この傑作を読み衝撃を受けました!
例えば中坊から古典SFに嵌り、ペリーローダンシリーズを数十冊読んで退屈だなぁ、アシモフさんはすごい、と感じていたところが、
この作品には❣️なのです!
深町さんの名訳もあいまります。
ゼラズニー氏の有名作、アンバーの九王子からのシリーズもあります。
そしてこの長編にも、もちろん伏線、殺人事件の犯人当ても入ってます。
何回読んでも、唸らせられる名作 SF です!
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光の王 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2005/4/21
- 本の長さ527ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2005/4/21
- ISBN-104150115125
- ISBN-13978-4150115128
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2005/4/21)
- 発売日 : 2005/4/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 527ページ
- ISBN-10 : 4150115125
- ISBN-13 : 978-4150115128
- Amazon 売れ筋ランキング: - 818,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月27日に日本でレビュー済み
ゼラズニイらしい作品。
先進科学を以て移住した世界にヒンドゥーの神話を持ち込み、神話の神となる者、虐げられる者、異なる神話の神ごとき存在として抗がう者。原住民たるエネルギー生命体と彼らとの共闘。
惜しむらくはイントロのハードルが高すぎること。いきなり話の途中のエピソードから始まり、
理解するにハードが高すぎる。
半分以上読んでバックグラウンドを理解してからもう一度読まないとさっぱりわからないような世界設定なので理解しようとせずにさっと読むだけ読んで先に進めば目眩く世界が待っている。
そのハードルの高さがなければもっと一般に認められているのではと。
映画だったらこういう構成は受け入れられるし、実際たくさんあると思うのだけれど、小説でそれをするとやはり難しい。だから、さらっと乗り越えて読んで欲しい。
先進科学を以て移住した世界にヒンドゥーの神話を持ち込み、神話の神となる者、虐げられる者、異なる神話の神ごとき存在として抗がう者。原住民たるエネルギー生命体と彼らとの共闘。
惜しむらくはイントロのハードルが高すぎること。いきなり話の途中のエピソードから始まり、
理解するにハードが高すぎる。
半分以上読んでバックグラウンドを理解してからもう一度読まないとさっぱりわからないような世界設定なので理解しようとせずにさっと読むだけ読んで先に進めば目眩く世界が待っている。
そのハードルの高さがなければもっと一般に認められているのではと。
映画だったらこういう構成は受け入れられるし、実際たくさんあると思うのだけれど、小説でそれをするとやはり難しい。だから、さらっと乗り越えて読んで欲しい。
2012年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の頭が悪いのか、
日本語としてあまり理解できず、数ページで断念。
読むのに根気が必要である=エンタメとしてはいまいちでした。
日本語としてあまり理解できず、数ページで断念。
読むのに根気が必要である=エンタメとしてはいまいちでした。
2010年7月4日に日本でレビュー済み
インド神話を下敷きにした作品です。SFの賞を受賞しているのでSF作品と見られがちですが、ファンタジー好きの人が呼んでも違和感はあまり無いでしょう。
連作短編風のつくりで、徐々に世界の背景が語られていくつくりなので、とっつきにくい点もありますが、最初のエピソードを読みきれば、あとは一息に読んでしまうでしょう。
心理面の描写など小説としての傷はありますが、純粋に楽しめるエンターテイメント作品としては、文句なく一級品でしょう。
連作短編風のつくりで、徐々に世界の背景が語られていくつくりなので、とっつきにくい点もありますが、最初のエピソードを読みきれば、あとは一息に読んでしまうでしょう。
心理面の描写など小説としての傷はありますが、純粋に楽しめるエンターテイメント作品としては、文句なく一級品でしょう。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
ヒンズー教ならびに仏教の神々の戦いをベースにしたSFファンタジーです。
「相」と呼ばれるそれぞれの神固有の特殊能力を発揮しながら、天上都市が
独占する科学力を下界に開放しようとする、仏陀の活躍を描いております。
闇を呼ぶ神、火を操る神、幻を操る神など多種多様ですが、仏陀の能力は
電磁力制御。派手さはありませんが、ある重要な役割を果たします。
実際には知力の方がフィーチャーされていますが。
神々と言っても人間臭く、恋愛や裏切りなどドラマティックな展開もあり、
意外ととっつきやすい内容です。
誤解を恐れずに言えば、アメコミ「X-MEN」を連想できますが、遥かに本書
の方が文学的・芸術的・啓蒙的・・・etcですので、比較してはマズいですね。
どうやら、はるか未来の太陽系から遠く離れた星という設定のようですが、
記憶違いでなければ作中にそこまで具体的な説明はなかったと思います。
ゆえに、神話の新解釈という風にも読もうと思えば読めます。
宗教用語や説法が頻出するため、翻訳も相当難しかったと思います。
原文は凝った文体のようですが、違和感なく世界に入り込めました。
「相」と呼ばれるそれぞれの神固有の特殊能力を発揮しながら、天上都市が
独占する科学力を下界に開放しようとする、仏陀の活躍を描いております。
闇を呼ぶ神、火を操る神、幻を操る神など多種多様ですが、仏陀の能力は
電磁力制御。派手さはありませんが、ある重要な役割を果たします。
実際には知力の方がフィーチャーされていますが。
神々と言っても人間臭く、恋愛や裏切りなどドラマティックな展開もあり、
意外ととっつきやすい内容です。
誤解を恐れずに言えば、アメコミ「X-MEN」を連想できますが、遥かに本書
の方が文学的・芸術的・啓蒙的・・・etcですので、比較してはマズいですね。
どうやら、はるか未来の太陽系から遠く離れた星という設定のようですが、
記憶違いでなければ作中にそこまで具体的な説明はなかったと思います。
ゆえに、神話の新解釈という風にも読もうと思えば読めます。
宗教用語や説法が頻出するため、翻訳も相当難しかったと思います。
原文は凝った文体のようですが、違和感なく世界に入り込めました。
2007年4月22日に日本でレビュー済み
人類が発見したその惑星では、<第一世代植民者>だけが圧倒的な科学力や超能力を独占してインド神話を模した世界を作っていた。一般の民衆を厳しい身分制度によって地上に住まわせ、天上都市では不死さえ可能となった特権階級の人類がもはや神々のごとく君臨していたのだった。その神々に対してたったひとりの男が戦いを挑んだ。同じ初期植民者のひとり、マハーサマートマン、シッタルダ、如来とも呼ばれ、彼自身はサム<平等なる者>と名乗るその男は民衆を救済するべく立ち上がった。そしてサムは神々同士の壮絶な戦いを巻き起こすことになる。
半端じゃない程の傑作です。ファンタジーとSFの融合に成功したとても魅力溢れる作品になっています。やはりゼラズニイの筆力の凄さが物を言っている。情報量も半端じゃない。たった二、三行の文体でも物凄い事が起こっているという感じで。本当に神々同士が大戦している。一大スペクタクル・シーンのイマジネーションには読んでいて目が回るくらいの迫力。インド神話をモチーフにした世界観で、カーリー、アグニ、ブラフマン、シヴァなどビッグ・ネームの神々が続々と登場する。ゾンビー軍団も途中参戦するという凄い展開。しかも戦いは天空、地上、地底など様々な場所で繰り広げられる。その他、神々同士の友情や恋愛、裏切り・策略なども描かれていて非常に味わい深い。主人公サムが魅力的。一度敗北したが甦り再戦するというカリスマ性溢れるキャラです。
半端じゃない程の傑作です。ファンタジーとSFの融合に成功したとても魅力溢れる作品になっています。やはりゼラズニイの筆力の凄さが物を言っている。情報量も半端じゃない。たった二、三行の文体でも物凄い事が起こっているという感じで。本当に神々同士が大戦している。一大スペクタクル・シーンのイマジネーションには読んでいて目が回るくらいの迫力。インド神話をモチーフにした世界観で、カーリー、アグニ、ブラフマン、シヴァなどビッグ・ネームの神々が続々と登場する。ゾンビー軍団も途中参戦するという凄い展開。しかも戦いは天空、地上、地底など様々な場所で繰り広げられる。その他、神々同士の友情や恋愛、裏切り・策略なども描かれていて非常に味わい深い。主人公サムが魅力的。一度敗北したが甦り再戦するというカリスマ性溢れるキャラです。
2005年5月2日に日本でレビュー済み
"遙かな遠未来の殖民星を舞台に、インド神話をモチーフにした一大叙事詩" とよく評されますが、殖民星であることはかすかにさりげなくしか触れられておらず、注意深く読まないとなかなかそうとは気づきません。抑えた格調高い文体の背後に、大きな大きなうねりが潜んでいます。まさに「センス・オブ・ワンダー」の真骨頂です。
また、インド神話だけが題材でなく、原始仏教、禅の思想、キリスト教や、はたまたマヤの宗教にまで言及されており、人と宗教・思想と運命の深い洞察があって、幾たびの再読に耐える作品です。
だけど決して堅苦しい本ではなく、戦い・格闘の場面や、憎しみ・愛・葛藤・友情といった人間くさすぎる感情を持った「神々」どうしの丁々発止のやりとりなど、エンターテインメントとして超一級、これを読まずして・・・というにふさわしい物語です。また、以前の文庫版より、字が大きくなって読みやすくなったこともGOODです。
また、インド神話だけが題材でなく、原始仏教、禅の思想、キリスト教や、はたまたマヤの宗教にまで言及されており、人と宗教・思想と運命の深い洞察があって、幾たびの再読に耐える作品です。
だけど決して堅苦しい本ではなく、戦い・格闘の場面や、憎しみ・愛・葛藤・友情といった人間くさすぎる感情を持った「神々」どうしの丁々発止のやりとりなど、エンターテインメントとして超一級、これを読まずして・・・というにふさわしい物語です。また、以前の文庫版より、字が大きくなって読みやすくなったこともGOODです。
2007年1月23日に日本でレビュー済み
百億の昼と千億の夜とセンスが似ているように感じました。
あれが好きな人には良いのではないでしょうか。
描写されているシーンを思い浮かべると結構派手で、
そういうところは結構楽しいのです。しかし、
何でもありな世界に近くなっており、その分うそ臭く
なっているように感じました。
私には、「ヴァレンタイン卿の城」のような、もう少し地味な
お話がしっくり来るようです。
あれが好きな人には良いのではないでしょうか。
描写されているシーンを思い浮かべると結構派手で、
そういうところは結構楽しいのです。しかし、
何でもありな世界に近くなっており、その分うそ臭く
なっているように感じました。
私には、「ヴァレンタイン卿の城」のような、もう少し地味な
お話がしっくり来るようです。