今回はベンよりもいつもは脇役の人たちが大活躍しました。
現実世界ではあまりぱっとしなかったマイルズも力強い仲間です。
このシリーズで魔術師といったらクエスターですが、
彼は魔法使いというより魔法に使われいる人なので「大失敗」ってこれ以上何を失敗する話なんだろうと読み始めました。
タイトルとは裏腹に彼の大活躍です。
「人生は学習じゃ、マイケル」ってカッコイイよクエスター。
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魔術師の大失敗 (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー 3) 文庫 – 1990/5/1
- 本の長さ393ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1990/5/1
- ISBN-104150201382
- ISBN-13978-4150201388
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1990/5/1)
- 発売日 : 1990/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 393ページ
- ISBN-10 : 4150201382
- ISBN-13 : 978-4150201388
- Amazon 売れ筋ランキング: - 625,785位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2007年9月4日に日本でレビュー済み
ランドオーバー第3弾。
過去に魔術師クエスターの魔法で犬(しかも手足の先は人間)になったままの宮廷書記のアバーナシイ。
ついに戻し方が分かって、クエスターが魔法をかけるも失敗、アバーナシイをランドオーバーからアメリカに飛ばしてしまう。
飛ばされたアバーナシイはランドオーバーに戻れず、しかもそこには仇敵がいて−というお話。
アメリカに人間の姿に戻ってやってきたアバーナシイ。
1巻、2巻でずっと犬の姿だったアバーナシイがどんな顔なのか、テレビドラマか映画にでもしたら面白そうです。
是非みたいです。
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飛ばされたアバーナシイはランドオーバーに戻れず、しかもそこには仇敵がいて−というお話。
アメリカに人間の姿に戻ってやってきたアバーナシイ。
1巻、2巻でずっと犬の姿だったアバーナシイがどんな顔なのか、テレビドラマか映画にでもしたら面白そうです。
是非みたいです。
2004年10月18日に日本でレビュー済み
ランドオーヴァーシリーズも第3弾。
今度は舞台を魔法の国ランドオーヴァーと現代社会の二つの世界で同時に進行する、アクション的要素の多いお話。
宮廷の魔法使いクエスターの大失敗で、半犬人間の宮廷書記アバナーシィがメダルと共に現実社会のアメリカに飛ばされてしまうという、読んでるこちらの胃が痛くなるようなどん底からストーリーは始まり、主人公・ベンの片腕だったマイルズも巻き込み、現実と魔法のふたつの国で話は大きく展開していく。
既存のキャラクターもその個性をもってよく動き、また前ランドーオーヴァー国王の不肖の息子マイケルが良いヒールの役どころで存在感を放つ。
最後に繰り広げられる、クエスターの大活躍は、それまでじわりじわりと追い詰められていく主人公たちを一気に開放する爽快感にあふれて胸のすく思い。
すでに主人公・ベンの居場所はアメリカではなく、魔法の国ランドオーヴァーに移っている心境の変化が、古い友人との会話の中にあふれていて、全体のターニングポイント的なストーリー。
最後は幸福な結婚でしめくくられる、非常に映像的で楽しい、ほっと一息の作品です。
今度は舞台を魔法の国ランドオーヴァーと現代社会の二つの世界で同時に進行する、アクション的要素の多いお話。
宮廷の魔法使いクエスターの大失敗で、半犬人間の宮廷書記アバナーシィがメダルと共に現実社会のアメリカに飛ばされてしまうという、読んでるこちらの胃が痛くなるようなどん底からストーリーは始まり、主人公・ベンの片腕だったマイルズも巻き込み、現実と魔法のふたつの国で話は大きく展開していく。
既存のキャラクターもその個性をもってよく動き、また前ランドーオーヴァー国王の不肖の息子マイケルが良いヒールの役どころで存在感を放つ。
最後に繰り広げられる、クエスターの大活躍は、それまでじわりじわりと追い詰められていく主人公たちを一気に開放する爽快感にあふれて胸のすく思い。
すでに主人公・ベンの居場所はアメリカではなく、魔法の国ランドオーヴァーに移っている心境の変化が、古い友人との会話の中にあふれていて、全体のターニングポイント的なストーリー。
最後は幸福な結婚でしめくくられる、非常に映像的で楽しい、ほっと一息の作品です。