ある日突然実はドラゴンの血筋であることを知らされた兄妹は、その力の強大さから、
上院議員、国土安全保障省、中国マフィア、謎の暗殺者……いきなり世界中から追われはじめた。
マジカルランド・シリーズで有名なロバート・アスプリンが晩年にたどりついた新境地。
架空の世界を舞台にした作品が多い著者が、現実の世界で情熱と音楽の街・ニューオーリンズの
フレンチ・クォーター(一般的にクォーターと言われる)を舞台にしています。
クォーターに思わずいって、いろいろ確かめたくなるような、著者のクォーター・ラブっぷりでいっぱいです。
舞台は変わってのとまどいはあるものの登場人物たちの軽妙なトークは健在。
本作品自体は長期シリーズになることを見越した序盤編みたいなところで、伏線などは張りっぱなし、
で終わってます。
おっ!と思わせる新シリーズだっただけに、2作目でアスプリン氏が62歳で亡くなってしまったのは
非常に残念です。
本シリーズの3作目以降、マジカルランドとともにジョディ・リン・ナイ氏が引き継いだとのこと。
日本語訳がとまらないことを切に願います。
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ドラゴンズ・ワイルド (ハヤカワ文庫FT) 文庫 – 2009/5/30
- 本の長さ509ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2009/5/30
- ISBN-104150204969
- ISBN-13978-4150204969
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/5/30)
- 発売日 : 2009/5/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 509ページ
- ISBN-10 : 4150204969
- ISBN-13 : 978-4150204969
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,821,095位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月25日に日本でレビュー済み
「世界には今なおドラゴンが数多く存在する。お前はその中でも純血に近いドラゴンであり、世界中の組織に狙われる身なのだ」
伯父にそう告げられたグリフェンは、モーセと呼ばれる男を元締めとする組織に身を寄せることとなり、アメリカ南部の情熱の街ニューオリンズへと向かいます。
作者の作品は架空の世界を舞台にした物が多かったので、現代を舞台にした本作には、作者の愛読者ほど違和感を感じるかもしれません。ですが絶妙な言葉回しや秀逸なユーモアは健在であり、ニューオリンズの色彩豊かな描写には作者にリアルな情景を描かせたらこれほどまでなのかと感心してしまいました。
残念ながら作者は去年亡くなられましたが、作者の遺志を継いだリン・ナイ女史には頑張って欲しいと思います。
伯父にそう告げられたグリフェンは、モーセと呼ばれる男を元締めとする組織に身を寄せることとなり、アメリカ南部の情熱の街ニューオリンズへと向かいます。
作者の作品は架空の世界を舞台にした物が多かったので、現代を舞台にした本作には、作者の愛読者ほど違和感を感じるかもしれません。ですが絶妙な言葉回しや秀逸なユーモアは健在であり、ニューオリンズの色彩豊かな描写には作者にリアルな情景を描かせたらこれほどまでなのかと感心してしまいました。
残念ながら作者は去年亡くなられましたが、作者の遺志を継いだリン・ナイ女史には頑張って欲しいと思います。