超古代先行異星人文明の遺物、バサードラムジェット+α、異星人種族、惑星でも恒星でも無い星・・・・と、ノウンスペースばりの舞台装置なのですが、ストーリーが盛り上がらない。
設定が生かせていないと思う。
異星人も魅力的でないし。
人物像もありきたりというか薄い。
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スパイダー・スター〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) (ハヤカワ文庫 SF フ 17-1) 文庫 – 2009/5/30
遙か太古に栄えた異星種族の遺跡が数多く残るポラックス星系の惑星アルゴを、突然の災厄が襲った。月の遺跡を調査中のチームが、古代の攻撃兵器のスイッチを入れてしまったのだ! 月から送られたパルスは太陽中心部に隠された怖るべき兵器を稼働させ、燃え盛る小惑星が次々とアルゴめがけて飛来する。このままでは人類に未来はない。調査の結果、危機を回避する鍵が伝説の星スパイダー・スターにあることがわかるが……!?
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/5/30
- ISBN-104150117101
- ISBN-13978-4150117108
商品の説明
著者について
マイク・ブラザートンは1968年、アメリカのイリノイ州生まれ。テキサス州のライス大学で電子工学の学位を取ったあと、テキサス大学オースティン校の博士課程に進み、1996年に天文学の博士号を取得。ローレンス・リバモア国立研究所(カリフォルニア州)、キットピーク国立天文台(アリゾナ州)の研究職を経て、2002年からはワイオミング大学で教職につく。専門はクエーサーと活動銀河核の観測研究。作家養成講座のクラリオン・ワークショップに参加したのち、2003年に初長篇「Star Dragon」を発表。本書『スパイダー・スター』は2008年発表の長編第2作で、天文学者としての最新宇宙論にもとづくアイデアと、冒険小説のエッセンスを見事に融合させたと高く評価された。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/5/30)
- 発売日 : 2009/5/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 384ページ
- ISBN-10 : 4150117101
- ISBN-13 : 978-4150117108
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月8日に日本でレビュー済み
読み進むのが苦痛になるようなダラダラとした物語の進行が延々と続く。
どこかから持って来たような未来技術の構想が、え?と思わせるロウテクの中にちぐはぐに散りばめられる。これはつまり作者に想像力が無いことを意味している。
上下二巻構成なのは中身が詰まっているのではなく、ただ締まりの無い文章が続いていることを意味している。
公平を期すために書いておくが、これから下巻を読むところである。だからもしかしたら、下巻でこれらの印象がひっくり返る可能性はある。
しかし正直な話、上巻だけでうんざりしている。下巻を読む退屈な時間を想像すると、ため息しか出ない。
どこかから持って来たような未来技術の構想が、え?と思わせるロウテクの中にちぐはぐに散りばめられる。これはつまり作者に想像力が無いことを意味している。
上下二巻構成なのは中身が詰まっているのではなく、ただ締まりの無い文章が続いていることを意味している。
公平を期すために書いておくが、これから下巻を読むところである。だからもしかしたら、下巻でこれらの印象がひっくり返る可能性はある。
しかし正直な話、上巻だけでうんざりしている。下巻を読む退屈な時間を想像すると、ため息しか出ない。