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バゴンボの嗅ぎタバコ入れ (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-18) 文庫 – 2007/9/1
- 本の長さ569ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/9/1
- ISBN-104150116350
- ISBN-13978-4150116354
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/9/1)
- 発売日 : 2007/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 569ページ
- ISBN-10 : 4150116350
- ISBN-13 : 978-4150116354
- Amazon 売れ筋ランキング: - 328,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シニカルで、ほろ苦いユーモアたっぷりの、面白い作品ばかりで、楽しく読めました。
2012年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫が出ていて本当に嬉しいです。ヴォネガットの作品のエッセンスが詰まっている短編集です。こういう作品をユーモアがあると言うんだろうな。
2014年1月4日に日本でレビュー済み
SF作家として有名なヴォネガットだが、この短編集にはそれ系は少なめで、「死圏」や「2BR02B」くらいである。特に後者はわりと面白かった。ちょっと昔風だが。
「自慢の息子」などが結構いい作品に思えた。この作家独特の、人の幸不幸を距離を取ってとらえ、多少の暖かみを文章に持たせて物悲しさを持たせるところが多くのファンを生んだのだろう。
「自慢の息子」などが結構いい作品に思えた。この作家独特の、人の幸不幸を距離を取ってとらえ、多少の暖かみを文章に持たせて物悲しさを持たせるところが多くのファンを生んだのだろう。
2008年5月25日に日本でレビュー済み
1950年から63年まで、ヴォネガットがTV登場前の人々の娯楽であった様々な雑誌に発表した短編23作を集めてほぼ発表順に並べた作品集(1作だけかなり書き直している)。これらを収集した研究家の序文、ヴォネガット自身が熱く語る「はじめに」(創作講座初級篇8箇条は必見)と「雑誌作者としてのキャリアに関するむすび」、それに訳者の1人の浅倉久志氏(もう1人は伊藤典夫氏)による「ヴォネガット作品のルーツ」と「文庫版に寄せて」(ヴォネガット死後に書かれた)を含めると560頁になる。しかし、短編は長くても約25頁。1番短いのは8頁。SFと呼べる作品は2編だけ。そのうちの1つが、後の長編「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」にキルゴア・トラウトの作品のショート・ショート的紹介で登場する「2BRO2B」であるのは、ヴォネガット・ファンなら見逃せないでしょう。
その2編を除くと、何れの作品も、50年代から60年代初頭までのアメリカの世相とそこでの人々の生活の1コマを鮮やかに切り出しており、ほろ苦い、あるいは辛らつな結末を迎える作品でも、人間を見つめる作者の視線に温もりを感じる。やはりヴォネガットは優しい人だ。作品は何れも作者が修行時代のものだと言っているのが謙遜としか思えない程完成されている。ロアルド・ダールの「あなたに似た人」にも匹敵する短編集の傑作だ。私は中でも退役兵が失いかけた誇りを取り戻す「記念品」と「ジョリー・ロジャー号の航海」が好きだ。3編に登場する、リンカーン高校のマーチング・バンドを一流にすることしか頭にないヘルムホルツ先生の話も面白い。ヴォネガットの初期短編集としては「モンキー・ハウスへようこそ」と対をなすものなので、もしまだそちらを未読の人には併読を薦めます。
その2編を除くと、何れの作品も、50年代から60年代初頭までのアメリカの世相とそこでの人々の生活の1コマを鮮やかに切り出しており、ほろ苦い、あるいは辛らつな結末を迎える作品でも、人間を見つめる作者の視線に温もりを感じる。やはりヴォネガットは優しい人だ。作品は何れも作者が修行時代のものだと言っているのが謙遜としか思えない程完成されている。ロアルド・ダールの「あなたに似た人」にも匹敵する短編集の傑作だ。私は中でも退役兵が失いかけた誇りを取り戻す「記念品」と「ジョリー・ロジャー号の航海」が好きだ。3編に登場する、リンカーン高校のマーチング・バンドを一流にすることしか頭にないヘルムホルツ先生の話も面白い。ヴォネガットの初期短編集としては「モンキー・ハウスへようこそ」と対をなすものなので、もしまだそちらを未読の人には併読を薦めます。
2003年8月9日に日本でレビュー済み
本書は、昨今の「日常の断片を切り取ってそのまま投げ出した」ような短編とは違い、起承転結があり、必ずオチがある安心して読める物語で、近頃の短編を読んでいて感じる、身の置き所のないような感覚には無縁の面白い話ばかり。SF系の話では、ふと星新一のショート・ショートを思い出して、懐かしい感じもした。それもそのはず、本書はヴォネガットが若い頃に雑誌に書いていた作品を集めたものだから。それでも全く古さを感じさせないというのは、素晴らしいことだと思う。せめて100歳まで長生きして、断筆宣言など知らん顔で取り消して、何でもいいから書いていてほしいと思う。
「ヴォネガット先生、あなたに神のお恵みを!」
「ヴォネガット先生、あなたに神のお恵みを!」