表紙ですが、別に問題ないですね。派手な性格でない彼女のアンニュイ?な表情が表現されてて良いかと。
本文中には、ほとんど容姿について触れてないのだからOKな範囲でしょう。そもそも翻訳SFで表紙絵に多大に期待すべきではないでしょう。
1/3あたり過ぎてもたいして進展しないし、ラストの謎解きに至る大きな伏線(派手なイベントも起こらない)も無し。スケールの大きな話ですが、読んでいて、うまく消化できず、驚きと楽しみ、所謂センス・オブ・ワンダーな拡がりも少ないかと。キャラの人生の経緯を補う描写がやたら多く、内容は薄い。
異星でのサバイバルは興味を引かれる良いシーンだけど、あっさりし過ぎなのが残念。全体的に人物の描写もたいして深みは無いが、主人公ドーシー・ヨシダのキャラはダメキャラとして面白いかも。元々なのか、翻訳なのか、異星の風景の描き方が下手だと思う。景観が想像し難い(イメージして浸る楽しみが少ない)のはダメ。
ハヤカワSFで文庫にする意味は感じない。短編を元に作ったハリウッド映画ををノベライズしただけのような作品。
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4000億の星の群れ (ハヤカワ文庫 SF マ 9-1) 文庫 – 2005/7/1
- 本の長さ415ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104150115222
- ISBN-13978-4150115227
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 415ページ
- ISBN-10 : 4150115222
- ISBN-13 : 978-4150115227
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,076,648位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2005年7月16日に日本でレビュー済み
いかにもB級スペオペっぽい表紙だったのでイヤな予感がしたけど、読んでみたら、中身はけっこうハードで本格的なSFだった。もうちょっと雰囲気に合った表紙にして欲しい。
本格SFには違いないが、かなり地味。おまけに表紙と違って貧乳の主人公がかなり抑制の効いた……というか抑圧的な性格なので、なかなか感情移入もできない。中盤、シェイクスピアのプリントアウトを手渡されるシーンでは、「おまえ、そこは泣くところだろ!」と思わず主人公にツッコミを入れてしまったほどである。
じゃあストーリーに没入できるかというと、項を追うごとに謎が解き明かされるわけでもなく、深まるわけでもなく(結末の数10ページで一気に解決するタイプ)。けっきょく面白いのは、異星の大地をひたすら歩く、サバイバルのところ。冒険小説として読めばなかなか面白い……かも。
本格SFには違いないが、かなり地味。おまけに表紙と違って貧乳の主人公がかなり抑制の効いた……というか抑圧的な性格なので、なかなか感情移入もできない。中盤、シェイクスピアのプリントアウトを手渡されるシーンでは、「おまえ、そこは泣くところだろ!」と思わず主人公にツッコミを入れてしまったほどである。
じゃあストーリーに没入できるかというと、項を追うごとに謎が解き明かされるわけでもなく、深まるわけでもなく(結末の数10ページで一気に解決するタイプ)。けっきょく面白いのは、異星の大地をひたすら歩く、サバイバルのところ。冒険小説として読めばなかなか面白い……かも。
2005年10月8日に日本でレビュー済み
~ライトノベル風のカバーイラストから、
『飛翔せよ、閃光の虚空へ!』のような宇宙戦争ものかと思いきや、
ファーストコンタクトものの秘境冒険SFでした。
軍隊の命令なんだから当然なのに、
無理矢理望まない任地に派遣させれて一刻も早く帰りたい主人公の不満なんて、
読んでいても不快なだけだし、
主人公の特殊能力である共感(エンパシー)も~~、
本作のテーマと関係があるとは思えません。
惑星上をさまよう時に出くわす生物も、中途半端に地球型だし…。
解説にあるように、異星のタンパク質を摂取した時に起きるアレルギー反応などは
ハードSF調で良かったが、これまた本筋とは直接関係ありません。
問題点をひとこで言えば、盛り込みすぎ、ということですね。~
『飛翔せよ、閃光の虚空へ!』のような宇宙戦争ものかと思いきや、
ファーストコンタクトものの秘境冒険SFでした。
軍隊の命令なんだから当然なのに、
無理矢理望まない任地に派遣させれて一刻も早く帰りたい主人公の不満なんて、
読んでいても不快なだけだし、
主人公の特殊能力である共感(エンパシー)も~~、
本作のテーマと関係があるとは思えません。
惑星上をさまよう時に出くわす生物も、中途半端に地球型だし…。
解説にあるように、異星のタンパク質を摂取した時に起きるアレルギー反応などは
ハードSF調で良かったが、これまた本筋とは直接関係ありません。
問題点をひとこで言えば、盛り込みすぎ、ということですね。~
2006年6月16日に日本でレビュー済み
確かに、あまりに内容が盛り沢山で、散漫になっています。しかしながら時間つぶしに読むのなら、そんなにひどくはありません。それに表紙についても、否定的な意見が多いのですが、私は悪くないと思います。(主人公とは、似ていませんが。)
時間つぶしに読むのならOK、作者の今後に期待、表紙のねーちゃんが好みのタイプ、ということで星三つ。
時間つぶしに読むのならOK、作者の今後に期待、表紙のねーちゃんが好みのタイプ、ということで星三つ。
2005年7月25日に日本でレビュー済み
緻密な設定の、本格ハードSF なのですが。
主人公の女性に魅力がない。周りの誰ともうちとけず、ぶつかってばかり。ストーリーが進めば、うちとけていくのかと思っていたら、最後まで誰にも心を開きませんでした。訳ありの過去と能力があるとはいえ、嫌な感じの女性です。表紙の絵と全然似てないし。
いくら世界設定が緻密でも、主人公に感情移入できないのでは、つまらないです。読み終えて、疲労感ばかりが残りました。
主人公の女性に魅力がない。周りの誰ともうちとけず、ぶつかってばかり。ストーリーが進めば、うちとけていくのかと思っていたら、最後まで誰にも心を開きませんでした。訳ありの過去と能力があるとはいえ、嫌な感じの女性です。表紙の絵と全然似てないし。
いくら世界設定が緻密でも、主人公に感情移入できないのでは、つまらないです。読み終えて、疲労感ばかりが残りました。