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プルトニウム・ブロンド (ハヤカワ文庫 SF サ 3-1) 文庫 – 2006/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2006/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 524ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150115494
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150115494
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドタバタのコメディーでとっちらかってるんだけど、台詞がト書きなんで誰が何を言っているのか判断しやすい。こういう翻訳SFってもう出ないだろうな。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
ユーモアSFといいのか、SFハードボイルドっていうもか、未来の私立探偵もの。昔あったブーダインシリーズ(作者の名前、忘れた)を髣髴とさせるけど、それをさらに軽くしたようなものかな。

昔でいえば、フィリップ・マーロウやサム・スペードというより、マイク・ハマーって感じ。

あまり考えなくて、気軽に読むことができる。まさにパルプ・フィクション。

もともと、オンライン小説だったみたい。続きを探して読んでみようかな?
2007年10月13日に日本でレビュー済み
地球最後の私立探偵にして、ハードボイルドを気取っているザカリー。一応、世界で最も有名な人間に属するぐらい、有能ではあるようだ。てっきり誇大妄想狂の勘違い野郎の話かと思っていたんだが。
とはいえ、中身はコメディ。SFの設定とお笑いとハードボイルドが共存できぬと思っている人にはオススメできない。
ギャグを連発するが、イマイチ面白くないザカリーと、堅物で一所懸命でどこかユーモア漂うコンピューターのハーヴ、その他の登場人物のキャラが立っていて、読み始めて中盤に差し掛かると先が気になってしょうがない。前半はまあ、お遊びと世界観の説明に費やしているが、それを読まねばすっと入り込むこともできないだろう。
タフで行き当たりばったりで、勘がいい。
私立探偵にはぴったりのザカリー。続編が出ているそうなので、ぜひ翻訳してもらいたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月13日に日本でレビュー済み
表紙がお騒がせシリーズっぽかったので、軽めのSFかと思って買ってみたら、結構ハードな探偵ものでした。でも面白くて、買ってよかったです。
”プルトニウム”とか”ブロンド”って部分は、物語のイメージに関係ないかなぁ。お色気よりも泥臭さの方が強い感じです。そこがいいとこなんですが(^^;
主人公のギャグ?自分は結構好きですよ♪
2006年3月25日に日本でレビュー済み
 まずキャラの個性がそれぞれ面白く、主役の昔気質な探偵と、英国執事を気取る相棒スーパーコンピューターとの掛け合いは、神林長平氏の『敵は海賊』シリーズに登場するラテルとラジェンドラを想起させるノリで、橋本正枝氏のイラストも、よく作品の雰囲気を伝えており、充分に楽しめました。21世紀半ばの弁護士、探偵業、IT産業の没落を描くことで、訴訟の多さや、ネット社会など、現代のアメリカ社会を風刺するような近未来の設定も笑えました。超能力者、マッドドクター、美人格闘家相手に、主人公が切り抜ける展開は、アメコミのスーパーヒーロー物というよりは、二枚目半のドタバタB級映画といった感じで、とりわけ読心術に対抗するべく主人公が取った策など、爆笑物でした。謎解きや、世界の滅亡、ドンデンありと、難しく考えないで読める作品で、良かったと思います。
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