ザンス12作目。
17歳になった王女アイビィが、ヘブンセントを使ってハンフリー一家を探しに出かけた。
何かが狂って彼女がついたのはハンフリーの元ではなくマンダニア。
そこでグレイという青年と出会った。
王女という立場ではなく自分自身に好意をもってもらいたいアイビィと、
アイビィの事を魔法を信じてるイタイ娘だと思いながらも彼女を好きになってしまったグレイ。
そんな二人を引き離そうとする運命。ジレンマ。
惹かれあい運命にあらがおうとする二人を応援したくなります。
ザンスの存在をなかなか信じないグレイにはやきもきさせられましたが。。。
ハンフリー一家がいなくなってからのシリーズでは一番面白かったです。
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マーフィの呪い (ハヤカワ文庫 FT ア 1-12 魔法の国ザンス 12) 文庫 – 1999/8/1
- 本の長さ551ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1999/8/1
- ISBN-104150202648
- ISBN-13978-4150202644
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1999/8/1)
- 発売日 : 1999/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 551ページ
- ISBN-10 : 4150202648
- ISBN-13 : 978-4150202644
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,126,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めてこのシリーズを読んだのは今から20数年前で、当時、眠ることも忘れて読みふけったことを覚えてる。で、「王女とドラゴン」まで読んだ後、しばらくは離れていたのだけど、久しぶりに思い立ち、その後のシリーズをとりあえず、ここまで読んでみたのだけど・・・
他のひとは星5つつけているみたいだが、自分の評価は星2つ。少なくても、ここまでの話の中で一番つまらない・・・というか、主役クラスの登場人物に感情移入が全くできなかった。
特にアイビィ。彼女がグレイを好きになるという話が唐突すぎて、ひどく軽い女の子に見えてしまっている気がする。
前作の9歳だったドルフは別枠におくとして、このシリーズ全体を通しての主人公達の愛の育みかたは、試練の中でもっとゆっくりと、もっと必然的に、そしてもっとドラマチックだったような気がする。ビンクとカメレオンしかり、ドオアとイレーヌしかり、メリメリとタンディ、グランディとラプンツェル、ジョナサンとミリー、ハンフリーとゴルゴンでさえも。
だから、今回、アイビィとグレイの語る愛というものが、ひどく安っぽいものに思えて、しかもそれが作品を通しての道筋になっているため、途中でばからしくなってしまい、最後のほうはやっつけ仕事みたいな気持ちで読んでしまった。
自分が歳とったってことなのかあ、これ・・・でも、最初の頃のシリーズは今読んでもおもしろいしなあ。
他のひとは星5つつけているみたいだが、自分の評価は星2つ。少なくても、ここまでの話の中で一番つまらない・・・というか、主役クラスの登場人物に感情移入が全くできなかった。
特にアイビィ。彼女がグレイを好きになるという話が唐突すぎて、ひどく軽い女の子に見えてしまっている気がする。
前作の9歳だったドルフは別枠におくとして、このシリーズ全体を通しての主人公達の愛の育みかたは、試練の中でもっとゆっくりと、もっと必然的に、そしてもっとドラマチックだったような気がする。ビンクとカメレオンしかり、ドオアとイレーヌしかり、メリメリとタンディ、グランディとラプンツェル、ジョナサンとミリー、ハンフリーとゴルゴンでさえも。
だから、今回、アイビィとグレイの語る愛というものが、ひどく安っぽいものに思えて、しかもそれが作品を通しての道筋になっているため、途中でばからしくなってしまい、最後のほうはやっつけ仕事みたいな気持ちで読んでしまった。
自分が歳とったってことなのかあ、これ・・・でも、最初の頃のシリーズは今読んでもおもしろいしなあ。
2010年8月21日に日本でレビュー済み
アイビィももう17歳、そろそろベッドの下の怪物が信じられなくなるお年頃です。
