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メデューサとの出会い (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 3) (ハヤカワ文庫SF) (文庫) (ハヤカワ文庫 SF ク 1-48 ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラ) 文庫 – 2009/10/30

4.3 5つ星のうち4.3 28個の評価

人類初の木星大気圏の探査に気球で挑むハワード・ファルコンの驚異にみちた冒険をスリリングな筆致で描き、ネビュラ賞を受賞した表題作、電磁加速ランチャーで月面から地球に帰還しようとして事故に遭ったクリフ・レイランドの顛末を物語る「メイルシュトレームII」などの中短篇、海洋、動物の超感覚、『2001年宇宙の旅』シリーズの総括、宗教と、さまざまなテーマを扱ったエッセイ四篇、年譜を収録した、短篇集第三弾。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2009/10/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/10/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 528ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150117306
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150117306
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 28個の評価

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ア−サ−・C.クラ−ク
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全編気に入っているのだけれども
「彗星の核へ」、「土星は昇る」、「未踏のエデン」、「ドッグ・スター」、「メイルシュトレームII」、
「きらめく生きもの」、「太陽からの風」、「無慈悲な空」、「メデューサとの出会い」かな。
特に「きらめく生きもの」、「太陽からの風」、「無慈悲な空」、「メデューサとの出会い」の4編は最高。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
六十年代以降短編集+エッセイ四篇。
七十年代から短編は書かなくなったのでその分エッセイで穴埋めされた。
巻末年譜は八十年代以降。

イカルスの夏 Summertime on Icarus 1960 酒井訳
彗星の核へ Into the Comet 1960 同
土星は昇る Saturn Rising 1961 同
未踏のエデンBefore Eden 1961 同
憎悪 Hate 1961 中村訳
ドッグ・スター Don Star 1962 南山訳
メイルシュトレームⅡ Malestrom Ⅱ1962 酒井訳
きらめく生きもの The Shining Ones 1962 浅倉訳
秘密 The Secret 1963 同
太陽からの風 The Wind from the Sun 1964 酒井訳
神々の糧 The Food of the Gods 1964 同
無慈悲な空 The Cruel Sky 1967 浅倉訳
地球太陽面通過 Transit of Earth 1971 伊藤典夫訳
メデューサとの出会い A Meeting with Medusa 1971 同
グレート・リーフ The Great reef 1964 中村訳
五感以上 More Than Five Senses 1972 同
バック・トゥ・2001 Back to 2001 1993 同
信条 Credo 1990 同

 宇宙人や太古人の霊についての空想と現実が、少なくともクラークの生前に結び付く事はなかった。31世紀に向かってクラークの後を生きる私たちにとって、量子技術を駆使しているであろう文明が相対論的な宇宙から降ってくることはあり得ないのであって、問題を整理し直して真の解決に繋がる空想こそが今後期待されるところである。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここへ帰ってくるのは何度目だろう。 未踏の曠野にセンス・オブ・ワンダーの風が吹いていたあの頃 私は若かった。 遠くに 風に向って歩を進める人影が見え 誰か知らないその人とも 熱い連帯感で繋がっていたあの頃 私はほんとに若かった。 前方には クラーク ハミルトン ハインライン アシモフと言った巨匠達の背中が 見えていたのだ。今でもここへ来ると その風が感じられる。その世界は少し善意に満ちすぎて単純かも知れない。未知の世界の冷酷ささえもちょっぴりの善意を持っているのかも知れない。しかし 「太陽からの風」ーー何と言うこともない太陽風帆船のヨットレースのお話なのだがーーなどを読むと そのイメージは今でも新鮮で心を打つ。解き放たれて宇宙の深淵へ向うヨットを 主人公と一緒に見送ってワクワクしながら 恥ずかしげもなくちょっと涙ぐんだってよいではないか。センス・オブ・ワンダーの曠野へ ようこそ
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月13日に日本でレビュー済み
 犬の話……、冷戦期の話はキツイ

 宇宙は深遠にして遥か彼方のものながら、そこにはしばしば「人間的なもの」が絡む。それはもちろんそこに「人間がいるから」であり、当然と見る向きももちろんあるでしょうが――不思議に見えますね、重力の井戸の底にいるものからすると。
 「ドッグ・スター」は読んでいて、泣けてきました……。科学者が「自分の信じたいもの」を、その立場、思考故に信じられないとは何という悲劇でしょう。ただの一般人の犬好きなら、もっと単純な結論に辿り着けるのに……。
 「憎悪」はクラークにしては珍しく思える、宇宙開発におけるマイナスの部分を描いた作品ですね。もちろん国単位での宇宙開発には、その敵対的国家の思惑が時に絡むのは当然のことと頭では分かっている、いたつもりなのですが……。どの作品も面白く、楽しんで読めました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート