うぉ〜、エレニア記を早川書房版で通し読みが出来る!!
これから初めて読む人が羨ましいです。
以前、角川書店から出ていた時は、
この続編「タムール記」が、早川書房からほぼ同時期に出版されていて
少々戸惑った経験が・・・。
角川版も悪くはないですが、装丁のイメージがあまりに違いすぎて、
全く別物でした。書籍の装丁イメージは大事ですね。
今回の装丁は、この作品に比較的合っている気がします。
中身については、あれこれ言わなくてもいいですね。
訳者の方がエディングス節を新鮮に訳してくださっているので
「ベルガリアード物語」と似ているようでいて似ていない物語世界が
先々で待ち構えています。
ちょっとくたびれた中年騎士が主人公というのも、エディングスらしく
その活躍に目が離せなくなることでしょう。
RPGやエピックファンタジーでは定番で王道に見える設定ですが、
「外さない」「外れない」「最後まで読ませてしまう」物語は
凄いと言わざるを得ません。
是非一度手にして読んでみて
その世界に登場人物たちが息づいているのを感じてください。
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眠れる女王 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-38 エレニア記 1) 文庫 – 2006/7/7
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/7/7
- ISBN-104150204187
- ISBN-13978-4150204181
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/7/7)
- 発売日 : 2006/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 380ページ
- ISBN-10 : 4150204187
- ISBN-13 : 978-4150204181
- Amazon 売れ筋ランキング: - 361,126位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2007年2月2日に日本でレビュー済み
このシリーズ、個人的には90点と言いたい。
この前のシリーズ「ベルガリアード」〜「マロリオン」が素晴らしすぎるための本シリーズの減点である。
このシリーズから読んだのなら迷わず100点を献上しただろう。そのくらいよく出来ている。
ファンタジーの形を取っているが、エディングス夫妻の作品はその言葉のくくりに囚われない。
どのシリーズにもエディングス夫妻の人生についての造詣の深さを感じる。
ユーモアと存在感のあるキャラクター達は、ファンタジーの傑作「指輪物語」を凌ぐ。
そんな事を書くと「指輪」ファンに殺されそうだが、僕とて隠れもしない「指輪」ファン。
読み手に許された自由度は少ないかもしれないが、作り込まれたキャラクターの出来の良さという点では、
両書を読み比べた事のある人であれば同意してくれる人も多いのではないだろうか。
指輪や、他のファンタジー作品が童話的な語り口や世界を用いているのに対し、
エディングス作品は中世に実際にあった舞台と見まごうばかりの土台感(そんな言葉無いか)
を備えている。ファンタジーらしく、「人」以外の種族も出なくはないが、キャラクターは
あくまで人間的な感情をベースにしていて、現実的世界観を壊さない。
エレニアから始まるこのシリーズ、とにかく大推奨である。未読の方は読んで、魅了されていただきたい。
さらに前シリーズは、文句のつけ用が無い傑作シリーズです。
ぜひぜひエディングス夫妻の世界に足を踏み入れて頂きたいと思います。
この前のシリーズ「ベルガリアード」〜「マロリオン」が素晴らしすぎるための本シリーズの減点である。
このシリーズから読んだのなら迷わず100点を献上しただろう。そのくらいよく出来ている。
ファンタジーの形を取っているが、エディングス夫妻の作品はその言葉のくくりに囚われない。
どのシリーズにもエディングス夫妻の人生についての造詣の深さを感じる。
ユーモアと存在感のあるキャラクター達は、ファンタジーの傑作「指輪物語」を凌ぐ。
そんな事を書くと「指輪」ファンに殺されそうだが、僕とて隠れもしない「指輪」ファン。
読み手に許された自由度は少ないかもしれないが、作り込まれたキャラクターの出来の良さという点では、
両書を読み比べた事のある人であれば同意してくれる人も多いのではないだろうか。
指輪や、他のファンタジー作品が童話的な語り口や世界を用いているのに対し、
エディングス作品は中世に実際にあった舞台と見まごうばかりの土台感(そんな言葉無いか)
を備えている。ファンタジーらしく、「人」以外の種族も出なくはないが、キャラクターは
あくまで人間的な感情をベースにしていて、現実的世界観を壊さない。
エレニアから始まるこのシリーズ、とにかく大推奨である。未読の方は読んで、魅了されていただきたい。
さらに前シリーズは、文句のつけ用が無い傑作シリーズです。
ぜひぜひエディングス夫妻の世界に足を踏み入れて頂きたいと思います。
2006年7月17日に日本でレビュー済み
超人気シリーズの「ベルガリアード物語」や「マロリオン物語」で知られるデビッド・エディングスの作品。
角川スニーカー文庫で上下巻×3で刊行されていたシリーズが、すったもんだの末にハヤカワFTで再刊行開始。
神々の力を秘め強大な力を持つといわれる宝石ベーリオンをめぐる物語、ってまんま「ベルガリアード物語」とモチーフいっしょじゃんか。
と思うかもしれないが、この作品ではそんなことはどうでもいいのだ。
エディングス作品の命はキャラクターと会話。
「ベルガリアード物語」や「マロリオン物語」同様、この作品でも粋な会話が存分に楽しめる。
序盤のキャラクター設定のブレも見られず、確固とした人格を持つ登場人物たちが作品世界を縦横に動き回る。
また主題自体はよくあるものでも、背景世界と設定は非常に緻密であることもエディングス作品の特徴と言える。
張り巡らされた神話と複線が、どのようにスパーホークたちの旅と交差して行くのか。
これからの展開が非常に楽しみだ。
角川スニーカー文庫で上下巻×3で刊行されていたシリーズが、すったもんだの末にハヤカワFTで再刊行開始。
神々の力を秘め強大な力を持つといわれる宝石ベーリオンをめぐる物語、ってまんま「ベルガリアード物語」とモチーフいっしょじゃんか。
と思うかもしれないが、この作品ではそんなことはどうでもいいのだ。
エディングス作品の命はキャラクターと会話。
「ベルガリアード物語」や「マロリオン物語」同様、この作品でも粋な会話が存分に楽しめる。
序盤のキャラクター設定のブレも見られず、確固とした人格を持つ登場人物たちが作品世界を縦横に動き回る。
また主題自体はよくあるものでも、背景世界と設定は非常に緻密であることもエディングス作品の特徴と言える。
張り巡らされた神話と複線が、どのようにスパーホークたちの旅と交差して行くのか。
これからの展開が非常に楽しみだ。