「マジカルランド」シリーズの第13作だが、本書からはジョディ・リン・ナイという共作者との合作になっている。今後、何作も二人で書いていくためのウォーミングアップとしての一冊で、「魔性の女がいっぱい!」、「魔法の指をあやつる男!」、「魔境の至宝を追いかけろ!」の3つの短編が収められている。
それぞれ出演者が違っていて、「魔性の女がいっぱい!」にはスキーヴとバニー、「魔法の指をあやつる男!」にはチャムリィとグィドとタンダ、「魔境の至宝を追いかけろ!」にはマッシャとオゥズが登場する。挿話的な内容で、結末がうまくついていなかったり、疑問が残ったりするものがあった。
アスプリンは、アイデアが枯渇して書けなくなってしまったのだろうなと思わされた。
まあ、今後に期待ということで。
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今日も元気に魔法三昧! (ハヤカワ文庫 FT ア 3-13 マジカルランド) 文庫 – 2004/12/1
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2004/12/1
- ISBN-104150203768
- ISBN-13978-4150203764
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2004/12/1)
- 発売日 : 2004/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 253ページ
- ISBN-10 : 4150203768
- ISBN-13 : 978-4150203764
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,558,739位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月22日に日本でレビュー済み
翻訳者のセンスというものもあるのだと思いますが、面白く翻訳されています。
駄洒落的なものもあり、原本の英語ではどう書かれているのだろうと思ったりすることもあります。
シリーズの最初は軽い笑い話的な印象を受けていましたが、主人公の成長と共に奥の深いテーマが存在しているようで、ストーリーに惹きこまれています。
駄洒落的なものもあり、原本の英語ではどう書かれているのだろうと思ったりすることもあります。
シリーズの最初は軽い笑い話的な印象を受けていましたが、主人公の成長と共に奥の深いテーマが存在しているようで、ストーリーに惹きこまれています。
2004年12月24日に日本でレビュー済み
アスプリンのマジカルランドシリーズ。いままでと違って共作です。
そして短編集になっています。主人公も偉大なるスキーヴだけでなく
他のキャラクターの作品もあります。
感想は、うーん、アスプリンちっくでない作品もある感じが
する・・・。アスプリンもマジカルランドシリーズは久しぶり
みたいだから、少し勘が鈍った?
次回作は前と同じような長編みたいだから、期待したい。
何より、マジカルランドシリーズが再開したのは嬉しい。
そして短編集になっています。主人公も偉大なるスキーヴだけでなく
他のキャラクターの作品もあります。
感想は、うーん、アスプリンちっくでない作品もある感じが
する・・・。アスプリンもマジカルランドシリーズは久しぶり
みたいだから、少し勘が鈍った?
次回作は前と同じような長編みたいだから、期待したい。
何より、マジカルランドシリーズが再開したのは嬉しい。
2005年1月23日に日本でレビュー済み
3話の独立した短編集の今回の特徴は、各話の語り手がそれぞれ違い、コンビやトリオを組む相手も毎回違うので、あの人とあの人の組み合わせに意外性があったり、絶妙なチームワークを見せたりと愉快爽快な物語になっています。特に、今回も、人間社会への風刺の効いた設定や小道具が話に破綻をきたすことなく上手い具合におさまっているのも良かったので、共作者のジュディ・リン・ナイがわざわざ序文でファンへの配慮からか、言い訳ともとれるような楽屋話(経緯)を話す必要もなかったかと思います。個人的には、熾烈なミスコンの出場者になった仲間を、魔法その他の激しい妨害合戦から守り、優勝賞品の「魅惑の箱」のオチの話が一番面白かったように思えます。各章ごとの著名人のパロディ引用がない代わりに、『マジカルランド』シリーズのミニ用語集が付くサービスぶり、水玉氏のイラストの中でも、「わるがしこいねずみの『ユ・スリーとタ・カリー』」が最高でした。