表紙からサイバーパンクチックな話を想像していたんですけど、全体的にそんな話はなかったです。
短篇集なので、軽い気持ちでSFを読めます。ありふれた日常に歪みが入り込んでくる感じ、ミステリーとも言えない、
やっぱりSFですね。これは。
難しい言葉や造語もないので、すんなり話に入って行けます。平易な言葉で紡がれていますが、
文章のあちこちにインテリジェンスを感じます。
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アードマン連結体 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2010/4/30
それぞれにさまざまな人生を歩んできた老人たちが集う施設、セント・セバスチャンで、ある日突然、奇妙な病気が蔓延した! だがそれは、その施設だけでなく、やがて全世界の80歳以上の老人すべてに……2009年ヒューゴー賞に輝く表題作ほか、悪事で財をなした老人の奇想天外な騒動を描いたネビュラ賞受賞作「齢の泉」、時間テーマの傑作「オレンジの値段」など、SFの醍醐味が満喫できる全8篇を収録した日本オリジナル短編集。
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/4/30
- ISBN-104150117551
- ISBN-13978-4150117559
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商品の説明
著者について
ナンシー・クレスは1948年生まれ。ニューヨーク州の田舎町で育ち、ニューヨーク州立大学を卒業後、4年ほど小学校で教える。結婚を機に仕事をやめ、子育てのかたわら大学に戻り、教育と文学の修士号を取得。1981年にThe Prince of Morning Bellsで長篇デビュー。1991年アシモフ誌に発表した中篇「ベガーズ・イン・スペイン」でヒューゴー賞、ネビュラ賞、アシモフ誌読者賞、SFクロニクル読者賞を受賞。1996年同じくアシモフ誌に発表し、ネビュラ賞、アシモフ誌読者賞、スタージョン記念賞を受賞した中篇「密告者」の世界をもとに作り上げた『プロバビリティ・ムーン』にはじまる3部作を2000年から発表。第3作『プロバビリティ・スペース』は2003年のジョン・W・キャンベル記念賞を受賞した。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/4/30)
- 発売日 : 2010/4/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4150117551
- ISBN-13 : 978-4150117559
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,163,590位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月20日に日本でレビュー済み
ナンシー クレスは、初読書でした。
「プロバビリティ〜」はまだ手を出しておらず、中短編好きとあって、
ジャケ買い?しました。
期待に反して?良質のSFがそろっていますね。
あっと驚く仕掛けはそれほどありませんが、読ませる作品が
そろっています。
新しい仕掛けを追求するようなSFの読み方が第一、という人以外
におすすめです。
「プロバビリティ〜」はまだ手を出しておらず、中短編好きとあって、
ジャケ買い?しました。
期待に反して?良質のSFがそろっていますね。
あっと驚く仕掛けはそれほどありませんが、読ませる作品が
そろっています。
新しい仕掛けを追求するようなSFの読み方が第一、という人以外
におすすめです。
2012年6月29日に日本でレビュー済み
事前知識なく、本屋で「ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞」のタスキだけ見て買いました。
2、3ページ読んだあたりで嫌な予感がしてカバーを外して作者名を見ると「やっぱり!」
女流SF作家でおもしろかった試しがないんですよね、私の場合。
本作品も例外ならず、というか、1ページ読むのも苦痛なほど全くどこにもおもしろみを感じることができない作品でした。これまで読んだSF小説で最悪でした。
高かったのでがんばったものの、約半分読んでリタイア。それ以上読み進めることができませんでした。
ちなみに私の好きなSFのジャンルは、ハードやミリタリーものです。本作品はその対極に位置するかと思われます。
ハードやミリタリーSFが嫌いで、宇宙船や未来武器やスペースベムが嫌いな人ならおもしろいと感じるのかもしれません。
2、3ページ読んだあたりで嫌な予感がしてカバーを外して作者名を見ると「やっぱり!」
女流SF作家でおもしろかった試しがないんですよね、私の場合。
本作品も例外ならず、というか、1ページ読むのも苦痛なほど全くどこにもおもしろみを感じることができない作品でした。これまで読んだSF小説で最悪でした。
高かったのでがんばったものの、約半分読んでリタイア。それ以上読み進めることができませんでした。
ちなみに私の好きなSFのジャンルは、ハードやミリタリーものです。本作品はその対極に位置するかと思われます。
ハードやミリタリーSFが嫌いで、宇宙船や未来武器やスペースベムが嫌いな人ならおもしろいと感じるのかもしれません。