きな期待を寄せたいですね。
2009年11月5日に日本でレビュー済み
登場自分物の回想が集束して二部につながるハイペリオン二部に対して
主人公に焦点を絞って時系列で話が進む作りは比較的読みやすかったです。
登場人物や舞台も多くないので、
一気に読みすすめられることで長編にありがちな
「そんな伏線あったっけ?」という戸惑いもなく。
そろそろおぼろげになっているハイペリオンとの絡みも
遠い昔の伝説扱いなので、懐かしさにも似た感慨を覚えたまらないものがあります。
普段からハードSFが好きな方はハイペリオンに対して
ライトで物足りない感じなのかもしれませんが、
ハイペリオンを読破するのに青息吐息な私にはこっちのほうがあってるかも…。
主人公に焦点を絞って時系列で話が進む作りは比較的読みやすかったです。
登場人物や舞台も多くないので、
一気に読みすすめられることで長編にありがちな
「そんな伏線あったっけ?」という戸惑いもなく。
そろそろおぼろげになっているハイペリオンとの絡みも
遠い昔の伝説扱いなので、懐かしさにも似た感慨を覚えたまらないものがあります。
普段からハードSFが好きな方はハイペリオンに対して
ライトで物足りない感じなのかもしれませんが、
ハイペリオンを読破するのに青息吐息な私にはこっちのほうがあってるかも…。
2002年6月1日に日本でレビュー済み
「ハイペリオン」,「ハイペリオンの没落」の続編.ハイペリオン生まれの男が主人公.時代は274年下り,聖十字架とう寄生体による復活を信者に施すキリスト教の一派「パクス」が人類の居住する惑星を統治している.主人公は詩人サイリーナスから,女探偵レイミアと詩人ジョン・キーツのサイブリッドの間に産まれた少女が時間の墓標を通って過去からやってくる,と告げられ,さらにパクスの追っ手を逃れて彼女とともに宇宙の命運を賭けた冒険をしてほしいと依頼される.彼らは,今は機能しなくなったが少女のためだけに開く転移ゲートを通って,様々な植民星で冒険を重ねる.彼らを超々光速船で追跡し,死と復活を繰り返すパクスの神父大佐(軍人の神父)など存在感にあふれる人物たちが登場し,最後まで明か!さ!れることのない少女を巡る文字通り人智を超えた謎の計画が読者の興味を煽る.複雑で読み応えある物語だが,読みやすく飽きることがない.最高のプロによる最高のエンターテインメント.
2018年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長門有希の100冊ですすめられていて、本編にも登場した本書を読んでみました。
しかし、正直、退屈。
よくわからないよ。もうちょっと、絵的にわかるようになっていないとなあ。という感じです。
しかし、正直、退屈。
よくわからないよ。もうちょっと、絵的にわかるようになっていないとなあ。という感じです。
2009年8月2日に日本でレビュー済み
「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」に続くシリーズ4部作の3作目。
主人公の男は、1作目、2作目の舞台となったハイペリオン生まれの狩猟ガイド、
ロール・エンディミオン。
彼の回想という形で、はじまるこの物語。
話の主軸は、この物語のキーとなる人物アイネイアーを守りつつ、
パクスのデ・ソヤ神父大佐の執拗な追撃をかわしつづける追跡劇。
さながら、さまざまな世界をめぐる、旅行紀行といったところ。
ハイペリオンで出てきた人物や、ハイペリオンで未解決なままの問題がときおり
出てくるので、やはり本格的に楽しむにはハイペリオンから読んでおく方がベスト。
エンディミオンでも、謎が積み上げられるので、このままちゃんと解決するのか気になるところ。
とにかく、分厚くて重厚な表現の文章が多いので、SFを普段読まない人には慣れないかも知れない。
主人公の男は、1作目、2作目の舞台となったハイペリオン生まれの狩猟ガイド、
ロール・エンディミオン。
彼の回想という形で、はじまるこの物語。
話の主軸は、この物語のキーとなる人物アイネイアーを守りつつ、
パクスのデ・ソヤ神父大佐の執拗な追撃をかわしつづける追跡劇。
さながら、さまざまな世界をめぐる、旅行紀行といったところ。
ハイペリオンで出てきた人物や、ハイペリオンで未解決なままの問題がときおり
出てくるので、やはり本格的に楽しむにはハイペリオンから読んでおく方がベスト。
エンディミオンでも、謎が積み上げられるので、このままちゃんと解決するのか気になるところ。
とにかく、分厚くて重厚な表現の文章が多いので、SFを普段読まない人には慣れないかも知れない。
2011年1月2日に日本でレビュー済み
「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の前作から時代は下って、主人公はハイペリオン生まれの狩猟ガイドのエンディミオン、とそれに、時間の墓標を通って過去からやってくる少女、アイネイアー。計らずも少女の擁護を託されたエンディミオンに青い肌のアンドロイドが加わり、彼らは、人類の居住する惑星を統治しているキリスト教の一派パクスの寄生体・聖十字架をつけたデ・ソヤ神父大佐に執拗に追撃され、今は機能しない少女のためだけに開く転位ゲートを通って、逃走を続けてゆく。前作までの多彩かつ魅力的な登場人物に比べ、魅力に欠けるとのことですが、冒頭の狩猟ガイドのエンディミオンが狩猟ツアー中に起こした暴発で、死刑宣告を受けたあたりは、確かにアグレッシブですが、それ以降は同感です(ただし、前作二作はまだ読んでいないので比較はできないのですが)。ただ、宇宙の命運を賭け彼らを追うため、転移ゲートのある惑星の間を超々光速船に乗船し必然的に死と復活を繰り返しては苦痛にさいなまされるデ・ソヤ神父大佐は存在感にあふれていると感じられました。話は飽きることがなく読み進められます。前作は傑作だとすれば、凡庸なのかもしれませんが、結構面白いです。