中古品:
¥220 税込
配送料 ¥330 6月3日-4日にお届け(8 時間 54 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 中古商品の性質上、折れや破れ、書込み、日焼け、水濡れ跡や若干の汚れなど、一部瑕疵のある商品であっても、お読みいただくのに支障がない状態であれば、販売をしております。また帯や商品内のクーポン券などをお付けできる保証はございません。なお、絵本などの一部書籍は表紙カバーがない状態でも販売している場合があります。シリアルコード、プロダクトコードの使用有無は保証しておりません。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

ヒューマン -人類- (ハヤカワ文庫 SF (1520)) 文庫 – 2005/6/23

4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2005/6/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 537ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150115206
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150115203
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
ロバ−ト・J.ソウヤ−
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
6グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2014年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 SFというツールを利用しながらも自身の信念や考えを作品に取り込み,物語に生かしていくソウヤーならではの作品です。
 前作「ホミニッド」で,ポンターを殺害した罪に問われ,裁判において辛い過去を公にされ,人としてもこっぴどく追い込まれたアディカー。
 彼をあれほどまでに酷い目に遭わせ,もう少しで無実の罪で処罰されそうにさせられた,あの憎いダクラーを心から許すということは,なかなかできるものではない。
 そんなアディカーに対し,友人ポンターはこう声をかける。
 「人を許すというのは,許される側にとってだけ利益があるわけじゃない。許す側にとっても利益があるんだ。憎しみと怒りを胸の内にかかえているなんて・・・ダクラーはほんとうに許しを求めているんだ」
 
 また,自らの進む道に迷いを感じるメアリに,小説家を目指したもののうまくいかず,現在は化学者になったネアンデルタールのラートが自分の経験を語る場面があります。
 「小説を書くことに挑戦して失敗したことを後悔していない。成功すればもっと良かったけど,もしも何もしなかったら,もしも自分が成功できるのかどうか一度も試さなかったら,実際に挑戦して失敗したときよりも,死の床ではずっと悲しい思いをするとわかっていた。だから私は挑戦したの。そして失敗した。でも,やるだけのことはやったんだと思えるから幸せよ」

 他にもソウヤーらしい前向きな人生観が作品に表れています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アマゾン頼み。
通常の方法ではなかなか手に入らない約10年前の本。それも新品で手に入るとは・・・。
またよろしくお願いいたします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月28日に日本でレビュー済み
1作目の冒頭の忌まわしい事件の犯人探索が伏線となって、ポンターとメアの恋愛が発展する話なんですが。

ソウヤーの書きたかったことは、本の丁度真ん中辺でポンターが叫ぶ「みんなもういないんです。その事実に直面することが...」にこめられているのではないでしょうか。また、ネアンデルタール(バラスト)で本来完全無欠であるポンターが、最後に暴挙に出てしまうあたりも、ソウヤーがヒューマン(グリシン)のおろかさをポンターに投影して見せているのだと思います。

ただ、3部作(まだハイブリッドは読んでないのですが)の中篇としては、あまり話しの展開がない。また、先に書いた主題についても、もっと赤裸々に書いてほしかった。それで星1つ減点。
2005年6月29日に日本でレビュー済み
『ホミニッド』に続く<ネアンデルタール・パラドックス>シリーズの第2弾。
チューブを通すだけ、という暫定的な方法ですが、
2宇宙間の通路が確保され、ポンターと外交官トゥカナが再びこの世界を訪れます。
そこで小さな事件が起こるのですが、メインはメアリとポンターの愛情と、
ポンターからみたこの宇宙の人間たち(主にアメリカ人)の持っている
矛盾点を指摘することに向けられています。
トゥカナがとった交流の方法や進展などはちょっと楽観的すぎるのですが、
このあたりはソウヤーならではといえるでしょう。
明らかに人間とは異なるネアンデルタール人のポンターに
メアリが惹かれる理由づけのためにレイプ事件があった、
というプロット配置はなかなか説得力があると思います。
地磁気の異変というのが冒頭に描写されるくらいで、
最後になるまで大きなセンス・オブ・ワンダーは出てこないのですが、
それなのにグイグイ読ませるのは、
やはりアメリカの持つ矛盾をポンター(カナダ人ソウヤー)が指摘する、
という見聞録/思弁SF的なところにあるのでしょう。
ソウヤー作品には珍しく女性が主人公だったり
(ソウヤー作品の定番通り、本当の主人公は中年のおっさんであるポンターかもしれませんが)、
セックス描写が細かかったりするのですが、
これも2つの世界/種族の差異を描くための必要な要素の1つといえます。
次の完結編では最後に明かされた世界の謎と危機が
どう回避/描かれるのかが最大の興味となりそうです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月3日に日本でレビュー済み
ホミニッドの続編です。
今度はネアンデルタールの世界に関しての記述が多いです。
この本の続巻の名前はハイブリッドですのでこの本の続巻の内容の大筋は想像がつくと思いますが、それ以外の点に関してはどうなるのか?
人類の運命はどうなるのか?
など色々と想像の翼が広がる終わり方をしています。
早く、続巻を読みたいです。
2005年7月29日に日本でレビュー済み
三部作の二作目。偶発的なファーストコンタクトだった前作に対し、今作は少し計画的になり、ますますファーストコンタクトSFの様相を呈してくる。まぁ、そのつもりで読めばいいのだが。
ベトナム戦没者記念碑前のシーンはなかなか感動的だし、それに続く議論は、迫力もあり納得もいく。ネアンデルタールの世界観は、理性的で論理的。趣味に合う。あっちの世界に住みたいかと聞かれれば、ちょっと躊躇するけど。樹の家には住んでみたいが。
次作に続く謎(というか大問題)や、波乱の予感を含ませて終わるので、できれば次作が出てから読みたかったところ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート