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ベガーズ・イン・スペイン (ハヤカワ文庫 SF ク 13-4) 文庫 – 2009/3/31

4.6 5つ星のうち4.6 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2009/3/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/3/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 525ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150117047
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150117047
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 7個の評価

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ナンシー・クレス
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいて状況が目に浮かぶような文章力で、興味深く読み進めました。
2009年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙SF長編「プロバビリティ」3部作で人気沸騰中のアメリカのベテラン女流SF作家クレスの秀作7編を収めた日本オリジナル傑作中短編集です。私にとって著者の初読作品である本書の感想は概ね静的である事、母と子・姉妹等の家族をテーマに女性らしく細やかな筆致で人間心理の深奥まで描写されている所が印象的でした。また各編はSFが本来持つ難解さが殆どなく、設定の理解が容易ですいすい読み進められます。表題作『ベガーズ・イン・スペイン』遺伝子操作によって生み出された全く眠らない新人類「無眠人(スリープレス)」が獲得した優性・不死性の能力を妬む旧人類「有眠人(スリーパー)」との次第に激化する相克を描きます。無眠人のヒロイン、リーシャと双生児で生まれながら有眠人のアリスは幼い頃から不仲でしたが、アリスは成長して虐げられた無眠人の実態を知り今までの態度を改めリーシャに助けの手を差し伸べます。旧人類の中にも少数でも人間性を持つ優しい人々が存在する事実が深い感動を与えてくれます。本編は最後まで読んでも物語は終わりませんが、後に著者が長編化し3部作となっているそうですので、ぜひ早い機会に紹介して頂きたいです。『想い出に祈りを』息子が老いて死が迫る母に生きて行く為の手段として‘消去を受ける’事を奨め懸命に説得するが母は頑なに拒む。未来の政府は長寿命化の代償として人間関係を希薄にする残酷な処置を発明したのであった。『ダンシング・オン・エア』近未来のアメリカで能力強化治療により幼い頃からバレエ・ダンサーとして活躍して来たキャロラインが不意に体の不調を訴える。彼女はやがて勝手に娘の人生を決めた母を強く憎む様になります。本編に登場するキャロラインの護衛犬で能力強化されてしゃべるドーベルマンのエンジェルが健気で可愛らしいです。人類の進化が不幸を招く気の滅入る物語ですが一抹の希望も残す魅力的な作品集をお奨めします。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年9月12日に日本でレビュー済み
 「ベガーズ・イン・スペイン」と「眠る犬」は、遺伝子操作によって超人化した新人類『無眠人』を素材にしている。一般人との軋轢を描く。
 「戦争と芸術」は、異種人類との文化的差異を描きつつ、母に愛されない芸術家肌の将校を共感的に描いた。
 「密告者」は、異種人類の異質な文化をハードボイルドなタッチで描写。この作品はけっこう好き。
 「思い出に祈りを」不老不死のニュー・テクノロジー!
 「ケイシーの帝国」ほーらみたことか…というか。
 「ダンシング・オン・エア」スポーツ選手とドーピングを思わせるような、バレエ・ダンサーと遺伝子操作の物語。とっても叙情的で文学的。
 全体的に人間ドラマに重きの置かれた作品群。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年7月1日に日本でレビュー済み
「プロバビリティ・ムーン」に始まる3部作で、ようやく日本でも単行本(とはいっても文庫本・・・)による紹介がなされ始めた、アメリカ女流作家による中短篇集。
1981年のデビュー以来、100篇以上の中短篇が発表されているそうだが、その中でも、本書は、SFマガジンやアンソロジーで訳されていたものに初訳作品を加えて編まれた、日本独自の編集による、いわばベスト・オブ・ベスト。「プロバビリティ・ムーン」の原形となる『密告者』を収録するなど、日本の読者向けに配慮されたものとなっている。
本書に収録されているのは、以下の7作品(括弧内は発表年)。

ベガーズ・イン・スペイン(1991年)
眠る犬(1999年)
戦争と芸術(2007年)
密告者(1996年)
思い出に祈りを(1988年)
ケイシーの帝国(1981年)
ダンシング・オン・エア(1993年)

評価の高い作品ばかりが並べられているが、表題作となる中篇『ベガーズ・イン・スペイン』がとても印象深い。
もし、人間に眠りが必要でなければ、その能力は格段に進化するに違いない・・・そんなことが遺伝子操作で可能となり始めたら、というSF的な背景のもとで、家族の物語が丹念に語られていく。
できのいい娘とそうでない双子の妹、一方を溺愛する父親と苦悩する母親、成長するにつれ対立する父と娘の関係。ともすると臭くなりがちな家族のドラマではあるけれども、SFであるがゆえに、別世界の遠い国のお話として、気恥ずかしげもなく読むことができる。
続編があるかのような終わり方で、読了後に突き放されてしまう感もあるが、巻末解説によると、本作を雛型にしたシリーズが別にあるそうなので、今後の邦訳に期待したいというところか。
なお、本書に同時収録された『眠る犬』は本作からスピンオフした小品。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年4月12日に日本でレビュー済み
プロバビリティ三部作がイマイチ面白くなかったで、不安を抱きながらもいちおう着手。ちなみに初訳は表題作のみ。長篇より短篇の方が面白いなぁ。長篇は、ここに出てきたネタを一つにつなげて、なおかつメリハリがなくなった感じなんだよね。とは言っても、クレスの作品は、読後感がどうもいがらっぽいんで、楽しい気分にはオススメできません。個人的お気に入りは、「ベガーズ・イン・スペイン」「戦争と芸術」「想い出に祈りを」「ケイシーの帝国」あたり。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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