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ペイチェック: ディック作品集 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-16) 文庫 – 2004/1/1

3.4 5つ星のうち3.4 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2004/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 575ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150114684
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150114688
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 8個の評価

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フィリップ・K.ディック
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カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年3月17日に日本でレビュー済み
記憶を消された2年の間に、自分が「違法なタイムマシン」開発に雇われていたことを突き止めた男が、身の安全のため開発会社の乗っ取りを計画する話。

映画のほうは見ていないが、 本作は星新一に通じるシンプルさがある。この時代はこういう小説がたくさん受け入れられたのだろうか。いい時代だ。
ハラハラや伏線はたくさんあるが、最後に主人公の側に勝利が転がり込んでくる事は見えており、水戸黄門のような安心感がある。中編といった長さ。読みやすい。

他にも数編の短編がある。

「自動工場(オートファク)」

文明崩壊レベルの戦争の際作られた自動工場。生活に必要なすべてのものを自動的に原料調達し、自動生産、自動配達する自立的に稼働する工場の話。

戦争が終わった今、地球資源を消費し続ける鉄壁の自動工場を停止させ、生産ラインを人間の手に取り戻し、文明を再建しようとした人類だが…、見通しは甘く、いざ工場が破壊されてみると、石器時代同然の暮らししか出来ない非力さに気づく。しかしその地下深くでは自動工場が猛烈に自動再建を開始していた。

これは良かった、自動工場というアイデアが特に。夢の様なロボット工場、まさにパラダイスだ。(他にも火星人に食糧援助してもらいながら遊んで暮らす地球人の話もあったが、ディックはこういうシチュエーションが好きなのだろうか。だとしたら気が合う。)そして、自分の破壊したものが楽園だったと気づく人類の絶望と、最後に用意された安堵がほっこりする。

読みやすい一冊。オススメ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月31日に日本でレビュー済み
2年間の記憶と引き換えに得た報酬は数個のガラクタ。
なぜ自分が大金よりもガラクタを選んだのか?
ガラクタがなくした記憶をたどる重要なアイテムに変わり、やがて主人公は真実を掴む・・・

表題作のほか複数の短編が収められたお得な一冊です。
でもペイチェックは映画で見たほうが面白いかも。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年11月16日に日本でレビュー済み
表題作の徹底した娯楽志向に驚く。あと意外にも「四畳半SL紀行」の元ネタにまで遭遇でき嬉しい。そこそこバラエティに富む中編12編。
2005年7月23日に日本でレビュー済み
 ディックの作品は日常性の中の違和感から始まることが多い。日常とは連続的・反復的であって無意識的であるのだが、そこに生じた些細な乱れが大きな不安を呼び起こして、物語はみるみる膨らんでくる。この意外性や、やや皮肉なストーリー展開に小説としての醍醐味を感じる。だから映画の原作に使われることも多いし、逆に映画に取り上げられる以前はSFの中では地味な作品群であったのだろう。
 科学的な裏付けであるとか、壮大なストーリーや世界観という「いわゆるSFに期待される要素」はなくても、SFであり得ることを示してくれる作風である。 
 なお、この短編集の個々の作品を読むと舞台は近未来だし、タイムトラベル、ロボット物、宇宙人が出てきたりと、ちゃんと要素は盛り込まれているので安心されたい。
 各種テーマが揃った、楽しめるディック入門作品集だ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月4日に日本でレビュー済み
 なんか新しいのが出てるので読んでみた。なんだ、読んだことのあるものばっかりだ。以前は不思議と面白かった。当時はディック独特と思っていた訓話的なんだかどうなんだかよく解らない話が、それなりに面白かった。きっと、プロットを練り上げてからでなく、その天才的(でもないが)な着想から書き出していくという、ディック自身もどこにいくかわからないところがあるような、そんな不安定さが彼の魅力だった気がする。たとえるなら、松本零士御大の漫画のように、イメージだけで描き始めて、話や詳細のつじつまが合ってないところが魅力なのだ。
 ディックのフォロワーのようなものを読み過ぎたせいか、今読むと、結構陳腐だったりして、それはそれで面白かったりもする。彼の持つ独特のイメージは、ちょうど映画の予告編のように映像関係者をインスパイアするものがあるのだろうと思う。
 彼はSFではなくファンタシー作家なのだ。星は3つだ。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大昔にベストオプPKディックⅡかなにかで読んでだいぶ忘れたので買いました
サンリオは古すぎてなかなか買えないのでコレ
当時は真夏の旅館かホテルでも読んでいた記憶があります、娯楽が少ない時代ということで…

ペイチェックは映画の折りとかに出された短編集の方ですが
これもけっこう傑作選で良いかな