ヴァンスは大好きな作家。
それだけに、いわゆるヴァンスらしさのない作品に当たると、
読後のがっかり感は大きい。
残念ながら、この作品は久保書店の「宇宙の食人植物」以来の
がっかりさんであった。
ヴァンスに宇宙を救う話は似合わないと思うんだよねえ
何かA・E・ヴァン・ヴォークト風の書いてみましたら、結果
あんまり面白くなかったですみたいな
立ち読みした時点では買うのを躊躇した本ですが、でもヴァンス
だからあえて買っちゃいました。
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ノパルガース (ハヤカワ文庫 SF ウ 7-7) 文庫 – 2009/8/30
まさかこんなことが! 国防総省所属の科学者ポール・バークは愕然とした。謎の異星人に突然拉致され、焦土と化したその母星へと連行されたのだ。自らをトープチュと称する彼らは、通常は見ることも触ることもできない怖るべき寄生生命体ノパルを殲滅すべく戦っているのだという。そして、ノパルの発生源ノパルガースを浄化する協力をバークに求めたのだが、なんと、そのノパルガースとは!?鬼才ヴァンスが放つ戦慄の異世界
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/8/30
- ISBN-104150117225
- ISBN-13978-4150117221
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商品の説明
著者について
1916年、サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学バークリー校を卒業後、商船員、ジャズバンドのプレイヤーなど、さまざまな職業につき、世界各地をめぐり歩いた。1945年、スリリング・ワンダー誌に発表した“The World-Thinker”でデビュー。奇怪な世界と異様な文化を活写する個性的な作風で息の長い活動をつづけ、90冊をこえる著書を発表。ダン・シモンズやジョージ・R・R・マーティンなどの人気作家からも尊敬を受ける巨匠である。また、ジョン・ホルブルック・ヴァンス名義で発表したミステリ『檻の中の人間』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀新人賞を受賞している。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/8/30)
- 発売日 : 2009/8/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4150117225
- ISBN-13 : 978-4150117221
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,318,110位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,010位ハヤカワ文庫 SF
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年8月24日に日本でレビュー済み
ノパルがアース、という感想しか頭に浮かびません(たぶんノパルのせい)。
超ハイテクのノパルホイホイが必要かと思いきや、実はノパル捕り網で十分だったというお話。
21世紀に読む(出す)本じゃないよなぁ。
超ハイテクのノパルホイホイが必要かと思いきや、実はノパル捕り網で十分だったというお話。
21世紀に読む(出す)本じゃないよなぁ。
2019年9月18日に日本でレビュー済み
短い作品ですが、普通の状況下では知覚できない寄生生物?というアイデアを突き詰めて、波乱万丈の物語が語られています。
アイデアとしては、精神に寄生する存在に操られているという大ネタが核ですが、そこからさらにアイデアを発展させたり、そのアイデアを出し入れするタイミングや、ひっくり返すことで、読者の安易な予測を裏切ってびっくりするようなストーリーを描き出しています。
またアイデアに溺れることなく、物語としての着地点をきちんとしている点も作品として優れている点だと思います。7割くらい読んでもこの調子で終わるのかと思いますが、見事に決着をつけてくれます。
感覚的には、3倍くらいの長さの小説、もしくはドラマシリーズなら大技のどんでん返しが入ることを考慮して2シーズン分くらいに広げられるアイデアを詰め込んだ感じです。
50年以上前の作品ですが、21世紀の今読んでも古びた印象は無いと思いますので、SFファンはぜひ読んだらよいと思います。
アイデアとしては、精神に寄生する存在に操られているという大ネタが核ですが、そこからさらにアイデアを発展させたり、そのアイデアを出し入れするタイミングや、ひっくり返すことで、読者の安易な予測を裏切ってびっくりするようなストーリーを描き出しています。
またアイデアに溺れることなく、物語としての着地点をきちんとしている点も作品として優れている点だと思います。7割くらい読んでもこの調子で終わるのかと思いますが、見事に決着をつけてくれます。
感覚的には、3倍くらいの長さの小説、もしくはドラマシリーズなら大技のどんでん返しが入ることを考慮して2シーズン分くらいに広げられるアイデアを詰め込んだ感じです。
50年以上前の作品ですが、21世紀の今読んでも古びた印象は無いと思いますので、SFファンはぜひ読んだらよいと思います。
2009年8月30日に日本でレビュー済み
ヴァンスの得意な分野で仕上げられた、肩の凝らない分量の読み物。ピリッとまとまっていて、適度にパルプ風味で、すぐに読み終える。
悪くない。
アウターリミッツみたいな感じ。
面白いので、分量が薄いのが残念なくらい。
悪くない。
アウターリミッツみたいな感じ。
面白いので、分量が薄いのが残念なくらい。
2011年3月9日に日本でレビュー済み
休日の昼下がりにテレビでやっている映画を見始めたらわりと面白くて最後まで見通してしまうというそんな作品。
未知の存在との対決や結末はやや地味ですが、低予算のアイディア勝負の味わいもあり、気楽に読めます。
未知の存在との対決や結末はやや地味ですが、低予算のアイディア勝負の味わいもあり、気楽に読めます。
2010年4月1日に日本でレビュー済み
このような古き良き時代のSFを出版する早川書房に
敬意を評して★三つ!
敬意を評して★三つ!