登場人物がドラゴンのハーレクインロマンスっぽい筋書きで、
とても楽しかったです。
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ドラゴンがいっぱい!―アゴールニン家の遺産相続奮闘記 (ハヤカワ文庫 FT ウ 4-1) 文庫 – 2008/3/7
ドラゴンたちの国、ティアマト国。アゴールニン啖爵(だんしやく)の臨終の席は大騒ぎだった。娘婿のデヴラク士爵(ししやく)が、横暴にも取り決め以上にその遺骸を食べてしまったのだ! そのうえ、いやらしい牧師が次女のセレンドラに言いよって、あろうことか……!? この一件がきっかけで、アゴールニン家の兄弟姉妹は、遺産相続をめぐる裁判、身分違いの恋愛騒動、洞窟に隠された秘宝の探索などなど、とんでもない事件に巻きこまれることに……。
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2008/3/7
- ISBN-104150204640
- ISBN-13978-4150204648
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2008/3/7)
- 発売日 : 2008/3/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 464ページ
- ISBN-10 : 4150204640
- ISBN-13 : 978-4150204648
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,308,409位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2009年1月26日に日本でレビュー済み
なんとなく表紙に惹かれて買ってみた一冊。
登場人物がドラゴンであるがゆえに、一部特有の文化があるが、しかし、なんと人間臭い話なのだろうか。宗教派閥、遺産相続とそれにまつわる裁判、身分社会、賄賂、監禁、嫁姑問題など、古今東西煩わされる諸問題に溢れている。まさにドラゴン(野蛮の象徴か)に仮託した、人間の醜さなのだろう。
前半はこのドラゴン社会を掴みづらいことと話の暗さでなかなか読み進めることができなかったが、慣れてくるに従って後半スピードアップ。その勢いでラストまで読んでしまった。
最終的にはハッピーエンドになるのだが、登場人物が多いのが理由ではなく、主人公格が多いがために、消化不良になってしまっている部分があると感じられるのが残念。
登場人物がドラゴンであるがゆえに、一部特有の文化があるが、しかし、なんと人間臭い話なのだろうか。宗教派閥、遺産相続とそれにまつわる裁判、身分社会、賄賂、監禁、嫁姑問題など、古今東西煩わされる諸問題に溢れている。まさにドラゴン(野蛮の象徴か)に仮託した、人間の醜さなのだろう。
前半はこのドラゴン社会を掴みづらいことと話の暗さでなかなか読み進めることができなかったが、慣れてくるに従って後半スピードアップ。その勢いでラストまで読んでしまった。
最終的にはハッピーエンドになるのだが、登場人物が多いのが理由ではなく、主人公格が多いがために、消化不良になってしまっている部分があると感じられるのが残念。
2008年4月25日に日本でレビュー済み
2005年6月刊行の『アゴールニンズ』の文庫版です。
単行本があまりにもおもしろかったので、続編だったら「ぜひぜひ買わなくちゃー!」と思ったのですが、……同じものでした。残念!
登場人物(?)をぜんぶ竜にしたゆえの設定……黄金の上に寝るとハッピーであるとか、遺骸は分け合って食べるものだとか、たくさん食べると大きく偉くなれるとか……と、ヴィクトリア朝をモデルにした設定……聖職者の立場とか、結婚とか、爵位とか……との、混ぜ合わせ具合が絶妙。
ヴィクトリア朝小説を少なくとも何篇か読んだことがあり、SFやファンタジーに抵抗がなく、軽妙な語り口調の巻きこまれ型コメディが大好きなかた……たとえば、コニー・ウィリス『犬は勘定にいれません』が大好き! みたいなかた……に、だんぜんのオススメ。
単行本があまりにもおもしろかったので、続編だったら「ぜひぜひ買わなくちゃー!」と思ったのですが、……同じものでした。残念!
登場人物(?)をぜんぶ竜にしたゆえの設定……黄金の上に寝るとハッピーであるとか、遺骸は分け合って食べるものだとか、たくさん食べると大きく偉くなれるとか……と、ヴィクトリア朝をモデルにした設定……聖職者の立場とか、結婚とか、爵位とか……との、混ぜ合わせ具合が絶妙。
ヴィクトリア朝小説を少なくとも何篇か読んだことがあり、SFやファンタジーに抵抗がなく、軽妙な語り口調の巻きこまれ型コメディが大好きなかた……たとえば、コニー・ウィリス『犬は勘定にいれません』が大好き! みたいなかた……に、だんぜんのオススメ。