アチュルタニの侵攻から地球を守るために帝国に救援要請に月型戦艦ダハクで帝国本部に着いてみれば帝国は既に何万年も前に自壊、滅びた後。 残っていたのはかつて帝国に使えたコンピューターと惑星クラスの戦艦、そして人間のいなくなったかつての帝国本部惑星。 何とか惑星クラスの戦艦を数十隻引き連れて地球に戻り艦隊戦に臨みます。 惑星クラスの戦艦と言っても乗員は不足して1艦にわずか数千人の乗員。 相手は月ほどの大きさはなくても数十キロ単位の巨大戦艦が数百万隻。
とにかく話の大きさだけで目がくらみます。 初期の作品だけあって随所にご都合主義はみられますが本の厚みの割には漫画でも読むような感じでエンターテイメント作品として一気に読めるし続きも是非読みたいと思わせる魅力があります。 一種、宇宙艦隊物が好きなSFファンの要求を贅沢に取り込んだ作品で安心して読め、楽しめる。 読後感もさっぱりして変に現代政治を持ち込んで解釈するような事をしなければ気持ちの良い作品です。
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反逆者の月2―帝国の遺産― (ハヤカワ文庫 SF ウ 16-18) 文庫 – 2008/1/24
デイヴィッド ウェーバー
(著),
中村 仁美
(翻訳)
地球総督となったマッキンタイアは、侵攻を開始した怖るべき異星生命体アルチュタニの巨大艦隊から地球を守るため、巨大戦艦ダハクを駆って、銀河中心部に存在するはずの銀河帝国に救援を求めるため旅立った。だが最初に訪れたシェスカー星系で目にしたものは、完膚なきまでに破壊された惑星の姿だった! 刻々と地球へと迫る300万隻を超えるアルチュタニ艦隊。果たして、帝国は今も存在するのか? 地球の命運はいかに?
- 本の長さ560ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2008/1/24
- ISBN-104150116490
- ISBN-13978-4150116491
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2008/1/24)
- 発売日 : 2008/1/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 560ページ
- ISBN-10 : 4150116490
- ISBN-13 : 978-4150116491
- Amazon 売れ筋ランキング: - 391,399位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2008年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだ?なんだ?とうろたえているうちに宇宙戦艦の艦長になってしまうまでは かの「不景気ヒーロー」シーフォート君と似たようなものだが 我がマッキンタイア君 イベントごとに成り行きとものの弾みでエラくなって ついに藁しべ長者 もとえ「宇宙の王者」になってしまったよ ○ぺかい。 丸い戦艦が出てきますねぇ スカイラーク(肥った鳥のファミレスの看板とちゃいます)グッドホープ 真ん丸系の船も結構ありますねえ ♪帝国はとても強い 戦艦もとてもでかい ダースベーダー黒いトルーパー白い デススター丸い〜 等と古い歌など口ずさみつつ気楽にツッコミ入れながら読むのもまた楽しからずやでは・・
2008年1月30日に日本でレビュー済み
月が、実は何万年も前に外宇宙からやってきた帝国所属の巨大戦艦で、乗組員の反乱によって無人となったまま、脱出して人類の中に同化するしかなかった乗組員の子孫の帰還をひたすら待っている、というお話しで、基本的には反乱者達と帝国士官の血筋を有する主人公達との現行政府を巻き込んでの地球上での攻防戦がメインでした。
前作で反乱者を倒して巨大戦艦の艦長に納まった主人公は、巨大戦艦が地球に派遣された本当の理由であるアチュルタニの侵攻から地球を守るために帝国に救援要請に旅立ち、地球は巨大戦艦ダハクに残された帝国の技術提供を受けて独自に防衛体制を整えるために苦闘します。
そしていよいよアチュルタニの侵攻が始まり・・・宇宙での艦隊決戦がメインのお話しです。
ウェーバーの処女作にあたる本シリーズでは、話の展開にやや強引な部分もあり、星一つ減点しましたが、作品全体としては勢いがあって読み応えがある上に、オナー・ハリントンシリーズのように3部作がそれぞれ区切りができているようなので消化不良になることはない。
また、本作にはオナーの原点では?と思える闘将(女性艦長)も登場して、まさにウェーバー作品の原点といたところ。
ハリントンシリーズでは日本文化を色濃く残す国家グレイソンが登場して非常に重要な要素となるが、本作では端役ではあるが日本軍?やその指揮官も登場する。
どちらの作品でも好意的な立場で登場するのだが、ウェーバーは日本贔屓なのだろうか?
だとしたらうれしいかも・・・
前作で反乱者を倒して巨大戦艦の艦長に納まった主人公は、巨大戦艦が地球に派遣された本当の理由であるアチュルタニの侵攻から地球を守るために帝国に救援要請に旅立ち、地球は巨大戦艦ダハクに残された帝国の技術提供を受けて独自に防衛体制を整えるために苦闘します。
そしていよいよアチュルタニの侵攻が始まり・・・宇宙での艦隊決戦がメインのお話しです。
ウェーバーの処女作にあたる本シリーズでは、話の展開にやや強引な部分もあり、星一つ減点しましたが、作品全体としては勢いがあって読み応えがある上に、オナー・ハリントンシリーズのように3部作がそれぞれ区切りができているようなので消化不良になることはない。
また、本作にはオナーの原点では?と思える闘将(女性艦長)も登場して、まさにウェーバー作品の原点といたところ。
ハリントンシリーズでは日本文化を色濃く残す国家グレイソンが登場して非常に重要な要素となるが、本作では端役ではあるが日本軍?やその指揮官も登場する。
どちらの作品でも好意的な立場で登場するのだが、ウェーバーは日本贔屓なのだろうか?
だとしたらうれしいかも・・・
2010年8月23日に日本でレビュー済み
この本のセールスポイントは、何と言っても、だんだん敵のレベルがアップし、だんだん劣勢になり、なんとか辛勝を得る、はらはらドキドキ感が良いです。それから、強敵が目前に迫っている状況下で、ラッキーなことに、コリンが銀河皇国を無人で制御するコンピュータに銀河皇帝と認められ、銀河皇国の遺産をすべて引き継いでしまう展開も好きです。