個人的にファンタジー小説はあまり読まないのですが、作者の
ウィリアム・ゴールドマンのファンなので手にとってみました。
読んでよかった。傑作です。
従来のファンタジーをおちょくったような語り口とひねりにひねった
展開でぐいぐい読ませます。
一筋縄でいかないキャラクターたちも魅力満点。
この雰囲気って何かに似てるなって考えてみたら、そうだ「シュレック」です!
あの映画が好きな人は、この本も楽しめるはず。
もちろん正統派ファンタジーが好きな人にもオススメです。
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プリンセス・ブライド (ハヤカワ文庫 FT 85) 文庫 – 1986/5/1
ウィリアム・ゴールドマン
(著),
佐藤 高子
(翻訳)
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1986/5/1
- ISBN-104150200858
- ISBN-13978-4150200855
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1986/5/1)
- 発売日 : 1986/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4150200858
- ISBN-13 : 978-4150200855
- Amazon 売れ筋ランキング: - 360,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年6月5日に日本でレビュー済み
「明日に向かって撃て!」の著者が偽名を使って書いたユーモアあふれる怪書。美女・海賊・悪役と、キャラも個性的。
でも一番個性的なのは、やっぱり著者自身。解説と称して物語を分断しちゃうんだけど、そのやりかたが実に巧妙。ぐいぐい引き込まれちゃう。
私は大笑いしながら読んだくせに、大事な教訓が残った。
「人生は公平ではない」。
実は、ファンタジーの仮面をかぶった教訓書だったりする。
でも一番個性的なのは、やっぱり著者自身。解説と称して物語を分断しちゃうんだけど、そのやりかたが実に巧妙。ぐいぐい引き込まれちゃう。
私は大笑いしながら読んだくせに、大事な教訓が残った。
「人生は公平ではない」。
実は、ファンタジーの仮面をかぶった教訓書だったりする。
2003年7月28日に日本でレビュー済み
本書は、なにからなにまでお遊びで出来ている。それでいて一級のエンターテイメントに仕上がっているのは素晴らしい。
まったく虚構の本をでっち上げるのもさることながら、それをゴールドマンが思い出の書として抜粋版で紹介したのが本書という体裁も、途中に入ってくるゴールドマンのコメントも、小説の中の登場人物の会話も、話自体も、ほんとに人をくった楽しいものである。
剣と魔法の物語を、さらに虚構にくるんではじめっから煙に捲いてしまうセンスには脱帽だ。
自分もこういうお話を書きたいと素直に思ってしまう。
ほんと楽しい本であります。
まったく虚構の本をでっち上げるのもさることながら、それをゴールドマンが思い出の書として抜粋版で紹介したのが本書という体裁も、途中に入ってくるゴールドマンのコメントも、小説の中の登場人物の会話も、話自体も、ほんとに人をくった楽しいものである。
剣と魔法の物語を、さらに虚構にくるんではじめっから煙に捲いてしまうセンスには脱帽だ。
自分もこういうお話を書きたいと素直に思ってしまう。
ほんと楽しい本であります。
2000年12月5日に日本でレビュー済み
映画にもなっているが、文句無く、この原作の方がおもしろい。ファンタジーとして売られているが、そんなものじゃない。著者ゴールドマンの面目躍如。あちらこちらに冗談と肩すかしが満載で、すんなり終わらない。文庫は品切れのようだが、原著は25周年記念版がでており、後日談もあり結末のフォローがなされている(?)。