ザンスシリーズは8巻以降は個人的にはあまり面白くない話も多くなってきた様に思っていましたが、この巻は楽しく読むことができました。今回はマンダニア人の視点を元にザンスが見直されているということもあり、読んでいてなんだか初期のザンスシリーズに近い感覚がある様にも思いました。
アイビィがどんな風に成長したのか楽しみながら読ませてもらいましたが、予想とは違いごく普通の女の子でした。
子供の頃のアイビィからはちょっと想像できませんが、王女としての教育のせいなのかドルフの婚約者達の影響なのか、本当に普通の女の子です。イレーヌの同じ年頃と比較すると個性に欠けている様にも思いますが、これから幸せになってくれそうなストーリィに仕上がっていますので、この展開でもありなのかなとちょっとだけ無理やり納得しました。
ザンスシリーズは8巻以降は個人的にはあまり面白くない話も多くなってきた様に思っていましたが、この巻は楽しく読むことができました。今回はマンダニア人の視点を元にザンスが見直されているということもあり、読んでいてなんだか初期のザンスシリーズに近い感覚がある様にも思いました。
アイビィがどんな風に成長したのか楽しみながら読ませてもらいましたが、予想とは違いごく普通の女の子でした。
子供の頃のアイビィからはちょっと想像できませんが、王女としての教育のせいなのかドルフの婚約者達の影響なのか、本当に普通の女の子です。イレーヌの同じ年頃と比較すると個性に欠けている様にも思いますが、これから幸せになってくれそうなストーリィに仕上がっていますので、この展開でもありなのかなとちょっとだけ無理やり納得しました。
2003年12月8日に日本でレビュー済み
「王女とドラゴン」で3つの頃からパワフルな
魔法の力を持っていたアイビィが、魔法の効かない
マンダニアへやってくる。美しかった髪は色あせ、
王女であるということも打ち明けられず、
チェリーパイは木になっていないし言葉も通じない。
マンダニアで一体どうやって生きていけばいいのか?
自分では全く知らなかったが突然自分が魔法使いの
息子であると教えられたマンダニアのグレイが
飛び込んだザンスの世界も同じように恐ろしいところだった。
木は意志を持ち、竜がのし歩くそんな世界。
もし、誰かがザンスから突然やってきたら?
もし、私達がザンスへいきなり行ったら?
そういうことを考えてしまう楽しい1冊。
駄洒落の連発だが、日本語になった時点で
あまりわからなくなっているのが惜しい。
魔法の力を持っていたアイビィが、魔法の効かない
マンダニアへやってくる。美しかった髪は色あせ、
王女であるということも打ち明けられず、
チェリーパイは木になっていないし言葉も通じない。
マンダニアで一体どうやって生きていけばいいのか?
自分では全く知らなかったが突然自分が魔法使いの
息子であると教えられたマンダニアのグレイが
飛び込んだザンスの世界も同じように恐ろしいところだった。
木は意志を持ち、竜がのし歩くそんな世界。
もし、誰かがザンスから突然やってきたら?
もし、私達がザンスへいきなり行ったら?
そういうことを考えてしまう楽しい1冊。
駄洒落の連発だが、日本語になった時点で
あまりわからなくなっているのが惜しい。
2004年3月1日に日本でレビュー済み
失踪したハンフリーを探すため,アイビィはヘブン・セントを用いたが、送り込まれた先は、マンダニアに暮らすグレイ・マーフィという青年のところだった。
天真爛漫だった3歳の頃とは異なり,17歳のアイビィは平穏な毎日に悶々としています。
晩生なアイビィには、夢がある。王女ではないアイビィを見てくれる相手と恋愛するという夢が。
また,一方,マンダニアのグレイ・マーフィも同じように,退屈な毎日を送っていた。
二人は意気投合するが、お互いの文化の違いを理解しきれない。
それでも、グレイはアイビィのために、ザンスへ旅立つ。
今回はアイビィも含めてわかりやすい魔法を持った人物が少ないので、登場人物たちが相当に苦労して旅をします。
読み進むうちに、グレイとアイビィを本気で応援している自分に気づくことでしょう。
天真爛漫だった3歳の頃とは異なり,17歳のアイビィは平穏な毎日に悶々としています。
晩生なアイビィには、夢がある。王女ではないアイビィを見てくれる相手と恋愛するという夢が。
また,一方,マンダニアのグレイ・マーフィも同じように,退屈な毎日を送っていた。
二人は意気投合するが、お互いの文化の違いを理解しきれない。
それでも、グレイはアイビィのために、ザンスへ旅立つ。
今回はアイビィも含めてわかりやすい魔法を持った人物が少ないので、登場人物たちが相当に苦労して旅をします。
読み進むうちに、グレイとアイビィを本気で応援している自分に気づくことでしょう。