頭の固い軍の指揮官のおかげで・・・と言うのは現実の戦争でも良く聞かれる話で、そこを横紙破りで活躍する主人公は、SFと言うより戦争ものの主人公の典型。
ポスリーンと呼ばれる存在は、それほど凶悪ではなくクリンゴン人を想わせる。
しかし・・・折角よその惑星を出しても文化や風土、特異な生物層は描かず、やっているのは戦争ばかり・・・戦争より、そっちをきちんと書かんかいっ!
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大戦前夜〈下〉―ポスリーン・ウォー〈1〉 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2010/7/30
- 本の長さ351ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/7/30
- ISBN-104150117683
- ISBN-13978-4150117689
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/7/30)
- 発売日 : 2010/7/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 351ページ
- ISBN-10 : 4150117683
- ISBN-13 : 978-4150117689
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,260,860位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,912位ハヤカワ文庫 SF
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年7月31日に日本でレビュー済み
正直言って、前半に比べると内容がやや落ちる。登場人物達のリアリティ、戦闘の展開、主人公の活躍、非常にイージーな展開で予定調和の中にあるように思える。敵の存在も、さして異質ではない。味方のエイリアンに比べて、敵のエイリアンに魅力がなさ過ぎるのが原因なのだろうか。
公平に見てアメリカ軍だけが活躍しすぎる展開ではなかったが、そうでなかったというだけ。アバターなんかで感じるような戦闘の胡散臭さを感じる。実践の描写になればなるほど軽く、アクション映画的に感じられてしまうのはいただけない。戦争につきものの苦悩が無く、その代わり血なまぐささだけが多い。ふたを開けてみるとこんなものかという感じがぬぐえない。リアリティが前半に比べてガタッと落ちた。下巻はつまりミリタリーSFとしては、竜頭蛇尾に感じられてしまった。捻りが無いのだ。この辺が本作が処女作であるが故の力量のなさなのかもしれない。
きわめて魅力的な環境は整っているのだが、後一歩書き切れていないように思えた。続刊に期待したい。
公平に見てアメリカ軍だけが活躍しすぎる展開ではなかったが、そうでなかったというだけ。アバターなんかで感じるような戦闘の胡散臭さを感じる。実践の描写になればなるほど軽く、アクション映画的に感じられてしまうのはいただけない。戦争につきものの苦悩が無く、その代わり血なまぐささだけが多い。ふたを開けてみるとこんなものかという感じがぬぐえない。リアリティが前半に比べてガタッと落ちた。下巻はつまりミリタリーSFとしては、竜頭蛇尾に感じられてしまった。捻りが無いのだ。この辺が本作が処女作であるが故の力量のなさなのかもしれない。
きわめて魅力的な環境は整っているのだが、後一歩書き切れていないように思えた。続刊に期待したい。
2011年3月10日に日本でレビュー済み
ついに、敵との大規模戦闘開始です。
恒星間移動や重装甲コンバットスーツなどの先進技術を提供された地球人は、
宇宙船で、戦闘状態にある惑星に乗りこみ、戦闘を開始します。
宇宙のあらゆる種族を殺しつくしながら侵攻する邪悪な宇宙人と、
装甲スーツを着た兵士が立ち向かう戦闘が、メインで進行します。
装甲スーツには、重力制御装置、自己修復ナノマシン、各種センサー、
通信機能、人工知能、火器完成装置、生命維持・治療装置、食糧供給機能ななどが、
なんでもそろっています。
重力を制御して空中浮揚したり、ビルの壁面を上下したり、なんでもありです。
(このあたり、科学的なリアリティを追及すると、ツッコミどころはいっぱいですけど、
エンターテイメントとして楽しんじゃいました)
戦闘を彩るこれらのメカ系ギミックの他にも、組織運営と連携、補給、通信、訓練などの後方業務や、
アンチハイテクで昔からの武器に固執する頭の固い士官との対立や、
部隊の人心掌握など生身の人間の問題もしっかり描かれています。
なお、戦闘は、徹底して地上戦です。宇宙船といえども地上で戦います。
宇宙船が地表近くを飛行し、装甲歩兵に撃墜されたりもします。
(このあたりも、やや作者都合でリアリティを欠いた感じもしますが、
ハリウッドのSF映画を見るような気持ちで読むと楽しめます)
装甲スーツを着た戦士の戦闘は、R.A.ハインラインの「宇宙の戦士」を彷彿とさせます。
しかし、装甲スーツでの戦闘だけでなく、通常の歩兵や戦車なども登場したり、
軍隊をつくりあげるまでの徴兵、訓練、資材調達などの話も加わっており、
「宇宙の戦士」よりもっとリアルに書こうという作者の意図がよくわかります。
物語は続きますが、最初の大規模戦闘は本巻で一区切りついてます。
上巻よんだらなら下巻読まないと損です
恒星間移動や重装甲コンバットスーツなどの先進技術を提供された地球人は、
宇宙船で、戦闘状態にある惑星に乗りこみ、戦闘を開始します。
宇宙のあらゆる種族を殺しつくしながら侵攻する邪悪な宇宙人と、
装甲スーツを着た兵士が立ち向かう戦闘が、メインで進行します。
装甲スーツには、重力制御装置、自己修復ナノマシン、各種センサー、
通信機能、人工知能、火器完成装置、生命維持・治療装置、食糧供給機能ななどが、
なんでもそろっています。
重力を制御して空中浮揚したり、ビルの壁面を上下したり、なんでもありです。
(このあたり、科学的なリアリティを追及すると、ツッコミどころはいっぱいですけど、
エンターテイメントとして楽しんじゃいました)
戦闘を彩るこれらのメカ系ギミックの他にも、組織運営と連携、補給、通信、訓練などの後方業務や、
アンチハイテクで昔からの武器に固執する頭の固い士官との対立や、
部隊の人心掌握など生身の人間の問題もしっかり描かれています。
なお、戦闘は、徹底して地上戦です。宇宙船といえども地上で戦います。
宇宙船が地表近くを飛行し、装甲歩兵に撃墜されたりもします。
(このあたりも、やや作者都合でリアリティを欠いた感じもしますが、
ハリウッドのSF映画を見るような気持ちで読むと楽しめます)
装甲スーツを着た戦士の戦闘は、R.A.ハインラインの「宇宙の戦士」を彷彿とさせます。
しかし、装甲スーツでの戦闘だけでなく、通常の歩兵や戦車なども登場したり、
軍隊をつくりあげるまでの徴兵、訓練、資材調達などの話も加わっており、
「宇宙の戦士」よりもっとリアルに書こうという作者の意図がよくわかります。
物語は続きますが、最初の大規模戦闘は本巻で一区切りついてます。
上巻よんだらなら下巻読まないと損です