公会議勢力に対する銀河系15種族の秘密会議と故郷銀河を目指す輸送船《ソル》の活動再開の模様を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第363巻。本巻の執筆者は、曲者クナイフェルと重鎮フォルツです。銀河種族会議を開く場所を偽装惑星と信じ込ませラール人を欺いたアトランは、真の秘密会議の会場に超弩級戦艦《ブルーリッジ・マウンテン》を用意していた。一方、大いなる黒いゼロに飲み込まれた輸送船《ソル》の船内でマスクの男アラスカが深い眠りから目覚める。本当に長らくお待たせ致しました。遂に、遂に、我らの英雄ローダンが帰って来ました!
『ギャラクティカーの同盟』ハンス・クナイフェル著:遂にギャラクティカー(銀河諸種族)会議が始まり、出席者全員が鍵を握るテラナーの友好種族ハルト人の到着を待ちわびていた。本編ではアコン人とアンティが調和を乱し裏切りの危機を招きますが、謎の伝説的存在ヴラトの観察者が現われ迅速に決断を下します。敵か、味方か?ヴラトの動向には今後も要注目です。『ダッカル・ゾーンにて』ウィリアム・フォルツ著:少し遅れて目覚めたローダンは再び《ソル》の指揮を執り、次元トンネルを抜けた現在地ダッカル・ゾーンに存在する惑星群へ四人の偵察コマンド、アラスカ、ロイド、グッキー、トロトを搭載艇で派遣する。本編では懐かしい謎の少女キトマと不死者‘それ’が一瞬だけ登場して健在を示しますし、久々にグッキーの活躍も読めて満足です。思えばグッキーは相当に高齢者なのに今も何処か子供の様な可愛らしさを残しているのは不思議ですが、そこがファンには堪らない魅力なのです。
本巻の翻訳者、渡辺広佐氏のあとがきは自慢のマイ・ブームの携帯写真に添えた俳句を披露されています。まだ本調子とは行きませんが、遂に復活したローダンの精神的支えとしての存在感は大きく、更に物語が加速して行く予感と未来への希望がふくらみます。
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ギャラクティカーの同盟 (ハヤカワ文庫SF ロ 1-363 宇宙英雄ローダン・シリーズ 363) 文庫 – 2009/8/20
ハルト船の乗員は、SVE艦隊の攻撃をうけた惑星が核火災で燃えつきるのを目撃した。アトランが秘密会議の開催地に指定した惑星である。ラール人がその情報を入手して先制攻撃をかけたのだ。だが、この惑星は囮だった。ハルト人たちはあらたな座標データをうけとって、テラナーが北極星と呼ぶ恒星に向かう。実際の会議はその恒星を対探知の楯にしたウルトラ戦艦《ブルーリッジ・マウンテン》で開催されようとしていた!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/8/20
- ISBN-104150117209
- ISBN-13978-4150117207
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/8/20)
- 発売日 : 2009/8/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4150117209
- ISBN-13 : 978-4150117207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,547,834位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,322位ハヤカワ文庫 SF
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