たまたまですが、コロナウイルスによる外出自粛の最中、それも冬にこの本に出会えました。寒さといい、不自由さといい、環境は本の中に近くて、臨場感が溢れる読書となりました。
火星の上という、人生で経験することはあり得ない場所で、水と空気を確保して、ジャガイモを栽培して、ローバーを動かして旅に出る、、なんてロマンチックなストーリーでしょう。
随所に出てくる計算も(正直難しすぎて頭に入らない部分もあります)ただ闇雲にサバイバルしているのではなく、理論的に、化学的にサバイバルしている事を印象付けていてワクワク感を増幅させてくれます。
2日間で一気に読み進んでしまいました。名作です!
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火星の人 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2014/8/22
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。宇宙開発新時代の傑作ハードSF。
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2014/8/22
- ISBN-104150119716
- ISBN-13978-4150119713
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出版社より
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 | 火星の人〔新版〕 上 | アルテミス 上 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.7
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705
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5つ星のうち4.0
564
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価格 | ¥1,980¥1,980 | ¥968¥968 | ¥704¥704 |
『火星の人』で火星の、『アルテミス』で月での絶望的状況でのサバイバルをリアルに描いた著者が、人類滅亡の危機に立ち向かう男を描いた極限のエンターテインメント。 | 映画「オデッセイ」原作。有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが―。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。 | 人類初の月面都市アルテミス―直径500メートルのスペースに建造された5つのドームに2000人の住民が生活するこの都市で、合法/非合法の品物を運ぶポーターとして暮らす女性ジャズ・バシャラは、大物実業家のトロンドから謎の仕事の依頼を受ける。それは都市の未来を左右する陰謀へと繋がっていた…。『火星の人』で極限状態のサバイバルを描いた作者が、舞台を月に移してハリウッド映画さながらの展開で描く第二作。 |
商品の説明
著者について
アンディ・ウィアーは、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、作家志望だったウィアーが初めて発表した小説が本書『火星の人』である。『火星の人』は、まず自らのウェブサイトに公開され、その後キンドル版を発売。発売後3カ月で、35000ダウンロードを記録した。その後、2014年に紙書籍版を発売された。20世紀フォックスによる映画化が決定している。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2014/8/22)
- 発売日 : 2014/8/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 592ページ
- ISBN-10 : 4150119716
- ISBN-13 : 978-4150119713
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,878位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 258位ハヤカワ文庫 SF
- - 866位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テンポ良く進むストーリーと、危機下でもウィットに富んだ主人公が最高。
2022年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観てから数年経って小説を読んだら、頭の中でマット・デイモンが躍動していた。原作のディテールをふんだんに纏って、映画より豊かに、のびのびと。
最高。
最高。
2021年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画「オデッセイ」を何度も観るうち、どうしても小説も読みたくなってしまった!深刻な事も一つずつ、乗り越えて行くワトニーの明るさに、あらためて元気と勇気をもらいました。映画と小説、もちろん多少展開の違いはあるけれど、両方組み合わせて、イメージが広げられます。このあとまた、映画を観て、デヴィッド・ボウイのStarmanを一緒に歌おう♪無限に楽しみまーす!
2021年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画から起こされた小説ではなく、原作としてある作品なので非常に良かったです。
映画ではわかない細かい描写もあり非常に良い作品でした。
映画ではわかない細かい描写もあり非常に良い作品でした。
2020年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんてユーモアに溢れた作品だろうか。
彼とNASAの数億ドルの機材以外全て敵と言っても過言では無い世界で、素晴らしい頭脳と素晴らしい性格(と悪態)で果敢に立ち向かうアメリカ人を描いたSF小説。
全世界がハラハラと見守る中、マイペース名のフロンティア精神で良くも悪くも荒波を越えていく姿に笑みが零れる。
この作品が素晴らしいのはNASAの見守るしか出来ない「傍観者」と、土と糞に祈りながら生き抜く「当事者」の温度差が軽妙に描かれている所だ。
映画「オデッセイ」も素晴らしい作品だが、映像化の為に省かれている部分も多い為決して優劣が付けられるものでもない。
気になっている方は1度読んで欲しい。99セントで買えた作品に1100円出したく無い方も居るかもしれないが、たった1100円だ。
彼とNASAの数億ドルの機材以外全て敵と言っても過言では無い世界で、素晴らしい頭脳と素晴らしい性格(と悪態)で果敢に立ち向かうアメリカ人を描いたSF小説。
全世界がハラハラと見守る中、マイペース名のフロンティア精神で良くも悪くも荒波を越えていく姿に笑みが零れる。
この作品が素晴らしいのはNASAの見守るしか出来ない「傍観者」と、土と糞に祈りながら生き抜く「当事者」の温度差が軽妙に描かれている所だ。
映画「オデッセイ」も素晴らしい作品だが、映像化の為に省かれている部分も多い為決して優劣が付けられるものでもない。
気になっている方は1度読んで欲しい。99セントで買えた作品に1100円出したく無い方も居るかもしれないが、たった1100円だ。
2019年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不慮の事故で火星に取り残された主人公マーク・ワトニーのサバイバルと彼を救出するために全力を注ぐ地球の人々を描いた作品です。
これだけ見るとなんだか重そうだし難しそうと感じるかもしれませんがほとんどの章が彼の日記という形式で描かれているためスラスラと読み進められます。
また、彼自体が非常にポジティブかつシニカルな性格のため絶望的な状況にも関わらずちょっととぼけたブログを読むような軽い感覚で物語を捉えられ、かつ感情移入出来るのは見事です。
科学的な解説は確かに多いですがそれほど難解でもなく、なんとなく把握して読んでも問題ないレベルですので深く考えずにそういうものだと流していけば良いと思います。
個人的にはリアル感のあるSFモノで急に現実離れした技術や宇宙人などが登場すると冷めてしまうのですがその点も作者が元NASA職員という事もあり実現可能かは置いておいてリアリティある描写で興味深く読めました。
ワトニーを応援したりNASAの人々の優秀さに感嘆しているうちにあっという間にラストを迎え、読後感も気持ちよく素敵な作品でした。
これだけ見るとなんだか重そうだし難しそうと感じるかもしれませんがほとんどの章が彼の日記という形式で描かれているためスラスラと読み進められます。
また、彼自体が非常にポジティブかつシニカルな性格のため絶望的な状況にも関わらずちょっととぼけたブログを読むような軽い感覚で物語を捉えられ、かつ感情移入出来るのは見事です。
科学的な解説は確かに多いですがそれほど難解でもなく、なんとなく把握して読んでも問題ないレベルですので深く考えずにそういうものだと流していけば良いと思います。
個人的にはリアル感のあるSFモノで急に現実離れした技術や宇宙人などが登場すると冷めてしまうのですがその点も作者が元NASA職員という事もあり実現可能かは置いておいてリアリティある描写で興味深く読めました。
ワトニーを応援したりNASAの人々の優秀さに感嘆しているうちにあっという間にラストを迎え、読後感も気持ちよく素敵な作品でした。